【RAZER HYPERPOLLING WIRELESS DONGLE】4Kドングルは買う意味があるのか?
前置き
こんちゃ、まっくです。
最近RAZER2大フラグシップマウスの「Viper V2 PRO」(以降「Vv2」と表記)と「DEATHADDER V3 PRO」(以降「DAv3」と表記)を購入し、ついでに「RAZER HYPERPOLLING WIRELESS DONGLE」(以降「4Kドングル」と表記)を2個買いました。
本当は4Kドングル1個しか買うつもりなかったんですが、なぜか2個買ってました。
そんで、どうせなら両方使おうと思いDAv3を買いました。
今回の内容は、実際に4Kドングルを使用してみての雑記です。
レビューぐらいしっかりした物にしようとも考えましたが、どうも個人的な主観が多く入ってしまうので、「参考になればいいか…」ぐらいの気持ちで記事を書く事にしました。
ちなみにYoutubeチャンネルも解説してます。デバイスオタク的な動画を投稿してますので、良ければ見に来てください。
1.「4000HZポーリングレートの注意点」
まず最初に、「技術的な面でポーリングレート4Kを運用できるのか?」ということに関して説明します。
ここ重要なので、必ず読んで理解してから次に進んでください。
ポーリングレートの向上はPCのCPUに負荷を掛けます。昨今のゲーミングPCならば1000HZは普通にクリアできますが、その4倍の4000Hzとなると、2世代前のロー~ミドルレンジあたりのゲーミングPCに搭載されているCPUではボトルネックになり性能が出ない可能性が高いです。
自分のPC環境だと、CPUがRyzen5600・GPUがRTX3070・メモリがDDR4 3200(OC)16GB×2枚・マザーボードがB450TUFです。
上記の環境でソフト読みポーリングレート3000Hzがおおよそ安定して動作できるぐらいです。
「4000Hz設定なのに3000Hzしか出ないの?」
そう思った方もいると思いますが、どうやら他の方も同じような現象らしく、設定上は4000Hzですが実際は3000Hzが安定して出せる限度みたいです。ときどき調子がいい時に3800Hz付近をマークするって感じですね。
少し話が脱線しましたが、「CPUスペックで使用できるポーリングレートの上限が変動する」って話です。
CPUが古いと4000Hzに設定してもCPUでボトルネックになり、自動的にポーリングレートが下がってしまいます。
「どれぐらい古いCPUまでなら安定してでますか?」と言われると、正確にベンチマークなどを測ってないので答えれません。
ですが、新しいCPUであるほどいい。というのは間違い無いです。
感覚的な話だとIntelなら11世代のCorei5以上、AMDならZen3以上ならば運用できると思います。
これよりも古いCPUだと自分の環境的に測れないので、もしCPU〇〇でも動作しました。っていうのがあれば教えてもらえると助かります。
2.「購入方法」
購入方法は記事執筆時点で、Razer公式storeでしか購入できません。
価格は4,590円+送料(離島で無い日本なら980円)です。
ちなみに購入時のクーポンコード入力欄に「4000HZ」と入力すると本体価格が約半額になります。
自分はこれを知らずに購入してしまい、キャンセルしようとしましたができずに、コード入力した2個目も発送され、2個買う羽目になりました。
右上の購入するボタンを押すと下記の画面に移行し、支払い入力などを済ませると購入が確定します。
なお、支払い方法はクレジットカードかPaypalしか選択できないので注意。
学生などクレジットカードを使えない方はプリペイド式のクレジットカード(バンドルカードなど)を導入しておきましょう。
自分の場合は月曜日に購入し、火曜日に発送通知、木曜日には受け取ることができました。
3.「導入方法」
導入方法はいたって簡単。…かと思いきや、僕みたいにVv2とDAv3を同時に使用する人には少しややこしくなるので、一応書いておきます。
・1台目の接続
4Kドングルの接続方法はTypeCになっており、元々マウスに付いていた延長&充電用のコードで接続できるようになっています。
注意点として、元々のドングルはTypeAオスで直接USBポートにさせますが、これはTypeCのメスなので、延長ケーブルが必須になります。
4KドングルをPCに接続したら初回はセットアップが必要になります。
まず、既存のドングルをPCから取外します。外したらSynapseの画面からペアリングを行います。(ペアリング中はドングルの近くでマウスを動かすか、クリックし続ける必要がります。)
ペアリングは数秒で完了し、接続したマウスのモデルが表示されたらセットアップ完了です。
1度セットアップを完了したら、Synapseから接続解除を行わない限り、USBコードを抜いても接続設定は維持されます。
・2台目の接続
ここからがマウス2個持ちの人には厄介なのですが、4Kドングルを2個同時に挿してもSynapse上では1個しか出てきません。
ですので、1個を上記の様にペアリングを行い、2個目をペアリングする際はまず1個目のペアリング済みのドングルを取外し、2個目をペアリングします。
その後1個目のドングルを再び挿せばマウスを2台を4Kで動作することが可能になります。
ちなみに、その場合でもやはりドングルは1個しか認識されませんので、接続を解除する際は1個ずつやる必要があります。
この仕様が分からずにちょっと苦戦して、結果上記の様な若干グレーともいえる接続で使用しています。
4.「実際の使用感」
先に結論から書いてしまうと、
「FPSをある程度やっている人ならば感覚的に変化を理解できる程度」
恐らく多くの人が感じられる変化があると思います。
「どのような変化を感じたのか?」と聞かれると具体的に答えるのは少し難しいですが、「視点移動が滑らかになった」というのが正しいかなと思います。
もっと大げさに言うとモニターのフレームレートを144Hzから240Hzに変えた際の感動に似ています。あの感じの滑らかさを視点移動の際に感じました。
APEXやヴァロラントやMcOsuなどを主にしていましたが、一番変化を感じやすかったのは一人称音ゲーのMcOsuでした。
Vv2でプレイしていましたが、視点移動の激しいMcOsuで4Kを試してみると視点移動の際の細かなカクつきが無くなり、よりはっきりとターゲットを認識することができました。
APEXでは主にリコイル面で変化を感じやすかったです。レートが早くてもより正確なリコイルコントロールができ、集弾性があがりました。
ヴァロラントでは反応速度の点で優れていました。飛び出しなどの場面で「今自分の方が早く押したはずなのにな…」という場面が無くなりました。
結果として、僕個人的には4Kドングルを導入してよかったと思いました。
特に今のメインマウスをVv2やDAv3にしている方には是非に試してもらいたいです。この体験が3,500円でできるのならば使わなきゃ損です。
今回の4Kドングルのおかげで、「今後マウスは4Kしか買わないかもな…」と思ったぐらい僕的には素晴らしい体験をしました。
唯一の懸念点はバッテリー残量の減りが恐ろしく速いことぐらい。
通常時は1日使用しても10パーセントくらいしか減りませんが、4000Hzにしていると40パーセントぐらい一気に減ります。
充電も2日に1回はした方がいいです。まあそこは性能とのトレードオフなのであまり気にしていないです。
というわけで、今回はこの辺りで締めようと思います。
何か質問などあればTwitterかこの記事にコメントを貰えると返答します。
最後にもう一回だけチャンネル宣伝せて!
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