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M&Aインタビュー

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「経営者の会食、2次会でのぶっちゃけトーク」がコンセプトのM&A経験者インタビューです。 売り手・買い手・アドバイザーの素顔や本音がわかる、台本ほぼなしのリアルなトークをお届けし…
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#売却

サイバー出身経営者、また大物の予感!|M&A BANK Vol.215

1周回って、この肩書島袋 今日のゲストも面白いですよ! 経営者兼、キャリア教育研究家の福山さんに来ていただきました!よろしくお願いします。 福山 お願いします、ありがとうございます。 島袋 福山さん、そもそもこの肩書きってどういうことなんですか? 福山 独立した後にM&Aも複数あって半年に1回くらい肩書きが変わっていったんです。 代表取締役から創業者、ファウンダーになったり、執行役員になったり取締役になったりしたので1回固めようと思って。 まず経営からは離れないだろう

売却の2つのパターン|M&A BANK Vol.168

エージェントを使わなかった正直な理由島袋 その後いろんな会社さんにアプローチされたと思うんですが、それはエージェントを通されたんですか? 小原 実はですね、エージェントを全く通していないんですよ。 島袋 ご自分で直接。 小原 そうなんですよ。 M&ABANKさんのビジネスにどう影響があるかわからないですが、率直なところをお話ししますね。 エージェントを使うべきパターン小原 まず、バイアウトにはパターンが2つあると思っています。 1つは、しっかりと売上利益があって、EB

入札(オークション)方式とは?|M&A BANK Vol.157

買い手の決め方、実は2種類あります島袋 今日もブルームキャピタルの宮崎さんに来ていただいております。 オークションという言葉が宮崎さんの本にも出てきますが、これってどういうものなんでしょうか。 宮崎 オークションは入札のことですよね。 M&Aの売却プロセスは、相対方式と入札方式の二つに分かれます。 実は本を書き始めた理由がここにあるんですよね。売却プロセスの違いとかそのコツ、ノウハウを書いてある本が世の中になかったので、そういうことを書いたんです。たぶんこの本が初めてだと思

ベンダーローンとは?ややこしいけど一石三鳥|M&A BANK Vol.156

さらにこんなややこしいスキームも島袋 LBOは起業家(売り手)サイドにとってもメリットがあると思うんですよね。 たとえば他からは5億円と言われていたものをファンドに10億円で買っていただいて、そのうちの5億円を貸付けするんですよね。 宮崎 それはベンダーローンという特殊なスキームですね。 これも詳しくは私の買いた本にも解説してありますが、まず最初のステップは先ほどと同様に、買収する側がそのための専門会社(SPC)を作り、SPCを経由して、たとえば10億の案件ならまず5億円を

LBOとは?ファンドが用いるスキーム解説|M&A BANK Vol.155

売り手も買い手も得をする?LBOとは島袋 今回もM&Aのプロ、ブルームキャピタル宮崎さんに来ていただいております。 みなさん、LBOという特殊な買い方について知っていますか? LBOは知っておいたほうがいいですよね。 宮崎 そうですね。 そこそこキャッシュフローが出ている会社を売却する場合、買い手がLBOというスキームを使うことで本来出せなかった価格が出る可能性もあるので、売り手も知っておくべきだと思います。 LBOを簡単に説明しますと、まず買い手が買収するためだけの子

ハイバリュエーションでも交渉が成立する理由|M&A BANK Vol.154

過去にはあのハイバリュエーション案件を島袋 今回も、ブルームキャピタルの宮崎代表に来ていただいております。 公開情報しか話せないとおっしゃっていた流れで聞きにくいんですが、過去に手がけた実績を教えていただけますか? 宮崎 世の中に出ている案件では、株式会社リジョブを株式会社じげんに買ってもらったものが有名ですね。 当時、バリュエーションが高すぎじゃないかとおっしゃる方がいました。 島袋 20億でしたっけ? 宮崎 それぐらいですね。開示情報に書いてある金額としか僕は言え

売り手専門アドバイザー登場|M&A BANK Vol.153

口コミ評価No,1アドバイザー登場島袋 本日は株式会社ブルームキャピタル、代表取締役社長の宮崎淳平さんに来ていただきました! どうぞよろしくお願いいたします。 宮崎 よろしくお願いいたします。 今初めて、M&A BANKの動画の背景がCGだと知ってすごくびっくりしています。(笑) 島袋 これまでの動画でさんざん「バイアウトをするならアドバイザーが重要だ」とお話してきましたが、身近なバイアウト経験者の口コミで1番出てきたのが、こちらの宮崎さんなんです。これはリアルトーク。