見出し画像

【見学会】浅川地下壕

東京・高尾にある浅川地下壕の見学会に参加してきました。
見学会の案内は下記URLを参照のこと。

浅川地下壕とは

アジア・太平洋戦争末期、陸軍の計画によって掘られた地下壕。イ、ロ、ハの3つの区画に分けられ、全長は10kmを超える。中島飛行機(現在のSUBARU、日産自動車の前身)の飛行機エンジンの工場として使用された。

各地下壕の位置は下記の通り
 イ:高乗寺城山の地下
 ロ:浅川金刀比羅神社の地下
 ハ:初沢城跡の地下

見学できるのはイの一部分

見学会当日の流れ

09:30 高尾駅南口集合。参加費500円(保険代含む)を徴収。
参加者が集まり次第、髙乗寺(地下壕入口)へ移動。途中、浅川小学校、高尾みころも霊堂、初沢町第2町内会館前に立ち寄り、地下壕の歴史を習う。

地下壕から捨てられた石
(髙乗寺へ向かい途中にある石垣にて)

11:00 髙乗寺着。トイレ休憩を済ませ、地下壕見学開始。
12:00 地下壕見学終了。髙乗寺にて現地解散。個別に質問等あれば解散後に対応してもらえる。

地下壕の紹介

地下壕へは民家を通らなければ入れないので入口はここでは紹介できない。
この見学会では家主の許可を得ているので問題はない。

髙乗寺の入口の近くには別の地下壕の入口があるので探してみてほしい。
こちらは民家に入らなくても見つけることができる。

別の地下壕の入口
柵があるので中に入る事はできない

いよいよ地下壕に潜入

当たり前だが地下壕の中は真っ暗

足元は滑りやすいので注意

枕木は採掘時のトロッコの名残

入口から数百メートル進むと柵があり、これ以上は進めない
10年程前は左下の一部が空いていてその先に進めたらしいが防犯上の理由から塞がれてしまったらしい

左下の太い棒状のところが防犯上塞がれた箇所

この地下壕には東京大学の地震計があり、間近で見ることができる

こちらは採掘途中の現場
竹の棒が刺さっているこの穴にダイナマイトを入れ発破していたらしい
穴は思いの外深く、この竹の棒を引っこ抜くと2m程の長さであったことには驚いた

トロッコのレールの名残りが観察できるポイント
写真では伝わりづらい

地下壕から出口が見えたら、そう少しで見学会は終了

厳密にはこの先の出入口から侵入したわけではない

最後に1999年に大量のダイナマイトが発見された現場を見学し、地下壕を出て、現地解散。

解散後も質問などあれば開催者が答えてくれる。

興味のある方はぜひ参加してほしい。

ありがとうございます。励みになります。