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#133_USD/JPY振り返り2024年3月4日~3月8日

今週の振り返り:今週は約3週間続いた天井圏が崩れました。雇用統計をきっかけに崩れるのではないかと考えていましたが5日の高値未更新がきっかけで買い手が諦めたようです。現在は日足、4時間足クラスの押し目候補まで下がりましたが2023年高値から切り下げた形になっているため売り手が優勢のように見えます。
日々の学習は過去チャートを使ってのシナリオ練習を中断し、基礎知識をスキルに変える為の訓練を行う予定でしたが明確な訓練方法を考案できずに迷っている状況が続いてしまっているためシナリオ練習を再開し、同時に基礎スキルを身に付けるための練習方法を考えようと思います。

週足

先週は180pipsの陰線コマ足。2022、2023年高値150.0で浮動中。2023年高値から高値を切り下げて一旦下を試すか高値を更新するかという所です。サポートは2024年安値140.0、レジスタンスは150.0。2023年高値からの下降波のハラミの中です。全体は上目線ですが、現在はレジスタンス付近の高値なので売りの圧力が強そうです。
日足

1,2月は連続陽線。2月の終値がほぼ150.0で終わっておりレジスタンスされたと見るトレーダーも多くなるかもしれません。
4時間足

H4売り手の注目は3週前高値、2023年高値のレジスタンス。先週木曜の日足SMA21からの反発で高値更新ならず。
H4買い手の注目は日足SMA21のサポート。2月安値からの上昇波の中段持ち合い。週足終値は150.0の上でクローズ。
TR中段2週前高安151.0と149.0。 上段の上2023年高値、152.0 下段の下4週前2.07安値。147.5付近。
・H4Bearの視点3週前、CPI安値を下抜けば3週前安値、148.0付近までショート。
・H4Bullの視点150.0レジスタンス、3週前高値を更新すれば152.0へロング。149.0付近まで売られてサポートされれば3週前高値までロング。
3月4日(月)シナリオ

前日は80pipsの上ヒゲ陽線。日足SMA21反発で上昇しましたが高値更新できずに再び150.0まで押してきています。3週前高値からの売りとCPI安値からの上昇波の買いが攻防するかもしれません。
現在は3週前高値とCPI上昇波の起点安値のレンジ相場が続いています。
・レジ:3週前高値。      
・サポ:木曜先週安値。
・Bearの視点:前日高値を試して150.5付近で高値を切り下げれば先週安値へショート。
・Bullの視点:先週終値、150.0付近でサポートされれれば先週高値へロング。木曜安値手前149.5付近まで売られて安値を切り上げれば金曜高値までロング。
・今日の日足は150.0付近安値、3週前高値までの陽線。150.5付近の上値を試して2週前安値付近の下ヒゲ陰線コマ足。
3月4日(月)値動き

東京時間に下値を試しましたが150.0でサポートされて上昇。前日高値のネックで反応しましたが安値切り上げが意識されて売り手のフォローが付かずにそのまま上昇。売りを受けながらも150.5まで上昇して終わりました。東京時間の下値試し後のロングは直近高値のレジスタンスが近く見送りです。安値を切り上げたにも関わらず直近高値も更新でなければ買い手のモチベーションが下がりそうです。
3月5日(火)シナリオ

前日は70pipsの陽線。150.0と日足SMA21サポートされていますが前日の高値は更新できていません。
先週、月末の下ヒゲ反発があったにも関わらず買い手の勢いも強くないようです。現在も3週前のCPI上昇波のハラミの中にいてハラミ足が14本となっています。
・レジ:3週前高値     
・サポ:150.0
・Bearの視点:金曜高値を試してレジされれば高値切り下げで150.0へショート。
・Bullの視点:150.0まで売られてサポートされればロング検討。前日高値からの売りが崩れれば3週前高値までロング。
3月5日(火)値動き

東京時間は前日高値への上値試し。2週前終値である150.5を試すも上昇できすNY時間に高値を切り下げる下落が発生。前日安値、150.0、日足SMA21が意識されて反発しましたが直前の高値切り下げが意識されて反発後の勢いが弱まっています。
3月6日(水)シナリオ

前々日の陽線で高値更新できずに前日は86pipsの陰線。150.0、日足SMA21の上でクローズ。
やや高値を切り下げている状態なので若干売りが優勢に見えますが現在は3週前の高安のハラミの真ん中付近でどちらに向かうかわかりずらい状況です。前日は高値を切り下げて売られてから反発し戻り売りが入りました。現在は安値を切り上げかけていますが次回戻り売りの入る場所によっては安値を更新する可能性も上がりそうです。
・レジ:前日高値150.5      
・サポ:150.0
・Bearの視点:前日終値150.0のWBからのサポートが崩れれば先週安値までショート。前日高値のネック付近まで買われてレジスタンスされれば前日安値へショート。
・Bullの視点:先日終値150.0でサポートされれば3週前高値へロング。CPI安値手前まで売られて安値切り上げればロング検討。
3月6日(水)値動き

東京時間は前日終値150.0付近でサポートされて上昇するか、前日からの売りの流れで下がるか持ち合い。
欧州時間に強く売られて先週安値の手前で反発。その後も戻り売りと先週安値からの買い手が攻防しましたが結局売り手が勝って先週安値まで下がりました。
3月7日(木)シナリオ

前日は100pipsの陰線。日足の実体で150.0を下抜きましたが3週前安値を更新できていません。レートは日足SMA21 の下になりました。現在は先週安値、CPI安値で反応しています。天井圏の下限にきていますので
下限から再度上限を目指すか或いは下限を下抜いて一段下の押し目候補まで下がるかという所です。日足クラスの2番天井のため下抜く場合は大きく下がる可能性がある為下抜けた場合は慌てず対処すればよいと思います。
・レジ:150.0      
・サポ:先週安値
・Bearの視点:前日陰線の戻り売り。3・05安値付近を試してレジスタンスされれば先週安値抜け狙いのショート。先週安値のサポートが崩れれば148.0付近までショート。
・Bullの視点:前日安値、3週前安値149.0付近でサポートされれば150.0へ直近下降波の戻りをロング。
3月7日(木)値動き

東京時間の早くに前日終値を試して下落。先週安値で反応しましたがこれまでの流れでサポートされずに前日安値を更新。4週前安値でも反応しましたがサポートされずに下落。148.5でも反応しましたが欧州時間に安値更新。148.0、1月終値、高値更新した安値で停滞して終わりました。
3月8日(金)シナリオ

前日は180pipsの大陰線。3週間続いた天井4週前安値、CPI安値を日足の終値で明確にブレイク。149.0のレジスタンスをブレイクさせた上昇起点の4週前安値、日足100SMA、148.0まで下がってきました。
現在は2月陽線安値146.0からの上昇波61.8%の押し目候補になります。但し買われるにしても波の転換にある程度の時間が必要なため慌てて買わなくてもよさそうです。本日はアメリカの雇用統計の発表がある為注意が必要です。
・レジ:4週前安値149.0のサポレジライン149.0      
・サポ:前日安値、147.0
・Bearの視点:前日陰線の戻り売り。前日終値あるいは148.0、付近を試してレジされれば147.5抜きのショート。149.0付近まで買われればショート検討。前日安値付近からの押し目が崩れれば2月安値146.0付近までショート。日足200SMA21への試し。
・Bullの視点:戻り売りを受けて前日安値から安値切り上げで火曜高値からの下降波の戻りを149.0の半値戻り売り候補までロング。前日終値を上から試して下がらず戻り目が崩れれば148.5までロング。
3月8日(金)値動き

東京時間に前日の安値を試して反発。前日終値を試して上昇できずに欧州時間に急落。当時は雇用統計待ちと見ていたのでノートレード。雇用統計で前日安値を試して戻り売られたので日足200MAまで下がると考えましたがそこまで下がらず147.0の日足、H4クラスの押し目候補で週足がクローズしました。

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