まだ観ぬTOCKA[タスカー]と日本の2つのパンクバンド

スタークラブと言うパンクバンドがいる。70年代から今尚メンバーチェンジを繰り返しながらも活動中のバンドだ。彼らのメジャーファーストアルバムの一曲目はLAST RIGHTS 最終権利と言う曲で自殺についての歌である。かいつまんで言うと惰性で生きるよりいざとなったら死ねるから一緒懸命生きてみせろとも取れる内容で逆説的な生きる事への欲求が感じ取れる。
リアルと言うパンクバンドがいた。動物の権利や反天皇制、東アジア反日武装戦線の反日ラップを歌にしたバンド。彼らの愛のかけらと言う7epヴァイナルのB面の一曲目にFirst Right と言う曲がある。これも自殺の歌ではあるが、死ぬべき自由を最初に手に入れるべきと言うもので、戦争が起きれば死に方まで国家権力に決められてしまう。だからこそ最初にその権利を手に入れろと言う主張で、メメントモリにも通ずるかも知れない。
生と死は表裏一体にも関わらず人は何故、生に意味を求めるのだろうか?表裏一体なら死に対しても意味を見出せなければ、無意味なのではないか?
タスカーに何を見出し、何を感じるのだろうか?
今はまだ想像も付かない。

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