![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139609146/rectangle_large_type_2_2dcd5c2d36696c89a1e8287f9d4863b6.jpeg?width=800)
管理人のプロ意識
マンションの管理人は平日の午前中に駐在してくれている。
それ程年配ではないのだが、管理人からのお知らせはいつも冒頭のような達筆で掲示される。
中でも年末年始とゴールデンウィークに掲示される「自主出勤」通知には毎回頭が下がる。
祭日もゴミの回収がある。管理人は出勤しない日なのだが、ゴミ集積所のことを気にかけてくれているのだろう。
その気持ちと仕事への責任感が「自主出勤させて戴きます」となるのだ。なかなかできないことだと感謝している。
ほとんどの住人は管理人が自主出勤していても気がつかない、と思う。
しかし中には休日に出勤している管理人を訝しむ人もいる。それが集合住宅なのだ。
集合住宅で働く者としてビシッとあっさりと「自主出勤させて戴きます」の掲示。ぐうの音もでない。
言える言葉はありがとうございます、のみだ。
いつもゴミ回収の後、集積所は水で流されて清潔に保たれている。ゴミ集積所特有の匂いがないのは管理人がきれいにブラシでこすり、水を流してくれているからだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1714908981569-mIQSus3tNl.jpg?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?