USD/JPY振り返り2022年4月25日～4月29日

今週もUSD/JPYの振り返りをします。
今週前半は先週高値からの下げは明確な節目を想定できずにいつ押し目買いが入るかわからないので売りエントリーは難しいと考えました。後で見れば押し目崩れで値動きに合わせてエントリーできれば勝てた局面だったようです。後半は先週上昇波の深い押し目からの強い上昇でしたが、先週金曜日で高値を切り下げていると認識していたためそこまで強い上昇を想定できておらず逆に売り転換を考えてしまっていました。
通常の波のイメージは少しづつできるようになってきていると思いますが、押し目崩れなど複数の波のイメージを想定できておらず想定外の値動きの対応が出来ていない事を実感しました。
今週は木曜日の急騰の後、やらなくても良いところで余計なことをして大きな損失を出しました。勝率42%、－49pipsとなり週次でマイナスとなってしまいました。月次ではわずかに＋でしたがまだまだムダ自滅的なエントリーが多いため日々練習をしていきます。
月足

2015年高値（125.8）を更新中月足の確定は今週末4月29日（金）になりますが、レジスタンスするには現在値から約250pips下げる必要があります。次のレジスタンスまでは後600pipsも上になるので100pips刻みで診ようと思います。
週足

先週も約310pipsの大陽線続。何処まで円安になるかわかりませんが、先週は130.0の手前129.0でレジされる
形で70pipsの上ヒゲが出ています。週足ではチャートの左に抵抗するものがありません。
日足

先週水曜日に久しぶりの陰線200pipsが出て129.0で抑えられる形。金曜は陽線のコマ足で終わっています。
H4

上昇トレンド継続中。先週も約300pipsの大陽線。3月安値から約1480pips上昇している。
売り手の注目は先週高値129.0のレジスタンス。
買い手の注目は3月からの上昇強い上昇。
TR中段は先週高値と水曜日安値。TR上段は130.0。TR下段は先週安値。途中に2015年高値がある。
H4Bearの視点：先週高値、129.0のレジスタンス、先週水曜安値のネックライン抜けから先週安値の流れをショート。下降3波狙い。
H4Bullの視点：先週陽線の押し目買い。ネックラインサポートのWボトムから130.0を目指す流れをロング。先週安値まで売られれば2番天井へロング。先週高値のWトップ崩れればロングで130.0へ
4月25日（月）シナリオ

先週水曜日の陰線からの戻り売りを受けても安値を切り上げてきているが週足の終値は129.0で抑えられている様子。
Bearの視点：先週金曜の高値試し。129.0レジスタンスで金曜安値、128.0へショート。129.5まで買われればショート検討。
Bullの視点：先週金曜高値でのWトップ崩れで先週高値129.5へロング。128.0まで売られてサポートされれば129.0へロング。
4月25日（月）の値動き

先週高値を試してWトップ形成から下げ始めました。先週金曜日の上昇時にサポートされそうなところがおおくあるのでショートは難しいと考えていました。東京終盤のWボトムからの上昇失敗がWトップネック抜けからの3波の様に見えます。あるいはNY時間の128.0上にできたブロック抜けで127.5を狙ったショートとその戻り売りがやりやすそうですが、このタイミングはチャートを見ていませんでした。
4月26日（火）シナリオ

前日は約130pipsのコマ足陰線日足の終値は128.0の上で終わっている。
Bearの視点：前日高値からの戻り売りの続き。現在はもみ合いの中、SMA21を下抜けて128.0でレジされれば127.5へショート。127.5を下抜ければ127.0の急騰安値までショート。128.5まで買われれば利確のショート。
Bullの視点：128.0でサポートされれば128.5へロング。128.5からの戻り売りが崩れれば129.0へロング。
一旦戻り売りを受けて127.5でサポートされればWボトムからのロングで128.0へ
4月26日（火）の値動き

東京時間にSMA21の反発で127.5、先週水曜日陰線ハラミ足の安値まで強く売られましたがサポートされて強反発しましたが結局そこからの押し目買いが崩れて127.0まで下がりました。更にそこからの利確の反発で直近高値のネックまで上昇しましたが深夜に戻り売りが入り127.0まで下げました。安値を更新する売りに対して買い手も強く上昇させているので一方的に売りが強いという訳ではなさそう。
4月27日（水）シナリオ

前日は110pipsの陰線。陰線の連続は久しぶり。昨日は戻り売りが続いて127.0まで下げてきました。先週陽線上昇波76.8%の深い押し目Wトップの完成で戻りの2波が始まるかそのまま下がるかもしれません。
Bearの視点：戻り売りの続きはすでにSMA21反発で戻り売りされているので売るのは一旦上昇して上げ止まりを待ってから。戻り売り候補は128.0付近。前日安値をブレイクすれば126.5の強者の安値までショート。
Bullの視点：前日安値でサポートされればWボトム完成で先週金曜金曜安値のネックラインまでロング。その後戻り売りが入ればWボトムへの2番底への下値試し後先週高値までロング。
4月27日（水）の値動き

この日はほぼ想定通りの値動きとなりましたがいずれもタイミングが合わずにノーエントリー。前日高値付近で戻り売りが入ると想定していましたが小さな三尊天井を崩して128.5まで上昇しました。当初想定していたＷトップからの下降3波のシナリオはほぼ崩れてしまいました。
4月28日（木）シナリオ

前日は165pipsの陽線。Wボトム形成後に戻り売りを受けては押し返して上昇。月曜からの下降をほとんど戻してきました。先週水曜日の陰線を火曜日終値がブレイクしましたがその後の戻り売りがＷボトムからの買いが勝って勢いがついているように見えます。
Bearの視点：先日高値で上げ止まればSMA21して抜けで128.0へショート。先週高値まで買われれば128.0へショート。
Bullの視点：前日陽線押し目買い。押し目候補は火曜日高値。前日高値からの戻り売りを崩して先週高値までロング。押し目を付けずに前日高値を更新すれば下押しから押し目買いで129.0へロング。
Wボトムのネックラインまで売られればサポート確認後128.0へロング
4月28日（木）の値動き

東京時間にずるずると前日の高値試し。高値更新後に押し目を付けてから急騰。その後も押し目を付けずにぐいぐいと上昇して131.0に到達。130.0までの上昇は想定していましたが131.0まで上昇すると想定できていなかったので欧州時間からの押し目買いはできずに見送りです。
4月29日（金）シナリオ

前日は290pipsの大陽線。目標値として見ていた130.0を大きく上抜いて131.0まで上昇。本日は日本が祝日。
Bearの視点：131.0への上値試しで上げ止まり。SMA21をして抜けば130.5付近までをショート。
Bullの視点：前日陽線の押し目買い。押し目候補は130.0手前前回押し目付近で下げ止まれば前日高値へロング。129.5まで売られれば130.0へロング検討
4月29日（金）の値動き

東京時間に前日高値への上値試しを待つもそのままずるずると下がって行きました。SMA21で反応はしましたが押し目から上昇せずにSMA21のレジスタンスで下げ始めました。Wボトム崩れからのショートを考えましたがすぐ下に押し目候補があると考えWボトム崩れからのショートは見送り。その後130.0を更新下上昇起点付近で強く反発。戻り売りが入りWボトム形成後に買われると考えロングしましたがフォローされずに直近高値すら更新できずにもう一段強めに下げて上昇波61.8付近で再びWボトム形成で上昇。結局終値は130.0にレジスタンスされる形で終わりました。