37/1000 但馬屋珈琲店本店@東京都新宿区西新宿 190804
このお店も、前から行きたかったお店。前を通ると、ぷ〜んと焙煎した豆の香りがします。
その横には、思い出横丁があります。今は少なくなった古き良き時代の新宿。その一角にあります。
この日はお昼に来たのでランチを兼ねて。別格チキンと蓮根のサンドと、沢山の豆の中から、好きなマンデリンを。
↑沢山の豆の種類
チキンの旨味とピリッと効いたブラックペッパー、そして蓮根の歯ざわり、トーストのパリッとした感じがいいですね。美味しい。
マンデリンも、苦味の中に甘味があって美味しい。やっぱりここもネルドリップ。お店の人にネルドリップで淹れる理由を聞くと、豆に合わせて淹れ方の細かい調整ができるそうです。これだけの種類の豆の特徴を引き出すにはネルドリップが最適なんですね。カップも素敵。沢山の中から選んでくれます。オーナーが一脚一脚、買い揃えたそうです。2階にもまだ沢山あるそうです。
となりのカウンターに、海外から来た旅行者が、興味深そうに珈琲を楽しんでいます。
「海外からのお客さんも多いのですか?」
と聞くと、
「となりの思い出横丁に来る海外からの旅行者が多くなってるんです。日本独特の文化でしょ。日本への旅に慣れた人は、当たり前の観光地では物足りないんでしょうね。その効果もあって、ここにも寄ってくれます。」
どの都市も、新しい開発で、経済合理性を優先する為に、どこの駅に降りても同じ顔、同じ匂いになりつつあります。この様な独特の世界観がある場所はずっと残って欲しいですね。
東京都新宿区西新宿1-2-6
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