サイトキャッチャー5代目が語る業界の歴史【M&Aファースト・横山氏】|Vol.332
大手も次々参入し、プレイヤーの入れ替わりが激しいサイトM&A仲介業界。今回は、 その中で最古参サイトであり、今も国内実績No.1を誇る『サイトキャッチャー』の5代目のオーナーとなった横山さんにお越しいただきました。
■横山 良雄氏 M&Aファースト株式会社 2番サード
2005年に大学卒業後、リフォーム営業の会社に就職。その後、ネット広告代理店のセプテーニ・ホールディングスや、楽天でネット広告企画・販売、ウェブマーケティング事業に従事。2015年に独立してAishare株式会社 代表取締役に就任。大手自動車メーカー、マテリアルメーカー、女性メディアなどのウェブ戦略、マーケテイングを実施。2020年9月にサイトキャッチャー 事業を買収し、M&Aファースト株式会社を設立。
【サイトM&A仲介の先駆者】サイトキャッチャ―5代目が語る業界の歴史
M&Aファーストの「2番サード」?横山さん登場
横山さんのキャリア
リフォーム会社を経て、セプテーニグループにてネット広告代理店として2年働く
楽天にてEC・トラベルのウェブマーケ・ポイント施策を行い、6年半で独立
独立後5期目、本業はウェブマーケティングのコンサル・業務委託
2020年9月、成り行きで??サイトキャッチャーを買収
コロナ拡大前の3月ごろ、売り手側から仲介を頼まれたのがきっかけ
買い手候補から「一緒にやろうよ」と誘われ、資金を出して取り組むことに
実質買い手になるが、仲介は公平に行うと売り手に伝えて実行
現在は3人でほぼ当分に株を持っている
金額は○千万円(※3代目に売却されたときで3000万円だった)
コロナ禍で人と会いにくい時だからこそ
ネット上でM&Aしたい人を集められる場所はさらに価値が出ると考えた
サイト売買仲介サイトの歴史
サイトキャッチャ―は国内最古参のプレイヤー
サイトキャッチャ―は2005年5月13日からある、国内初のサイト
立ち上げたのは株式会社メディアネット、2年後にフルスピードに売却
2010年光通信へ事業譲渡、2012年にはセルフデザインHD(現ファベルカンパニー)へ
ビジネスは15年変わらないが、他社も持ち主が変遷している
今でもある『サイトストック』は2008年、アイレップがデジパから取得
バトラーズ社の『サイトM&A』はGMOが取得したのち、2018年に事業停止
M&A BANK出演の『UREBA』は2020年7月にフォーイットへ事業譲渡
※フォーイット社はフルスピード子会社。フルスピードGはよくこの業界に挑戦している
サイトキャッチャ―、どうなの?
プランは介入ある/なしで2種類
仲介を依頼できるプランと、売り手・買い手が直接やり取りするプラン
ある程度介入があった方がマッチングの精度は上がりやすい
今の相場は?
営業利益の半年~1年分+α
会員資産、顧客資産、ドメイン歴の古さなど独自の価値があれば加算される
2020年7月ごろから売りも買いもかなり増えてきた
コロナの影響ももちろんだが、別のことに挑戦したい、情熱が続かないといった理由もある
今後の方針は?
売上No.1を目指し、さらにプレゼンスを高める
事業提携も柔軟に検討する予定
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