初心者でも簡単にAIで画像を踊らせる方法【Photo Dance】

お疲れ様です。
ゆーまです。

まずはこちらをご覧ください。

すべて1枚の画像から自動生成した動画です。
画像自体は自身で生成したものです。




▼それぞれの元画像


今回紹介する方法を使えば、たとえ生成系AIの初心者でも、
腹筋美女はもちろん、リアルピカチュウから赤ちゃんまで
キレッキレのダンスをさせることができます。



AIダンス動画とは

AIダンス動画とはAIを利用して生成されたダンスのアニメーションのことです。

静止画像からの動画生成、動画からの動画生成やディープフェイク技術を活用する方法などいろいろ方法はあります。

TikTokなどではとくにAI美女のダンス動画が注目を集めています。

今回紹介する方法は初心者向けの内容ですので、画像1枚あればダンス動画を生成できます。


AIダンス動画の仕組み


簡単に画像からダンス動画が出来上がる仕組みを解説します。

まず、AIはアップロードされた画像を解析し、そこに映る人物の骨格や姿勢などを解析、特定します。
これにはポーズ推定技術が使用され、関節の位置などを認識します。

アプリ上であなたが選択したダンスの動きを基に、アプリがあなたの画像を動かして、連続したダンスの動きにします。
人物がダンスをしているように見える一連のフレームを生成します。

最生成された一連のフレームをつなげて、実際の動画にします。
このとき動作が滑らかで自然になるような処理も行われます。


こうして、静止画からリアルなダンス動画が完成します。

ざっくりとですが、これが静止画1枚からダンス動画が出来上がる大まかな流れです。


勘の良い人はお気づきかもしれませんが、画像はAIが解析しやすいものであればあるほど、できあがるダンス動画のクオリティは上がります。

詳細は後述します。


Photo Danceをおすすめする理由

上記仕組みを提供しているアプリはいくつかありますが、Photo Danceがおすすめです。

理由は3つ。

  1. 動画が破綻しづらい
    いくつか動画生成AIを試してみましたが、動きがスムーズであり、元画像の破綻も少ないです。

  2. 生成スピードが比較的はやい
    1動画あたり10分ほどで完成します。

    生成リクエストは3つまでできます。
    4つ目はリクエスト中の動画のうち1が完成すると、またリクエストできるようになります。

    さらに、他のツールに見られるような生成エラー(エラーで動画生成がストップしてしまうこと)もぼくが使っていた範囲ではありませんでした。

  3. 操作がわかりやすい
    アプリをダウンロードして画像を1枚用意すればすぐに利用できます。
    アプリのデザインも直感的に操作していくので迷うことはありません。
    詳しい使い方は後述します。


Photo Danceのデメリット

Photo Danceにはデメリットもあります。

  1. 有料
    以前まで限定的ではありますが、Photo Danceは無料で動画が生成できていました。

    しかし、現在は以下の通り課金が必要です。
    1ヶ月プラン:1190円/週 ※週です。1ヶ月使うと4760円です。
    1年プラン:4740円/年  ※年です。


    明らかに年プランのほうがお得ですが、とりあえず1週間どんなかんじか試してみて、よさそうであれば年プランに切り替えるのがよさそうです。

    自動更新ですので、解約する場合は忘れずに解約手続きをしてください。

    生成できる動画の数ですが、ぼくは2日で50近い動画を作っていますが、現状制限などは発生していません。

  2. ダンスのモデルが限られる
    Photo Danceはダンスモデルを選択し、その動きにあわせたダンス動画を生成するため、選べるパターンは有限です。

    それでも他のアプリと比べると選べるダンスの種類は多いです。

    とはいえ、「自分の踊りを反映させたい」という人には向きません。



    ダウンロードや課金はあくまで個人の責任で行ってください。



Photo Danceの使い方


①アプリをダウンロードする

iPhone:Photo Dance: AI顔写真アニメーター&動画 作成
Android:Photo Dance: AI Photo Animator



②トップページにある素材から作りたい動画のテンプレートを選ぶ


③元画像をアップロードし、「ビデオ作成」ボタンを押す



④マイページで動画生成がスタート


⑤出来上がった動画(mp4形式)を保存する 
 ※アプリ内保持期限は3日間


Photo Danceで認識しやすい画像

綺麗で破綻のない動画を生成するために元画像は極めて重要な要素です。

以下の点を踏まえた画像にすることでダンス動画のクオリティは上がります。

  • 人物の全身が映っていること

  • 四肢が明確に区別できる画像であること

  • 顔は真正面を向いていること

  • 正面で素立ちしていること

  • 人物を隠す障害物がないこと

  • 映っている人物は1体だけであること



こうした画像を画像生成AIで自由作れるようになると、表現の幅は広がります。
結果、みんなからも注目される動画を作れるようになります。

「画像生成AIはこれからだよ!」「興味はあるけど難しそう」って人は
完全未経験者向けAI美女・グラビアの始め方マニュアル【StableDiffusion等のむずかしい環境構築は不要】
も参考にしてみてください。



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