備忘録 人に相談するときの方法
先日、人間関係のちょっとしたトラブルのようなものがあった。
さすがに生きていると「経験」という言葉を辞書に掲載するくらいはする。
その経験からわたしは学んだ。わたしが先走ることで傷つく人がでる可能性がある。
そこで友人二人に相談することにした。
まずみよこちゃん。10年以上の付き合いである。彼女は優しいし思いやりがあるし、厳しいことも言ってくれる。みよこちゃんなら、長い間わたしと付き合ってくれているので、何か解決に向けたアドバイスをくれるだろうと思った。
次に萩野ちゃん。萩野ちゃんは考えていることを言葉にするのがすごく上手い。しかもその言葉も語彙が豊富で適切な文法を使っているからわかりやすい。萩野ちゃんなら、わたしの悩みを適切に言語化し回答してくれるだろうと思った。
「こういうことがあったんだけど、どうしたらいいと思う?」
みよこちゃんは根気よく話を聞いてくれた。
「私だったらこう思うよ」「それでこなはどうしたいの?」「相手にどうしてほしいの?」と言葉を投げかけてくれた。
わたしのラインはまとまらないし細切れだったけど、最後まで話を聞いてくれた。
その結果自分がしたいこと、相手にしてほしいことが見えたので、結論が出た。
最後に、アドバイスをくれた。
この「どうしたらいいと思う?」はよくないよ、と。
「どうしたらいいと思う?」だと、相手に丸々判断を仰ぐことになる。
判断を求められた相手は、選択の責任を負うし、一から考えなければいけない。
「前に進むことは何かを選択し続けることで、それはすごくしんどいこと」
みたいな説を何かの漫画で読んだ気がする。
なるほど。
そのあと彼女は、解決方法として、
人に相談するときには
「わたしはこう考えてこうするつもりだけど、どう思う?」の形に持っていく
のがいいと教えてくれた。
そういう構文の形が提示されるとかなりわかりやすい。なるほど!!!と思わず大声を出してしまった。
ありがとうみよこちゃん。次天井するときもその形で相談するね。
萩野ちゃんの意見が聞きたかったので、萩野ちゃんにも相談していたけど、途中で結論が出たので慌てて報告した。萩野ちゃんにも「どう思う?」と丸投げしたので、この問題について考えてくれてるのが申し訳ないと思ったのだ。一分一秒でも早く!萩野ちゃんに報告しなければ!という気持ちだった。
萩野ちゃんは「ちょっと早いから、ゆっくり考えよう」と言ってくれた。
「どう思う?と相手に聞いたんなら、いったん相手が回答するのを待ってほしい」
「それを聞いてからでも遅くないんじゃない?」
と言ってくれた。
わたしは思ったことをシュッと口にしてしまう癖がある。
この間指摘されたばっかりなのに、昨日の今日でまた萩野ちゃんにやらかしてしまった、これは甘えである。
萩野ちゃんからも回答がきたので、それを踏まえて色々考えた結果、当初の予定が10とすると、2相手に譲って、8くらいの対応をすることにした。萩野ちゃんにも聞いてよかった。
ということがあったので、みよこちゃんと萩野ちゃんのアドバイスを忘れないように日記に書くことにした。
人に相談するときには
「わたしはこう考えてこうするつもりだけど、どう思う?」の形に持っていく
そして相手の回答を待つ
今日の日記は以上です。
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