負け戦に赴く気持ちを知った…
ちょっとまて。え、6月終わるの?
今週末、司法書士試験がある。
受験票が手元にある。
そもそも、受験生であることを前提に仕事をしている。
だのに!
ほとんど丸腰のまま、きっとさしたる緊張感もなくこのまま週末を迎えそうである。
いや、そもそも、こんなことをブツブツ文章にしている暇があるんかい、と。あるんだな。ここまで今更何かしても何も変わらないと分かりきっていると、足掻く気すら起きない…(それでもあんまりだなと思って順番無視して実務的に親しみやすいとか、自分ごととして捉えやすい戸籍関係のところとかは気持ち的にかなり集中して読めましたけれど。今日も、順番無視して、読みたいところだけ、参考書読みますが。)
いいんです、初学者ですし、完全な独学だから、当初から今年はとにかく一度受けてみることが目的だったので、いいんですよ。今年は、現場に行って帰ってくれば目標達成。
今週末の試験を経験したら、来年に向けての(現実的に合格を狙いに行くつもりの)プランを立てる、という算段。
いやはや、こんな調子で、緊張感はないけれど、当日、間違いなくぼんやり過ごさねばならぬ時間がある程度できることが目に見えていて、なんか、ちょっとゆううつですらある…なにかもう、(法律と全く関係ない)思索のテーマでもひとつふたつ用意していこうかというくらい。
いやー、ここにきて、初めてわかったことがあります。
学生時代の私には絶対に理解し得なかった、お勉強におけるこの絶対的敗北が目に見えているけれども本番に挑むという気持ち。
途方もなく気だるい。
こんな気持ちを10代のうちに味わう人もいたんだろうな…と思うと、なんか、大変長らく自分のことをよわよわ人種と思ってきたけど、たしかに特定の分野においては強者だったのだな。
こりゃなかなか、やるせないわ。
あ、大丈夫です、全然落ち込んではいない。
すべて想定の範囲内。
なんと試験会場が母校の、それも、4年間を過ごしたキャンパスなので、そうね、ちょっと、あまりにも手も足も出ない状態になったら、窓の外でもみて、学生時代の思い出に浸ろうかしらね。
んああ、もやっとするけど、では、参考書を開きます〜。
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