2021/05/23(日)東京11R オークス


◎11ソダシ
○5クールキャット
▲18ステラリア
△1,7,9,15


◎11ソダシ
阪神JFは鋭く伸びてきたサトノレイナスにキレ負けすることなく勝利。過去の同レース比較だと2016年のソウルスターリングやリスグラシューと同等、2018ダノンファンタジー、2017ラッキーライラック、2015メジャーエンブレムよりは高いパフォーマンスで優秀な部類に入ります。

前走の桜花賞はメイケイエールが飛ばして1000m56.8のハイペースになりましたが、ソダシはインベタ好位で脚を溜めて差すだけの完璧なレース運びでした。前目から上がり33.8のレコード勝ちというのは文句のつけようがありません。歴代桜花賞勝ち馬と比較しても上位のパフォーマンスでこの後のオークス、秋華賞も有力です。

過去にはスローのヨーイドンにも対応しておりペース不問。前目から鋭い末脚を使え、穴らしい穴が見当たりません。

ケチをつけるとすればここ2走で能力の全てを出し切っているように見え、これ以上の上積みは期待しづらい。あとは2000m超のレースで同じ芸当ができるかどうかでしょう。

○5クールキャット
フローラSは超高速馬場も味方につけての完勝でした。ただ、この馬の評価ポイントはそれ以前のレースにあると思っています。4走前のアルテミスSは高速馬場で前有利の中、馬群から抜け出せず完全な仕掛け遅れ。3走前のフェアリーSは捲りにいって自滅。2走前のフラワーカップは出遅れ+勝負所でスムーズに進路確保できず力を出し切れませんでした。そんな中で久しぶりにスムーズに走れたのが前走のフローラSで勝ったこと自体に驚きはありません。直線かなり溜めて追い出しが遅かったように見えました。結果的に着差は開きませんでしたが見た目にはまだ余裕があるように感じ、さらに奥がありそうです。トビが大きく府中の距離延長もマイナスにならないでしょう。

▲18ステラリア
こちらも前走の時計自体は超高速馬場の恩恵ですが補正後でも古馬1600万掲示板レベルはあり、例年のオークスで十分に勝ち負けできるパフォーマンスです。過去のジョッキーコメントから距離延長は歓迎。またデビュー2走の内容から馬群を避けられる大外はマイナスにならないでしょう。


9ユーバーレーベン、1ククナ、15アールドヴィーヴルも通用しておかしくないですが、いずれも追い込み一手で前有利になりやすい今の府中だと抑えの評価まで。ククナとアールドヴィーヴルは配当的に買い目には加えたいですね。

7アカイトリノムスメと2ファインルージュはハイレベルの桜花賞でさほど差のない結果だったのでこちらも低い評価はできませんが、桜花賞以前のパフォーマンスが際立つものでなく買い時は過ぎたかなと感じます。


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