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盤の面を滅多刺し【緑ゼニス】

おはこんばんちはー、マカロン(@macaron_dmp)です。

簡単に自己紹介します。
HN:マカロン で1年位前に県内ランキングを頑張っていて、今は少し遠くから環境を眺めているだけのしがない残り火プレイヤーです。
CS参加頻度が下がって時間が経ち、そろそろ自分の影が薄くなってきたような気がして心配だったので記事でも書いてTLに流すか、といった感じです。
ま で が! 台 本 です!

始めに

「邪神と水晶の華」発売に伴い、新弾のデッキを組んでいたら面白くてちょうど良い、拡張性も高いデッキができたので筆を執りました。

発売されて間もないこともあり、フリー対戦中に「リスト教えてもらえますか?」と周囲から声をかけられることもありました。みんなの興味がある今、この旬を逃すまいと緊急で書いているので読みにくい箇所や誤字脱字があるかもしれませんが見過ごしてください。

また、今回の記事は全文無料としており投げ銭箱も用意しておりません。もし、「無料で読むのは申し訳ない。どうしても自分で許せない。」という心の優しい方がいらっしゃいましたら感想のDMやいいねをいただければ嬉しいです。そのお金で近くのファンイベやフェスに参加して地域のデュエマを活発化させてください。それか現在公開中の「劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦」を見に行ってください。本当に面白いので

この記事は現在県内ランキングに奮闘中の RKH(旧HN:レキ)(@GdqhIpOApOATq5R)さんとの共著になります。

この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。

本文

本記事は「環境デッキにCSで勝つため」という目的ではなく、「ゼニスを使った楽しいゲーム体験」を目的として執筆している。そのため掲載するリストは細かい枚数調整を行う前の基盤というような認識で捉えて欲しい。本記事後半で調整枠や自由枠、交換候補などにも触れるため、読者の好きなカードや楽しいと思える枚数配分で自分のデッキを完成させることを期待する。

構築

まずは始めに採用カードが全て「邪神と水晶の華」に収録されているリストを掲載する。

採用カード解説

水晶ソウル3持ち(4種)

本記事で紹介する構築のコンセプトの中核
大型確定ガチャに加え、全軍SA化によりワンショットキルを決めることができる。中盤から終盤にかけてゲーム展開に大きく関与する。
後述する【ベートーベン】の召喚時効果により最大実質9軽減の水晶1マナという破格のコストで他の動きに組み合わせることができる点もこの構築とは相性が良い。
自身の攻撃時に自身のエターナル・Kを使うことで盤面損失なしでガチャを行うことができる。しかし、この場合はアタックキャンセルにはならないので不用意なT・ブレイクとなってしまうときもある。
基本的には自身が捲りのハズレになってしまう場面が多いが、このクリーチャー2体並んでいるときに自身がアタックするとガチャ効果が2回待機し、1回目をエターナル・Kで置換、2回目で破壊をするとアタックキャンセルをしながら大型を2体展開することができる。

本構築では大体6マナ。
積極的に召喚を狙うというよりは【ファンタジア】から捲れて突如現れるSA5点。
召喚時効果は相手依存であるため出力はピンキリ。「相手のクリーチャーを選び終わってから効果を使う」のでテキトウに全部選んでLOするみたいな負けには注意が必要である。(テキトウにデドダムを4枚選ぶと山が12枚減るので…)

緑のゼニス・セレス
このカードを早い段階でプレイするために他のカードをプレイしていくと手札がこのカードだけになるときがある程に枯渇するが、自身の召喚時効果で減った手札をクリーチャー限定ではあるが補充しなおすことができる点でカードパワーが高い。
後述のする【タブラサ・チャンタラム】と召喚時効果を組み合わせることで最速4ターン目に【クリス・タブラ・ラーサ】が爆誕する。
攻撃制限効果は攻撃誘導ではないためアビスラッシュも抑制することができ、エターナル・Kと持ち前の高コスト・高パワーも相まって制圧力も非常に高い。

実質4マナの盤面リセット+3ドロー
すごくつよい
各種コストメタ、特に【キャディ・ビートル】や相手の横展開を1:多数で処理することができ、こちらは3ドローまでついてくる。新弾で追加されたゼニス関連のカードは基本的にドロー以外の役割を持ちながら手札が増えるカードがないため、このカードはゼニスがコンセプト上抱える2つの問題にアプローチすることができる。しかし、これを使いながらゼニスを展開することは難しいため相手にターンを返してしまうことがほとんどである。
対面する側としては【黙示録の水晶】を打たせてからメタを展開すれば良いと考えがちであるが、3ドローで追加の【黙示録の水晶】や他のメタ対処札を持たれることがあるためメタの展開タイミングには常に気を付ける必要がある。

水晶マナ生成基盤(4種)

最強
使えるタイミングでは最も積極的に使っていくカードであるが、ゲーム終盤は【ファンタジア】の効果で出す大型クリーチャーが山札からいなくなってしまわないように枚数管理と期待値管理は必要である。
通常効果のブーストはタップインであるが、水晶武装2の効果はアンタップインである。

【青銅の鎧】の水晶版
エールというよりはサンナップ
ブースト枠として【清浄のカルマ インカ】と選択で比較されることが多いが、こちらは3ターン目にブーストした後で【ファンタジア】のガチャ効果先になる噛み合いからクリーチャーである特徴が非常に強いため本構築ではこちらを4枚採用した。
エールの名の通り、表3マナ+水晶3マナの【ファンタジア】換算で12マナのときに実質0マナで召喚してガチャ効果先にすることができる。

ゼニスサポートで手札が増える貴重なカード
主に【黙示録の水晶】を無理やり引っ張ってきたり、ゼニス・セレスを抱えたりするためにプレイする。種族参照なので呪文である【黙示録の水晶】やD2フィールドである【タブラサ・チャンタラム】を回収でき、オラクルは【エール】と自身が回収できる。
【ファンタジア】の踏み倒しを考慮して回収しないカードが存在する場合があるので無暗に対象を全回収するカードではない。
手札が増える点と後半のトップが強くなる点を評価して4枚採用している。
使う側も使われる側も水晶武装2を忘れた人からゲームに負けていく。詳細は後述

最速ゼニス・セレス着地の再現性を引き上げるために採用。
【シャングリラ・クリスタル】を使うことで現代ゲームスピードに追い付くことができる。そのブーストプランを厚く見るために4枚採用した。
対面する側としてはこれを踏むことにより水晶武装が達成されたり、【ベートーベン】をプレイされたりすることがあるので、【フェアリー・ライフ】に見えて【フェアリー・ライフ】よりずっと踏んではいけないトリガーである。
5枚目が欲しい。

最速ゼニス・セレス着地の再現性を引き上げるために採用。
【シャングリラ・クリスタル】を使うことで現代ゲームスピードに追い付くことができる。そのブーストプランを厚く見るために4枚採用した。
Dスイッチで1ターンにゼニス・セレスを2枚展開して面をいきなり強固にできる点が非常に強く、マナが伸びた後は張り替えて使うこともあるので4枚採用しても嵩張ることは少ない。
【黙示録の水晶】でも捻らせてくれ

受け札(1種)

ゼニスサポートのS・トリガー
特徴としては【セレスティアル・トラップ】も同様であるが、一面除去で形成が逆転することは稀であるためこちらを今回は採用した。
水晶武装4から【ベートーベン】を捲れば相手の攻撃をいなすことができる場合があり、その【ベートーベン】は返しのターンにアタッカーとして運用することができる。しかし、水晶武装4を達成するターンは最速でも4ターンであるからアグロへの受けになっているようで実はなっていない。また、既にクリーチャーがいる場合を除いて捲り依存になってしまい、当たりになるクリーチャーをデッキ内に複数入れなくてはならない。
【タブラサ・チャンタラム】がある場合でもマナを裏向きにする効果はこの呪文の処理に割り込むことができないため水晶3マナでトリガーしても水晶武装4は使うことができない。

改善案1

11年前の頃からデュエマを遊んでいるプレイヤーの皆さん、あなたの青春のカードはなんですか?使いたいのに強くなかった、上手く組めなかったゼニスはありませんでしたか?
そんな方々に朗報です。
この基盤を使えばきっと救われる方がいるはずです。


あの日使いたかったカード筆頭
召喚時効果を持たないゼニスとして採用
【「理想」の極 シャングリラ・エデン】が似た効果を持つが、進化元の要求とアンブロ付与の有無という点で相互互換となっている。しかし、【黙示録の水晶】や【ホーリー】でブロッカーには対処することができるためこちらを採用している。

ほぼ確実にターンが返ってくる古き良き最強S・トリガー
【「無情」の極 シャングリラ】のロック性能や【ファンタジア】のワンショット性能を有するこのデッキの場合、1ターン返ってくる受け札の評価が非常に高い
【終末の時計 ザ・クロック】や各種スパークなど同じ役割を持つカードはあるが、【「無情」の極 シャングリラ】の進化元ガーディアンなのでこちらを採用した。
また、赤青マジックの【瞬閃と疾駆と双撃の決断】の2回攻撃を自身のブロッカーで耐えることができる点も確実に1ターン貰うという観点で優れている。
この構築のマナが伸びやすい特性から9マナ支払っての召喚や【カナザー】の水晶武装2で踏み倒して相手のブロッカーを無力化するといった細かい役割までこなすことができる。

改善案2

上のリストとはうって変わって、ロマンではなく対環境を意識した構築である。マジックとフィオナは不利だが、アナジャと黒緑にはいくらか対抗することができる。

【黙示録の水晶】と合わせて盤面を滅多刺しにするカード
【ファンタジア】から捲れて面を一掃
2種のセレスからチェンジして面を一掃
【カナザー】の水晶武装2から踏み倒して面を一掃
環境のアナジャや黒緑アビスなどの横並びにリセットをかけ続けることができる。
役割としては単純だし、テキストも短いがこれだけで十二分に強い。
この構築では不採用にしているが【ベートーベン・キューブ】から捲れると驚異のカウンターカードとなる。

調整パーツ

改善案1で読者に問いかけをしたが、【「無情」の極 シャングリラ】の4枠などを非召喚効果持ちのゼニスやアンノウンにすることができる。
例えば、

/【天頂秘伝ゼニス・レクイエム】と一緒に \

画面をスクロールしていて少しでも心が動いた方はぜひ試して欲しい。

11年前のロマンは感じないが、【引き裂かれし永劫、エムラクール】も【プロフェシー】並みの火力がある。

続いて、受け札の採用候補である。
改善案の構築で受け札を【ホーリー】にしているように色問題は意外と何とかなるため【光牙忍ハヤブサマル】や【スローリー・チェーン】なども相性が良いカードである。
色の噛み合いをより強く意識するのであれば【チャケの応援】【Rev.タイマン】などは先に述べた確実にターンを貰えるカードとして候補に挙がる。

上記の調整カードを参考に様々なカードと入れ替えることで自分が楽しいと思える構築にしてもらうことを読者には期待する。具体的な交換枠として【呪華のサトリ カナザー】【黙示録の水晶】【ファンタジア】を3枚にすることを推奨する。

後書き

ここまでお読みいただきありがとうございます。
この記事の反響次第では内容の書き足しや新しい記事の作成にも取り組んでみようと思います。
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またの機会までちょっと待っててねー

Special Thanks
RKH(旧HN:レキ)(@GdqhIpOApOATq5R
カグッツ(@kaguttu38
涼本あきほ・幸村恵理の綺麗なバラにはトゲがある

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