スクスト2 EPアルコア 第8話感想

9月に7話を読んでからしばらく溜め込んでしまいました。
1月11日現在で最新11話が公開されてるんですけど、一気に読んではもったいないので1話ずつじっくり行きます。

以下いろいろ。

◆謎の研究施設

今回、冒頭から何度か登場する謎の研究施設。
第5話でひびきが襲われた時にフラッシュバックしたあそこですね。

出てきた描写をまとめると……
・何かの実験をしている。
・被験者は「希望の星」と呼ばれてはいるが、扱いは良くなさそう。
・ひびきが「死の記憶を引き継ぐ虫」の話を聞いて思い出しかけたのがこの施設。
・二穂と紗々が新たな被験者に。
・すでに実験(改造?)を終えたらしい、紫のオーラをまとうバトルスーツ姿の少女たち。エテルノメンバーに似ている。
・「辛いこと苦しいことを分かちあってくれる」「きみはひとりじゃない」

……この辺をそのまんま受け取ったら「冥導世界のひびき&ストライカーズを実験に使っている怪しげな組織」だよなぁ。
研究員の会話はほとんど隠されてはいるけど、どうやら被験者は「さすがにこの扱いはひどいんじゃないか」と言われるような扱いを受けている様子。
それに対する返事が「どうせ○○ないから問題ない」みたいなニュアンスに読み取れる。(覚えてない、とか?)
さらにはひびきがこの施設を思い出したきっかけが「別の個体の死の記憶を引き継ぐと、死因となったものを避ける性質を持つようになる」っていう話だったことを考えると……。
いや、これ……「あらゆる死の記憶を引き継がせて生存率を上げる実験を人間でやってる」的な話……?
しかもひびきはすでに何周目かに入ってる可能性がある。交通事故にも遭ってるし5話でも襲われてるし。
……でもスクストでそんなハードな話やるかな?
……いややるかな……わかんないな……レギュラーメンバーがすでに「生まれつきの改造人間」だしな……。

こうなると遺伝子の研究をしているとかいう緋ノ宮叶一の存在がどんどん胡散臭くなってくる。
やっぱり仕掛け人お兄様じゃねーの。二穂を治すためとか言って。
……あれ、でも冥導世界の二穂はすでに死んでいるはずだったな。
…………じゃあ適合者として連れてこられた二穂は一体……?
いやまぁ、そもそもこの施設が冥導世界とは明言されてないからわかんないね。
どうなるんでしょ。

◆劇団エテルノ

日常パートとして挿入される、ひびきがエテルノで楽しく過ごす様子。
自分の世界ではうまく行かなかったことがエテルノのみんなとなら実現できそう!っていう明るい描写だけど……同時に描かれてる謎の研究所方面があるし、冥導に干渉できる理由もわかってないからな……。
お話的な「上げて落とす」仕掛けの入り口のような気がしてしまう……。

◆冥導世界のペンタヴァーン社

終わり直前で……っていうか次回予告みたいなパートかな。
「時空管理局の調べではやっぱりあのロボはペンタヴァーンが作ってたしオブリの元にもなってるので、次回はカチコミをかけます」と。
ついでに「AIが意識を持ったらオブリ化する可能性も……モシュネは大丈夫だよね?」みたいな話もちょろっと。

そもそもオブリってどうやって発生するんだっけ。
世界の歪みから生まれるんじゃなかったっけ?
「大元には“意識”があって、それが歪みの影響を受けて変化した成れの果てがオブリ」とかだっけ?
この辺の基本設定、ちゃんと覚えとかないとなぁ。
(後日追記・EP1を読み返したら、オブリとは「行き場を無くした意識から再構築した存在」とのこと。)
ともあれ、ロボットでもオブリ化するかもしれないんですね。

しかしさらっと言及されたけど……モシュネがオブリ化したらシステム的に大変とかもあるけど。
モシュネの大元(のマザーモシュネの元)には雨森このえという存在があるから、ちょっとそこでオブリになられると非常につらいんでやめてくださいマジ。
過去のエピソードの設定に触れるのはいいけどキレイに終わった話に後付けであれこれやるのはよくないよ。
スターウォーズのEP7以降でルークが弟子育成に失敗してるあれとかさぁ。

以上。
……もう続き公開されてるんだから早く読めばいいんだけどね……自分であーだこーだ考えてから読むのも面白いからさ……。