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仕事のスキルをパチスロに活かすという話

普通に仕事をしながらパチスロを嗜んでいるという方も多いと思いますが、私もその一人です。

私はパチスロをガチンコで向き合う中で、仕事から学んだスキルをパチスロでも流用しています。

今回はその中でも、手段の目的化について書いていきます。

手段の目的化

手段の目的化とは、本来は目的を達成するための手段だったものが、その手段を行うことが目的になってしまうという現象のことです。

会議を例に取ると、こんな感じです。

■最初
プロジェクトの立ち上げを行うため、細かくタスクの進捗を認識合わせしたい、素早く課題の吸い上げをしたいという目的があって毎週会議を行っていた。

■スタートしてしばらく経って
プロジェクトがスタートしタスクが全て終わったにも関わらず、そのまま毎週会議がセットされ続けたため無理やり議題を用意して中身の薄い会議が続いた。

本来は進捗を確認する目的のために会議を行うという手段を用いていたのが、習慣化したがために目的が無くなっても手段である会議だけが残ってしまった、というケースです。

文面で見るとありえないようにも感じますが、実際には割とあるんですよね。

ちなみにこういう状態になったときに、私は「そもそもこの目的ってなんでしたっけ?」と思い切って言うようにしています。

そうするとだいたいは合理的な回答が返ってこないので、そこから必要性を整理するように誘導し、止めるなり目的や方法を変えるようにしています。

パチスロで起こる手段の目的化

一番多いパターンが、「高設定狙い」だと思っています。

基本的に高設定を狙いに行っている以上、楽しみたいだけにせよ沢山出玉を得たいにせよ、勝つことが目的と言えます。
※負けてもいいので高設定を打ちたい、とはほとんどの人は思わないでしょう。。

設定狙いでは、高い機械割でプラスになることを期待して設定を判別しながら打っていくわけですが、
パチスロは確定演出が出ない限りは数千ゲーム回してやっと上か下か分かってくるのがデフォルトです。

しかし判別した結果、高設定ではないと判断はできたものの、投資が5万円になってしまい、時間も夕方付近まで来てしまったとしましょう。

仮にそこから別の台で設定6をツモったとして、5000G回しても機械割が113%の機種なら期待値は約4万円弱です。

そうなってくると、投資が大きすぎて勝つ可能性が少なくなってしまいます。

つまりこれは、

まだ設定が見えてこないなあ・・・

サンプル数が少ないからまだ回してみよう

わかった時には投資がかさんでいる

といった具合に、勝つために高設定をツモるという手段が、高設定判別という目的にすり替わってしまっているわけです。

手段の目的化を回避するために

投資が一定の額になったら、少ないゲーム数(なんなら初当たり1回)でも今の自分の台の高低の判別を付けることが必要だと思っています。

そして設定を判断するには、以下のような要素を総合的に見る必要があります。

・自分の台のリセット有無、設定的な挙動
・島や機種、全体的なホールのリセット有無、設定的な挙動
・朝イチの客付き、見切り加減

これらを考慮し6を捨ててもしょうが無いくらいの覚悟で、
より良い挙動のある台に狙いを定めて、少しでも今の台に良い所がなければ捨てる、
良い挙動の台がなければ、ゾーン天井狙いに切り替える
そういった事が必要だと思います。

なぜなら重ねてですが、投資がかさむと負ける確率が上がるからです。

まとめ

手段の目的化は、物事の本質を忘れることにあります。
特にパチスロはギャンブルですから、熱くなってしまいがちです。。。

普段から、自分の立ち回りを見直すようにして、
今やってることは本当によいのか?より良い方法はないか?
ということを日々の稼動の中から見出すことが重要だと思います。

また、逆に言えばパチスロではそういうスキルを身につけられると言う事でもあります。
お金がかかっているのですからより真剣味も増しますよね(;´∀`)

昨今規制が厳しくなり、ハイエナも難しくなってくると思われますが
もし専業さんに就職が必要になってきたような際には、
このスキルをいかして会社でも期待値が稼げるといいなと思っています。

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