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Mabだからこそ考えないとイケナイこと。「AIと産業と、ヒトと。」

これまで世界の歴史にはさまざまな産業革命、いわゆるパラダイムシフトがおきました。

例えば1900年初頭のヘンリーフォード(FORD社)による自家用自動車「T型フォード」の大量生産によって巻き起こした人々の生活や経済に与えたパラダイムシフトです。

資本主義のうねりを産んだ「T型フォード」

それまで自動車は一部の貴族による贅沢の極みである領域でしたが、この大量生産によって自動車という存在がいわゆる庶民に近い存在になりました。
それにより、人々の生活は変わり、雇用が生まれ経済が発展しました。
有名な話ですね。

私たち世代が知っているパラダイムシフト


また皆さん世代の記憶を辿ってもパラダイムシフトは大きく2つ起きていますね。これから記載するパラダイムシフトもT型フォードと同様、人々の生活を豊にし、同時にたくさんの雇用を産むきっかけになりました。

  • Yahoo!による「検索ディレクトリ」の誕生

  • Appleによる「スマートフォンデバイス」の誕生


Yahoo!による「検索ディレクトリ」の誕生

Yahoo!はこれまでの「WEBディレクトリ」といういわゆる図書館のように知りたい情報を特定のカテゴリ情報から探っていく体験から、「キーワードによる検索」からユーザーに情報をリコメンデーションする形の検索エンジンをリリースしました。

後発ではあるものの今ではGoogleのSEOなんかがこれに値しますが、この市場で勝つことを目的とした仕事や雇用が同時多発的に産まれ、そして同時にそれは人々の情報の非対称性をなくし、生活レベルを豊かにしたことは間違いないと思います。

「だって、知らず知らずのうちに検索してるもんね、僕たち。」ってか?

「iPhone」の爆誕

記憶に新しいのはこれ、ですね。

スティーブ・ジョブズによる「初代iPhone」の発表

iPhoneは、従来の携帯電話に革命的な変化をもたらすことによって、モバイルテクノロジーにおけるパラダイムシフトを引き起こしました。

それまでの携帯電話は、通話やメッセージングなどの基本的な機能に特化していましたが、iPhoneは、タッチスクリーン、インターネットブラウザ、アプリケーションストアなどの機能を含む、より多機能で洗練されたデバイスを提供しました。

直感的で使いやすいユーザーインターフェイスを提供し、アプリケーションストアを通じて、ユーザーが自分自身のニーズに合わせて携帯電話をカスタマイズできるようになりました。また画面の解像度、カメラの画質、音楽プレーヤー、GPS、加速度センサーなどの新しい機能を導入し、より優れたユーザーエクスペリエンスを提供しました。

これらの機能により、iPhoneは携帯電話からモバイルデバイスへの移行を促し、現代のスマートフォン市場の基盤を築きました。

「知らず知らずのうちに検索してるもんね、僕たち。」ってか?

これまでのパラダイムシフトは「雇用を創出してきた」という事実。

重要なのはこれまでのパラダイムシフトや産業革命は人々の生活を豊にし、経済を発展させたと同時に「雇用の創出」を実現してきたということです。

テクノロジーは、その世界の中で市場を作り、市場での競争が人々の生活を豊にする切磋琢磨的なアプローチにつながりました。

要は競争力が人によって生み出され、それは常に人に還元されてきたということですね。

もちろん一方で世の中に必要とされるスキルセットが変わってきていることも事実です。

「国勢調査」増えた仕事と減った仕事

やはり「労働集約型」の職種は定価の一途を辿る一方、上流工程を作れる人たちの価値が大きくます中でエンジニアや企画的な側面やクリエイティブな側面を持つスキルセットが増えてきました。

ただこれは、先月までのお話

人々の生活の背後に迫る「Chat GPT」

チャットGPT(ジーピーティー)とは、米国の企業であるOpen AI社が開発した、人工知能(AI)を使ったチャットサービスです。
チャットGPTは自然な会話ができるだけではありません。メールを作成したり、詩や小説を書いたり、表計算ソフトの関数を作成したり、プログラミングもできます。料理の献立を考えたり作曲をしたりすることも可能です。

さぁ、やってきましたね。
一般ユーザー向けにとても便利なテクノロジーの登場です。

  • 知りたいことがすぐ知れる

  • 面倒なことをまとめてくれる

  • おしゃれなデザインを作ってくれる

  • プログラミングを任せられる





雇用を奪い、雇用を産まないパラダイムシフトであるということに「気づかなければならない」

世の中のメディアも評論家も「仕事を奪うなー」まではいうけど「雇用を産まない」危険性に関しては全く触れません。
おそらく世の中の人も気づいていないことも多いのではないかと思います。

これはとても危険です。
もう私たちも「明日は我が身」です。

こんな言い方しちゃなりませんがホームレスも「明日は我が身」です。
※だからこの連載シリーズはMab社内に留めるのよん♡

ではそんな中で私たちが考えないとイケナイ「未来」と「使命」はなんなのか、そんなきっかけをMabのみんながそれぞれ持ってもらえる、そんな記事になればいいなぁと思い寄稿しました。

Mabの「世のため人のため」とは


Mab社の中期経営目標「Future Vision」

僕たちが忘れてはイケナイこと

  • 社員が愉しく本気の志事をし、ひとりひとりが市場価値の高いプロフェッショナルであること

  • 社を構える地場が繁盛し続けるための企業努力を怠らないこと

  • 地場の社会課題に民間企業と一緒に向き合い社団法人としての意義を全うすること

  • 地域単位でのGDPの向上を実現するために雇用機会創出にコミットメントすること

私たちはこの時代の流れに反するかもしれませんが、繁盛の一つのかたちとして「雇用創出」を掲げています。

なぜMake a Baseを推進するのか、それもその想いが強くいるからです。
じゃないとそんなリスキーなことしませんよー!w

ただ、ここまで体系化され、定型化できないテクノロジーが発展してきているこの昨今「感覚・直感的な仕事」だけではマジで即死していきます。

もちろんそれはとても大切。
だけれども、この時代を読んで、波を読んで、市場を見る力を養いながら、個々人が次なる時代のムーブメントを想像するためにどう生きるべきかのか、を考え市場価値の高いにビジネスパーソンになってもらうためにMabはそんな会社になっていきたいし、皆にもそうなってほしいと考えています。

「俺、私には関係ないや!」
そんな人間にとっての魔の手はすぐそこです。

「やばい!とんでもない時代が来る」
そんな人間にとっては、おそらく絶好の絶好の勝機です。

Mab諸君!
世の中にバリュー発揮して、イケてる大人集団になりましょう!

※必要な勉強会などは適時ひらくのでリクエストプリーズ


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