ワープ現象②

8年前に時計を逆回転させます。

わたしは、乳幼児のための教室というものに興味を持ち、

通い始めました。

役所主催なので、5回ないし6回だったかも。

そこで知り合ったママさんとの不思議な体験です。


短期間ですが、毎週お会いするため、

顔見知りにはなるものの、

お互い距離を縮めようなどと全く思っておりませんでした。

(このママさんは、会話から実母と仲良さそうで、

ママ友とか探してなさそうな香りがしました。

空いてる時間と体験の有効利用という感じがしたんです。)

そうこうする内に、このお教室は無事終了しました。


まもなく、

別の場所の、赤ちゃん広場のようなところで、

このママさん親子と再び出会いました。


その時の会話。

〇このママさんが転勤族のご家庭で育ったこと。

〇お父様のご都合で何度も転校して、

子どもながらに適応することに大変だったこと。

〇小学校何年生か、そこは忘れましたけれど、

お母様と二人固定した土地で暮らすようになったこと。

パパさんの転勤についていかなくなったらしい←こう言ってた!

公共施設のマットの感触や窓ガラスの光の強さから、よい天気でした。

はっきりと覚えています。


わたしは「転勤族、大変だったんだなぁ。」

という感想を軽く持っただけでした。


ところが、2年後。

偶然大手スーパーで再び出会い、

「お元気ですか?」というような

会話から先ほどの転勤族の話を

「あなたのことを覚えているよ!」という気持ちで

わたしが話した後

予想しなかった反応が返ってきたんです。


ママさん「(話をちゃんと最後まで聞いてくれて)

 え(。´・ω・)?それ私じゃないわ~~~。」

一言、困ったような笑顔でそういった。


わたしの脳内は、「?」と「!」だけが

仲良くお手てをつないで、

らせん階段を駆け下りて行く。

言葉なんて出なかった。


なんともお互い後味もよろしくなく、お別れしたのです!

お互いもちろん笑顔ですが。。。。


それ以来、

顔見知りだというだけで声かけるのは、

どうかなぁという価値観も授かりました。

まぁ、「あいさつ」は良いとはいうものの。。。。。

こういう体験をしてしまっては。。。。。

これがナチュラル「ワープ現象」


単なる人違い?

ここまで鮮明に記憶に残ってるのに?

寝ている間に?


当時、わたしが結論立てたのは、

きっと、

わたしが育児で出会ってるママさんがたくさんいるから、

記憶があいまいになってしまったのだなぁ~。」

ということ。にしたんです!


仮りに

自分の感覚だけを信じて、

これらが「ワープ現象」だとすれば、

自分にとって、全く重要人物でない人の情報が

ささやかに変わっている。

それ以外は、ワープ自覚できないほど、よく似た時空間



人間は、自分の見える現実と

異なる現実を唱える相手を受け入れない。

それどころか、

集団と化したとき、

異なる人を排除するという性質を持っているようなので、

わたしのような隠遁している人間は

違和感を人生で時折、何度もかみしめながら、

公に言わない。確かめない。確かめようがない(-_-;)



もうひとつのワープ現象

わたしが確か小学校4年生だったころの体験

このお話は、

わたしが眠ってないので、

睡眠だけが「ワープ現象」の土台かどうかわからない。

瞑想状態だったかも知れない。


自分の感覚としては、

とっても不思議だったのでよければ、聞いてください。


当時、リモコンで操作するテレビも普及していましたが、

我が家にはなかった。

夜、8時くらいでしょうか。

となりの部屋では、いつものように母がテレビを観ている。

わたしは机でお勉強中。

母「(わたしの名前を呼び)ちょっとテレビを〇チャンに変えてくれる~?」(○チャンネルもバッチシ覚えてる!)

だった。

「え~、今、勉強してるとこなのに~。ん、わかった!」(わたし、こう答えた!)

そして~

実際にわたしが行動にうつして、

チャンネルを変えようとしたその時!


ママ「(わたしの名前を呼び)ちょっと、ちょっと。なにするん?

お母さん、今、テレビ観てるんよ~。」

わたし「え?( ゚Д゚) 

お母さん、今、いったやん!チャンネル変えて~って。」

ママ「変なこと言う子やなぁ。夢でもみてたんちゃう?

わたし「。。。。。"(-""-)"」


親の方が力関係強いので、ママの結論を吸収しました。

でも、納得いかない!

ちゃんと、覚えているし、

自分がどういう気持ちでどう答えたかって覚えているのに~><


「まぁ、いいか。」が当時、口癖だったので

この出来事を「まぁ、いいか。」で濁しておいた。


ここでも、ワープ現象は「まぁ、いいか。」で書き消せるほどの、

ささやかな出来事です。


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