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名前の由来について

以前から、自分のルーつに興味があり家系図を作ろうと色々調べてきましたが、ふと考えました。

自分のルーツは、名前、つまり姓に起因するのだと。

私の姓(名字)である、美田(みた)はかなりレアな名字らしく、全国順位は9,864位、全国におよそ750人の美田姓の人がいるようです。

藤原さんとか、橘さんとかはお公家様、織田さんとか徳川さんとか武田さんとかは武将がご先祖様じゃないかなぁと想像を膨らませることができますが、レアとはいっても美田なんぞは歴史にも見当たりません。


当然ながら名前の由来については、戸籍では追うことができません。
そこでネットで色々調べたり、図書館で名前の由来について書かれている本などを読んでみました。「参考文献 名字由来net」https://myoji-yurai.net/
【名字の由来解説】現鳥取県東部である因幡の有名氏族、はっきりとした出自は不明。現東京都、埼玉県広域、神奈川県北部である武蔵にもみられる。【名字】美田 【読み】みた、よしだ、はるた、びだ?? 
えええ、びだ、びだはチョット読まないだろう。
昔ある先生が出席を取る際に、「びでん」と呼ばれたことはありますが。
これは老子の有名な言葉である「子孫に美田を残さず」をご存じだったのでしょうね。

また、別の本では美田(みた)は語源からすると、三田に由来すると書かれていました。三田は神仏に備える米を作る田んぼのことらしい。もともと農民が尊んで御田(おんだ)言っていた、皇室領田や神田、寺田の田んぼを指すみたいです。
こ神仏に備えるお米を作る田んぼは、ふつうの田と違って農民共同で作業したり、特殊な工人にさせたりするのだそうです。
正式には屯田(これも”みた”と読む)や○○社の神田というべきところを御田(おんだ)と略称したらしい。

ふむふむ。

村の農民の間では御田(おんだ)と称すると、それでどの田んぼかが分かるため、御田(おんだ)は全国で多数あり、管轄も異なる。

ふむふむ。

そして長い間に、御田の読みが”おんだ”から、”みた”になり、漢字が美田、見田、実田とも書かれていたが、三田の文字が多様をされた。

そうか、これでつながりました。
私のルーツは、皇室の田んぼを管理する人だったみたいです。今でいうと宮内庁の職員??なんですかねぇ。



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