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オフィスは無くなるのではなくて、むしろオフィスは生きだす時代

このご時世(2020年5月頭コロナによる#ステイホーム)で

「もうオフィスはいらないよね」

というお話を聞けば聞くほど、
もう?オフィス?いらない?がリフレイン。
どうも私の心がYESと言わないなぁ、、、と思いながら内省しています。

これは『オフィス』という前提のズレによって話は全く変わってくるから故に。

今まで私が発しているものに、実は微細な表現差異があって、

やり続けてきたのは&やり続けたいのは、

シェアオフィス事業→ではなくてプラットフォーム事業

そんなん!どーでもいいじゃんっ!っと言われたら「いやこだわりです」とカッコ良く言いたい所ですが、
こだわりでもなくて、前提が違う。

これが全ての起点となって、オフィスという概念の枠組みができているので、

いらないかと問われたら、私の心はNOと言うのです。

農本主義(どれだけ土地もってるか)・資本主義(どれだけ金もってるか)から時代は変わり、共感資本と言われる時代になる中で、
ここからは完全に〝どういきたいか〟の感性主義が問われてきてしまう。

どういきたいのか

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今まで社会の物差しあったよねー。通知表に偏差値に、たくさん指標をくれてたじゃん!突然それ無しで、

なぜやるのか←から→なんのためにやるのか
原因
←から→目的
過去←から→未来

同じようでだいぶ違うし、そこには創造力が必要になってくると思うのです。

イノベーティブに進化していく自分とオフィス、それはつまりプラットフォームという役割。

プラットフォーム、プラットホーム(日: platform)とは、周辺よりも高くなった水平で平らな場所(台地)をさす英語。

プラットフォームが必要だと思う理由は2つあって、

①メタ認知。自分を少し台地から見てみる。水平フラットな場所から。そうすると自分の本分が見えてくる。

自分の(分)は【本分】からきていて、本分は、
その人が本来尽くすべきつとめだという。

頭に『めがねめがね』と一緒で、どう頑張っても自分の姿は一生涯自分の目では見えないのだから(鏡や写真は客観視でもあり)、せめて意識の視座を変えることは大切。 

②乗降場、としてのプラットホームでもあり。円滑に目的地まで届ける交差点・潤滑油としての役割。
人は繋がっている。どれだけ個を重視する社会になっても、これは否応にも今回のコロナウィルスが知らしめた人間という生命体であり。

だからこそ、その響き合いやコミュニケーションで人は拡張&成長していくともいえる。

そんなことを考えながら、

私にとってのオフィスとは、
そういう表現創造地帯であるから、

オフィス無しでいいね!とはならないのだと理解しました。 

〝オフィスは無くなるのではなくて、むしろオフィスは生きだす〟

だからこそ、今、オフィスという機能をアップデートして、つながり生きる場としてのオフィス機能でもあるプラットフォームを、あちこちに拡げていける流れがきているな!
とワクワクしています。

それは、私にはハウルの動く城のようにみえるのです。カルシファー(火)がエネルギー源となり動く城!

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ハウルの心臓と引き換え契約を交わしたカルシファーは炎となり、城を動かすという…
土地には根付かないオフィスは、さてどんな呼吸をしているのだろ⁈どんな機能があるの?とか。イメージし出したら止まらない!

最後に…
1859年ダーウィンの進化論にあるように…何のためにこのコロナパラダイムシフトがあるのか、まだまだじっくり向き合っていきたいと思っています。

もっとも強いものが生き残ったわけでもなく、もっとも賢いものが生き残ったわけでもない。
唯一生き残れるのは、変化できるものであった。 -チャールズ・ダーウィン-

macco



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