マスクギャップ
どうでもいい話をしますが。
ここ3年ずっとマスクをしてるから、その間に保険会社で営業部に異動したり、転職したりして、「マスクをした状態で初めまして」する仕事相手が増えた。
そうするとさ、その人の顔のぜんぶを実は見たことがないのにそれなりに付き合い長いっていうひとも、中にはいるわけ。
付き合いがそれなりに「長い」かどうかっていうのは、「このひと、マスクで隠れた口元はこんな顔してるんだろうな〜」というイメージが無意識に形成されるくらいの期間。
そんな人がある日唐突に、何かの機会にわたしの眼の前でマスクを外す…とそこには!!
おおっ?!と思わせる、これまでのイメージを覆す人が立っている…
ということが稀にある。
この「マスクギャップ(勝手に命名した)」に驚いた例は過去に二例。
案外少ない。それは、マスクの下の顔立ちのイメージまで形成される前に何かしら顔全体を見る機会がある相手が実はほとんどだということなのか。それとも、上半分と下半分の組み合わせに意外性の有無というのがあるのか。わからない。
取引先の社長さん
ずっといちばんびっくりの座を守り続けてきたのが、保険会社で外回りしてた時のとある取引先の若い社長さん。
声もでかいし、大雑把で、気立ても良く、どちらかというと体格の良い方の男性だったので、その隠された口元はさぞワイルドなんだろうと思っていた。
たぶん夏のある日、まあとにかく手のかかる取引先で、何度目かの同じ説明をしに(笑)その社長さんの元を訪ねたところ、暑さのあまりおもむろにマスクを取った彼!
まさかのそこには、ちょっとウサギ系の、おちょぼ口にちょっとだけ前に出た前歯…!!!
え、かわいいかよ…!!!
いやー、ギャップ萌えってこういうこと言うのか〜。や、別に萌えはしてないな。
でも、それ以降なんかちょっと私側の彼とのコミュニケーションの受け止めが変わったのは事実。
事務のお姉さん
最近になって、前述の社長さん以来のマスクギャップ新記録を更新して。
仕事柄時々会う出先の事務のお姉さんがおられましてですね。
私が今の仕事に移ってからだから、時々会う×3ヶ月強くらいか。
背格好は大体私と同じくらいで、たぶん同年代、服装は比較的女性らしくて若干カジュアルな、ママさんファッションの方なのだけど(実際にママさんらしい)
その隠された口元はたぶん、かわいらしい目元の印象をそのまま引き継いだ感じ、顔全体の印象はどちらかと言うと童顔な感じかと思ってた。
ある日彼女が、たまたま私が行った時にマスクを外してたらしく、つけながら出ていらして。
パッと目があったその時、そこにあったお口は!
おや?なんか、色っぽいんですけど…?!
そういうパターンもあるのか〜!!
予想通りお綺麗な方ではあったんだけど、なんか、綺麗の方向性が思ってたのと別方向ですごいびっくりしたんだな。
私はどうおもわれてるんだろ!
かたや私なんか例にあげたお二人以上にこの3年間で日常的に付き合う相手がほぼ総入れ替えみたいになってるので、きっとまだ口元を見せたことのない知り合いもいるはず。
いやーびっくりされてるかもしれないな。と思った。
どうでもいいでしょ。
世の中の人は、こういう経験してるのかな〜。
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