東北地方からの東工大合格者が少ない件について

私は東北某県出身で現役東工大合格(およそ30年前)なんですが、びっくりするほど合格者が少ない件について考察しようと思います。
まずは、2024年の実績について。括弧は現役合格者数。(https://www.inter-edu.com/を参考にさせていただいた。)

仙台市立仙台青陵中等教育学校 3(1)
宮城県仙台第二高等学校
 3(2)
青森県立青森高等学校 2(1)
秋田県立秋田高等学校 2(1)
岩手県立盛岡第一高等学校 1(-)
青森県立八戸高等学校 1(1)
宮城県仙台二華高等学校 1(1)
山形県立山形南高等学校 1(1)

寂しい限りである。さらに言えば福島県とか私立からは合格者0である。

東北大学の存在

東北地方にある高校、特にナンバースクールと呼ばれる高校については今も昔も変わらず東北大学に行ければ良しとする先生、生徒が数多く存在する。学内の成績で上位20%(〜25%)以内に入っていれば合格圏内に入り満足する。合格層のうちの上位は東工大(文系で言えば一橋が該当)にチャレンジできるレベルにあると思うが、先生たちに合格させるノウハウもないし、合格実績を確実に積み上げたい学校側の思惑などいろいろ重なり、勧める例は皆無に思う。

ロールモデルの存在

合格実績から見て分かる通り、この先輩がこうやって合格したというのを体感するのを全くできない。首都圏の進学校であればこの辺は解消されるのではないか。

ライバルの存在

私のときも分かりやすいぐらいいなかったです。記念受験で同級生が受けていたけど普通に落ちていました。メジャーにおける茂野吾郎のジョー・ギブソン(およびジュニア)みたいのは必要です。

優秀な先生の存在

まともな予備校なんてのは仙台以外にないので校内に優秀な先生は必要です。この辺で苦労すること待ったなしです。私も高3の頃に化学の先生に問題聞いたら解き方分からずということが起きました。まあ、これは今だったらSNS駆使すれば何とかなりそうです。

最後に

SNS駆使しつつ、教師ブロック、親ブロックをかいくぐればワンチャンあるかもです。
ボッチで入っても東工大はバスゼミ(これまだあるかな?)で誰かと仲良くなればボッチは解消できますので安心を。


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