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冨岡・福住のM&Aトーク|Vol.360-361

■冨岡 大悟:M&A BANK株式会社-代表取締役/公認会計士
KPMG/あずさ監査法人のIPO部、フロンティア・マネジメント株式会社でのM&Aアドバイザー業務を経て、オーストラリアに駐在。日系企業の海外進出支援、事業開発業務等に携わる。帰国後にTOMIOKA C.P.A OFFICEを開設。IdeaLink株式会社のCFOの他、上場準備会社を中心に3社の社外役員も務める。
■福住 優 M&A BANK株式会社 事業戦略営業部
中央大学入学後経理研究所にて2カ月で簿記検定2級を取得。その後、2019年春からインターンにて、ベンチャー企業から大企業まで幅広く営業を行う法人営業に従事。インターン参画後、学業の傍ら、1か月で約70名の経営者にセールス活動を行った。その営業活動にて島袋と出会い、ブティック型投資銀行でのインターンを経て、現在に至る。座右の銘は、「攻め」。



【資金調達方法5選】起業する人が知っておくべき基礎知識〈No.360〉


資金調達の種類①自己資金
貯金など、自分で準備する資金
必要な金額がそこまで大きくなければ、借りる以外の準備方法もまず考えてみること

資金調達の種類②融資(借入)
主に銀行、親族や知人から借りる人も
創業時の王道は政策金融公庫、実績がなくても貸してくれる確率が高い

借入を受けるのに必要な準備は?
事業計画・返済計画の説明が必要
税理士や先輩経営者にも相談するとよい
資金調達の支援を専門とする人に頼むこともできる

資金調達の種類③出資
創業当初の支援をするVCもあるが、より支援を受けやすいのはエンジェル投資家
ただし、経験豊富な人物でないとトラブルになりやすいので要注

資金調達の種類④補助金・助成金
国や自治体が用意しているもの
数百万単位、後払いものが多い
必要書類が多いので手間はかなりかかる

資金調達の種類⑤クラウドファンディング
資金調達だけでなく、認知度の向上、評価の確認にもなる

ビジネスモデルによって適切な手法は違う
複数の人に相談して決めること
類似例を自分で探しておくことも重要



「小規模M&A向け表明保証保険」ってどうなの?【M&Aニュース解説】〈No.361〉

https://youtu.be/g6AH4YVz99I

「小規模承継向け」保険であることがニュース!
前から保険はあったが、今回は1億円未満の比較的小規模の案件も対象になった

保険がカバーできるのは「ごく一部の」リスクだけ
申告のなかった簿外債務があった場合などは適用になる
ただし、保険額によって上限が決まっているのでリスクなくなるわけではない

保険がカバーできるのは「買い手の」リスクだけ
買い手のリスクは一部カバーできるが、他にもたくさんのリスクがある
売り手に直接のメリットはない




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