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【PureTrak MF1】高級なG640!?耐湿性抜群なバランス型マウスパッド「マウスパッドレビュー」

こんちゃ。まっくです。

レビュー記事を書くのは久しぶりなので、思い出しながら書いております。

今回はアメリカのゲーミングデバイスメーカーのPureTrakから発売されている「MF1」をレビューしていきます。

なお、今回は日本で代理店を務めている「ふもっふのお店」から購入しました。

今回初めてふもっふのお店を利用しましたが、対応がクソ早くてビビりました。
15時に決済したら、当日17時に発送通知、翌日午前中には受け取りました。


1.基本スペック


1-1.サイズと価格 


サイズ:Lsize 480×405×3mm ¥4,990円
   
:Ssize 320×270×3mm 日本未発売

サイズは2種類ありますが、ふもっふのお店で買えるのはLsizeのみです。

参考までに海外価格です。(PureTrak公式)
Lsize:$27.99
Ssize:$12.99
日本への輸送費+$35

日本発売デザイン2種類と、海外のみデザイン2種類の計4種類あります。

ふもっふのお店取り扱いデザイン

MF1 Phoenix Black
Turbulence Teal

海外のみ発売デザイン

Phoenix Pink
Turbulence Black


1-2.滑走面・裏面

  • 滑走面

滑走面は、プレミアム合成繊維素材というもので作られているそうです。

滑りとしては公式から、滑り5、止め5でバランスタイプだということです。
後で詳しく書きますが、実際にマウスを滑らせましたが、確かに程よいスピードと抵抗感を持ったバランスタイプという感じで、メーカーの言う通りでした。

メーカーによっては書いてある性能がまちまちだったりします。

公式ではコントロールとスピードのちょうど真ん中にあることがアピールされている。

触り心地としては、かなりシルキーで滑らかです。素肌でも、アームカバーを装着しても引っ掛かりなどはなく、スムーズに滑ります。

触り心地的にコーティングかな?とも思いましたが、公式を見てみるとコーティングはされていませんでした。

  • 中間層

中間層のスポンジは柔らかめで、軽く押し込んでもかなり沈み込みます。滑走面も柔らかい布ですので、点で沈み込む印象です。
ただ、厚さが3mmなので、すぐに底に当たりよほどマウスに力を掛けない限りは、マウスの底をするという事は無いと思います。(マウスソールは比較的沈み込みやすいAS46を使用)

沈み込みはXtryfyGP4や、ArtizanのSoftに似た感じがします。

  • 裏面

裏面はノンスリップラバーベースが採用されていて、よく見る形の滑り止めです。

ラバーはよくある形だがグリップ力はかなり強い。

性能はとても優秀で、マウスを激しく動かしても全くズレませんでした。
むしろ、下敷きにしているデスクマットの方がズレました。

  • スティッチ加工

端のスティッチ加工は優秀です。

スティッチ加工は滑走面とツライチになっている為、マウスを端で動かしても気になりにくい。

長時間肌に擦れても痛くなりずらい柔らかめの糸で編まれていて、高さも滑走面とツライチでマウスの操作を邪魔しずらいようになっています。
ただ、編み込みの感覚は若干不揃いがあり、下地の白色の布が見えている箇所があるのは少し残念。


1-3.梱包状態と巻き癖


ふもっふのお店からのThankYou手紙と共に梱包されていた。

箱は、白ベースにメーカーのロゴと、マウスパッドの特徴を最小限記載したシンプルなデザインの箱です。
正面には、デザインが確認できるように切り抜きがあります。

マウスパッドはビニール袋に入れられて丸められていた。

マウスパッドは透明なビニールに包まれて入っていました。
取り出す際にも傷つけずに取り出せますし、輸送中の汚れもつかないので好印象です。

出した瞬間に広げたが、巻き癖は無かった。

中には丸められて入っていましたが、取り出した瞬間に平らになり巻き癖はありませんでした。
ただ、ラバー臭はエグイです。
ビニール袋を外した瞬間に強烈に臭います。人によっては気分が悪くなると思いますので、喚起をすることをお勧めします。


1-4.防湿・防水性能


ふもっふのお店では説明が載っていませんでしたが、マウスパッドが入っていた箱には英語で「water flow」みたいな感じで書いてあり、イラストには水を垂らしてもスグにはけるような感じで書いてありました。

気になったので実際に水を垂らしてみました。

結果は、垂らした個所は色が少し変わりましたが、滑り心地に関しては全く変わりませんでした。

水を垂らした周りは少し2~3分ほど触るとひんやりとしていましたが、それ以外は特に変化はありません。
恐らく、スポーツウェアの肌着の様な冷感速乾素材と似たような性質を持っていると思われます。



2.実際の使用感


APEXとMcOsuで1週間ほど使用しました。
使用マウスはViperUltimate、ViperMini、OrochiV2 、NP01s、XM1rで、使用ソールはAS46、ESTAct1、ESTAct2です。

  • 滑走スピード

有名なマウスパッドのみの比較ですが、

RazerSTRIDER>G640≧MF1≧VaxeePA>RazerGigantusV2>QcK

の順に滑ります。
単純に滑走スピードだけならば、MF1はG640とPAにかなり似ています。

ですが、止め性能になってくるとそれぞれ特性が変わります。
MF1は力を入れて沈み込こませると抵抗感が増し、止めやすくなります。
G640も同様です。
PAだけは沈み込みがあまりなく、力を抜くことで自然と抵抗感が出て止まります。

MF1・G640は力を入れただけ止まりやすくなる「無段階変速機」の様な滑り・止まりで、PAは滑走スピードが遅くなる&初動に急に抵抗感が増す「ギア式変速機」のような感じです。

ソールによって相性は少ないと思われます。試したすべてのソールで、それぞれのソールの特徴が素直に出ています。

総合的な滑り心地は「バランスタイプ」です。


3.結論


総合的な評価としては、G640に似た滑りを持ち、防湿性能と耐久性を持たせたバランスタイプのマウスパッドです。


一般的な認知度が高く、プロにも愛用者が多いG640に滑りの特性などがとても良く似ています。下記にG640とMF1の違いを箇条書きにしました。

  1. G640は湿度に敏感で滑りが悪くなる。MF1は全く変わらない。

  2. G640はスティッチ加工無し。MF1は優秀なスティッチ加工がある。

  3. コーティングされているG640と比べ、MF1はノンコーティングなので耐久性は勝る。

  4. 裏面ラバーはMF1の方が優秀。全く滑らない。


癖のないバランスタイプのマウスパッドで、誰にでも扱いやすい様になっており、それでいて押えてほしい機能はあるという、まさにG640の痒い所に手が届いたマウスパッドになっています。

G640の滑りが好きでも、耐久性のなさや湿度による滑りの変化などで、他のマウスパッドに移行してしまった方には、ぜひおすすめしたいマウスパッドです。


〇誰にでも扱いやすい癖のないバランスタイプの滑走面
〇抜群の耐湿性能
〇滑りにくい滑り止め
〇優秀なスティッチ加工
〇巻き癖が無いので開封した直後からパフォーマンスを発揮できる

✕人によっては気持ち悪くなるラバー臭
✕購入先が日本だとふもっふのお店のみで、売り切れると個人輸入しかない


今回紹介した商品

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