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13/1000 L@東京都千代田区神田猿楽町 190717

ある雑誌のエッセイで、ここのドライカレーがクセになるって書いてあったのが気になっていて、あっ行ってみよう!と思い来ました。

ムムム、入りづらい。WELCOMって書いてあっても入りづらい。勇気を振り絞って入ってみると、

誰も居ないお店に、マスターらしきお店の人が、再放送の2時間サスペンスを見ていました。私に気づき、

「いらっしゃいませ。」と。

ドライカレーと、食後にホットコーヒーを頼みつつ、雑誌で見て、ドライカレーを食べに来たことを伝え、ここ、いつ頃からやってるんですか〜なんて、いつものように話しかけると(いつものようにと書きましたが、一応、聞くタイミングや、聞いても話してくれる人かな〜を見極めているつもり)ドライカレー作りながらいろいろ話してくれました。

今年で37年目で始めたのが35歳の時だそうです。このマスター(やっぱりマスターでした)が創業者ではなく、37年前までは、このお店の常連さんだったとのこと。先代が辞めるってことだったので、もったいないので引き継いだみたいです。

で、もっと聞いてみると、と言うより、マスターから、ガンガン話してきます。  まあ、他にお客さん居ないし、まっいいか 笑

もう少し、話を続けます。マスターはその時近くで家族経営の靴屋さんをやっていたらしく、喫茶店を引き継ぐ話をしたら、奥さんの方がやってみたい!と言い出し、奥さんがこの喫茶店、マスターが靴屋さんを経営することになったそうです。そのうち、奥さんが立ち仕事はしんどくなり(腰を悪くした)マスターと仕事を交代して、37年、今に至るってことみたいです。まだまだ話が続きましたが、マスターの半生はこの辺と言うことで。

まずはスープとサラダが出ます。

そしてお待ちかねドライカレー登場

ドライカレーの上に目玉焼きがトッピング

ドライカレーだけを頬張ります。おースパイシー。程よいパラパラ感(パラパラ過ぎず、もっちり感もある)のご飯がいいですね。あっさりしてるんですが、食べ続けると、旨味が重なっていく感じです。確かに、クセになるかも。そしてお待ちかねの、目玉焼き。

↑これ、間違いない味でしょ。とても幸せな瞬間です。


最後にブレンドで締めました。

↑こんな感じでずっと話してくれました。話しの途中で常連さんらしき人も入ってきて、生姜焼きを頼んでました。昔は集英社さんとかが近くにあって社員さんがいつも来てくれたそうです。移転して、そういう時代も変わり、以前ほどお客さんは入らないみたいですが、今でも常連さん、ファンが来てくれてありがたいと話してくれました。

マスター、身体に気をつけて、長く続けてくださいね。また来ます。

東京都千代田区神田猿楽町1-5-4 松井ビル 1F


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