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家系図

自分はどこから来たのか? 

このところ自分のルーツが気になってしかたがなくなってきました。

理由はわかりません。

気になると調べたくなります。これは性分かもしれません。そこで家系図を作ってみようと思い、何か参考となる本はないかと探すと、ありました。

渡辺宗貴さんが「私の家系図物語(ヒストリエ)」という本を執筆されていました。時事通信社から出版されていて、この渡辺さんはナント「家系図作成代行センター株式会社」の代表をされていて家系図作成を専門業務とされているようです。

この本を手掛かりにとして自分のルーツを探すことにしました。まず私が誕生するためには、父母の存在が必要となります。私の父母にもそれぞれに父母(私からすると祖父祖母)がおります。こうやって考えていくと一代遡るごとに2の乗数の人物が登場してきます。自分を起点として逆ピラミッドができる形になります。祖父母の名前は知っていても、その前の曽祖父・曾祖母はよく知りません。調べるには戸籍をたどる必要がありますが、渡辺さんの本によりますと、戸籍には保管期限があるのだそうです。現在のところ戸籍の保管期限は150年だそうです。そらそうですよね、亡くなった人の戸籍は相続でもない限り必要ありませんし、そんな古い戸籍が必要なケースはごく稀でしょうから。そのため、明治期の戸籍は一日ごとに廃棄されているのだそうです。

それで自分の本籍地の戸籍を取り寄せてみました。今の戸籍は核家族化が進んでいるので自分の直系の祖先だけが記載されています。これが昔の戸籍では戸主(戸籍の筆頭者)の縁者、例えば戸主の弟やその妻、子供など全部記載されているので非常に分かりにくい。その上に手書きなので達筆すぎて読めない場合も多々あります。特に女性は嫁いでその家の戸籍に入っているので、その人のご先祖を調べようとすると「苗字」や「住所」を判読しないとなりません。しかしこれがなかなか読めないのです。古文書??父方の先祖は苗字が同じだけれど、それでも父方の祖母は他家ぁら嫁いできたので苗字が違う。曾祖母も、その前の人も苗字が違う。何とか苗字は読めるけど・・・ 卜部、京谷、柳生。まるで時代劇に出てくるお武家様の苗字が並んでいます。もしかしたらご先祖様は剣豪、お殿様、忍者・・・なんていろんなことを妄想していると、非常に楽しい。そんな訳で家計図は自分の空想を広げてくれる面白い趣味の一つになりました。今は父方のご先祖様を辿っていますが、今後は母方のご先祖様、それが終われば奥さんのご先祖様も調べるつもりです。非常に楽しみなんですが、早く戸籍を取り寄せないと明日処分されるかもしれません。古文書の内容をうんうん云いながら読み下して楽しんでいます。

ご先祖様にご興味がある方は一度お試しされてはいかがですか?

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