7割ざまあ、3割ごめん。(干渉についての考察)

20代の頃、たいした化粧っ気もなくて、スカートよりパンツ派で、フリルとか着ると気持ち悪い感じすらしてたほど、総じて「女らしい」的な要素にムズムズする違和感を覚える方だったわたくし、元夫には、非常にその点において干渉されてまして。よく身なりは注意されたし、美容家電的なものを買い与えられたり、していましたねえ。

人ってコントロールしようとするとその通りにならないのね。と、完全に自分を正当化しましたけれども、まあでもそれって真実だと思う。すごい皮肉だけど。自分の肝にも銘じておこうと思う、そういう干渉によっては、全然変わんなかった、私。


それがほんとになんていうか皮肉だけど、一人になってから、徐々にほんとに少しずつだけど昔から考えたら結構びっくりするような変化が色々あって、女らしくあることの楽しさ、みたいなこともようく分かるようになった。

もちろん、ニュートラルな価値観を否定する訳じゃない。あくまで自分の経験を語っているだけよ。だけど多様性のうちのひとつとしての「典型的な、女(の子)」が、本来の私にとっては自然な状態だったようで。物心ついてから男女平等社会のメリットデメリットを両方全身に浴びて生き延びようとしているうちに、不自然な有り体が染みついてしまっていた模様。身なりは外見だから顕著に出るし、その変化に伴って、内面も。


そういう「なんか無理してるな~」的な雰囲気を私が出してたのかもとか、今のが断然楽しいし楽だし、今となって顧みると、もうちょっと女子力上げてよ的な干渉の全部が元夫のエゴとは到底思えず、その心「7割ざまあ、3割ごめん。」なわけです。


はっきりした言葉使ってみたけど、結婚離婚に悪者なしと心得ているから、その点については、見逃してくださいまし。率直な気持ち。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?