知性、尊い。

さて。

6月から仕事らしい仕事を再開して、早速、怒濤のように働いている。

いや、ほんの2週間ではほぼほぼ戦力にはならないのだけど、とりあえず、夢中。というか、必死。笑


折角「勉強時間を確保するため」とあえてのパートタイマーになった割に、日中めちゃくちゃ頭を使うので睡眠時間がでばってきて、勉強は停滞気味。しかしまあいいのだ、始めはそうなって当たり前、ということにしている。どのみち今年の試験は偵察なので、ベストは尽くすものの、はなから今年受かるつもりではないし(そんなミラクルが起きたら全国の司法書士試験受験生の心をくじく。)運良く業務範囲の広い事務所に入れたおかげで、実務が勉強になる。ありがたい。はたと俯瞰の気持ちになると、何気にすべてが狙い通り。夜よく眠れるくらいに地頭を駆使して働くのは、まあ、大変だけど、気持ちがいいと言えばいい。

追い追い、朝早く起きるなり、業後に勉強時間を確保するなりしようと思うけれど、最初から飛ばしてロクな事にはならないので、セーブだ。


しかしながら、当初この業界を志してもいいかもと思った動機として、薄ら働く人々の知性に由来する民度の高さみたいなものを嗅ぎつけていたのだけど、果たして、当たった様子。

どうやら聞くところによると私が入職するのと入れ替わりのタイミングでお一人有資格の方がお辞めになったばかりだとかで、それでどうやら通常以上にみんながみんな忙しい、という環境でスタートしたらしいのだけど、確かにみんな猛烈に忙しそうだけど、だからといって、不慣れな私にストレスをぶつけてくるような人はいない。

(いや、本来それって人として当たり前なんだけど、結構、出来ない人は多い。)

こんな道を志すくらいだから中にきっと愛すべき変人的なひとも居るんじゃないかと思っているので、そういうのがもうちょっと仲良くなってくると分かるかなと思って、大変楽しみにしている。


私は、私自身がこんなに右往左往しがちな人間であることもあって、所謂お勉強が出来ることとか学歴なんかを、社会において人の価値基準とすることには大変懐疑的ではある。けれども、ベン図のように知性と人間性というのを両方とも兼ね備える人というのも中には存在していて、今のところ、同じ事務所で働いている人たちは皆そういう人のようで、尊いなあ・・・と、思っている次第。


気づけば初めての試験は約半月後に迫っているし(げげ)、それが終わると少しのバカンスを経て今度はライティングの勉強だとか、パートだけでは心許ない収入を補うためのスポット的な別の仕事だとかも始まってくるので、なかなかに、忙しい毎日が続きそう。


ま、でも、返す返すも俯瞰の気持ちになると、何気にすべてが狙い通りに進んでいるので、時々そのことを思い返しつつ、セーブセーブで、やって参りますよ。

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