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USD/JPY振り返り2022年3月7日~3月11日

今週もUSD/JPYの振り返りをします。結果から見れば今週はロングしていれば勝てる相場でした。ですが,上昇し始めがほぼ東京時間からということで昼間にチャートを見る機会が少ない場合はエントリーのタイミングが取りにくいと思いました。また、私はブレイクエントリーが苦手という事もわかりました。なぜブレイクエントリーが出来ないかというとどこまで伸びる波なのか、自分の現在値はどこか?というトレードするには重要な現在値の把握に自信が持てていないことが原因だと思います。現在はH1の下降3波の検証をしていますが、今後はもう一度目線付けの検証で波の始まりと終わりの検証をやり直そうと思います。
週足

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先週は約120pipsの上ヒゲの長い陰線。終値が115.0でレジスタンスされているがSMAに支えられている形。2022年1月に高値を更新した後,持ち合いになっていますが上昇トレンドは継続中です。
日足

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高値を2015年8月安値で抑えられてWトップになって高値を切り下げていますがそこから大きく下げれずに安値も切り上げて三角持ち合いになってきました。下からは100日移動平均のサポート。上からはWトップでのレジスタンス。
H4

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日足クラスの上昇波押し目買いVS2022年1月高値からの戻り売り戦いで攻防中。売り手の注目は2022年1月高値でWトップを形成、2月から高値を切り下げています。
買い手の注目は日足クラス上昇トレンドで安値を切り上げており日足の移動平均線がサポート。
TRレンジ上段の上は1月高値。中段は先週高値と2月安値。下段の下は1月の安値。
H4Bearの視点:2022年高値でのWトップを根拠に2月高値からの下降波の戻り売りの続きで2月安値を目指す流れをショート。先週安値を抜ければ2月安値まで。2月安値を抜ければ1月安値へショート。途中日足の移動平均線がある。
H4Bullの視点:日足移動平均線、2週前安値、2月安値付近のサポートでWボトム形成、押し目買いで先週高値を上抜いて2月高値を目指す流れをロング。
3月7日(月)シナリオ

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先週金曜日は2021年高値のレジスタンスでWトップを形成して直近の上昇分を全部戻す下げが発生し上昇起点まで下げてきた。
Bearの視点:金曜陰線の戻り売り。戻りの候補は115.0、H1SMA21付近まで戻りを待ってショート。先週安値のサポートが崩れれば2週前安値の114.5までをショート。
Bullの視点:戻り売りを受けて先週安値でサポートされてH1SMA21を上抜けば115.5へロング。先週安値サポート崩れて114.5まで売られればサポート確認後に115.0へロング。
3月7日(月)の値動き

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先週金曜の売りとWトップだけを見ていると戻り売りしたくなるような場面ですが、H4以上は上目線なので買いを考えていました。東京時間で戻り売りされましたがその後サポートされてから欧州時間に買えるかなと考えていました。戻り売りが崩れるパターンで上昇していきました。東京時間の後半に2回目の高値試しの後に売られるかとも考えましたが、高値を切り上げていたのでショートは見送り。エントリーするなら欧州時間のH1SMA上抜いた後、下押しの反発でエントリー。目標は売りのNボックスまでを狙ったトレードが出来そうです。結果は金曜高値まで買われて金曜の下げを全戻ししました。
3月8日(火)シナリオ

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昨日は約65pipsの陽線。先週の下降波の戻り売り候補まで上昇しました。
Bearの視点:前日の高値、2021年高値で下げ止まればWトップ2回目の試しでネックラインまでショート。
上昇の押し目まで下がるようであれば上昇起点にできたWボトムのネックまでをショート。
Bullの視点:先週下降波の戻り売りを崩して2021年高値を上抜けば先週高値へロング。上昇のNボックス上まで売られればサポート確認後前日終値までロング。売られれば持ち合いになるかもしれません。
3月8日(火)の値動き

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この日は東京時間に高値を試しで戻り売り候補の上115.5まで上昇。その後持ち合いになりました。欧州時間に115.5、持ち合いをブレイクしたのでエントリー。目標は先週高値まででしたが上昇に勢いがなかったので手前でOUT。結果的には先週高値に到達したあと利確の売りが入って強く下げたようです。利確ルールがあいまいなので今後は明確なルールを作ろうと思います。
3月9日(水)シナリオ

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前日は55pipsの陽線で先週高値に到達。日足の終値が115.5をわずかにブレイクしています。上値が重い様に見えますが、安値を切り上げながらじりじり上昇しているように見えます。
Bearの視点:先週高値の上値試し後、H1SMA21を下抜けば115.5の仮ネック付近までショート。
Bullの視点:115.5まで売られてサポートされれば先週高値抜け期待のロング。ロングするなら一旦下押ししてくれた方が買いやすそうです。
先日高値、先週高値を上抜けば押し目買い。
3月9日(水)の値動き

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この日も東京時間に高値試し。2週前高値を上抜けた後上げ止まり。注目できていなかったのですが、3週前高値、2月高値のネックライン付近で上げ止まったようです。欧州時間に2回目の高値試しの後、NY時間にSMA21を下抜けたので115.5へのショート。115.5到達までに強く反発したのでOUT。反発でロングを考えましたが深夜になるので反発からのロングは見送りました。
3月10日(木)シナリオ

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昨日は40pipsの陽線。高値圏で上昇幅が小さくなってきています。しかし売られてもすぐに反発していて買いの勢いが強い様にも見えます。前日は小幅ながら上昇して先週の高値を更新して上昇の勢いは継続中。
Bearの視点:2022年1月高値まで買われれば利確狙いのショートを検討。現在は買いの勢いが強そうなのでショートはあまり考えない方がよさそう。
Bullの視点:前日高値、2018年8月安値を更新すれば2022年1月高値までロング。一旦115.5付近まで下げれば2番天井へロング。
3月10日(木)の値動き

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この日も東京時間に昨日の高値を上抜けて上昇。上げ止まったところのレートの意味が解らなかったのですが、下押しで先週高値への下値試し、NY時間に2回目の試しで下ヒゲを出して反発確認。2回目の反発でSMA21を上抜いたのでロング。1月高値へのロングでしたが直近高値で強く反発したのでOUT。
3月11日(金)シナリオ

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昨日は約40pipsの陽線。終値は1月高値の終値とほぼ同値(116.12)実体が並んでいます。現時点は週足は終値が高値更新。本日の値動きでどうなるか?売り手と買い手それぞれで解釈が異なりそうですがこれまでの流れでは買いが優勢の様に見えます。売りも入っているので高値更新すれば大きく上昇しそうです。
Bearの視点:月曜日からH1SMA21にサポートされているように見えるのでSMA21を下抜けてからショート検討。2022年1月高値まで買われて停滞しSMA21を下抜けばショート検討。
Bullの視点:一度下押しで116.0で下げ止まれば2022年1月高値まで。このまま上昇して前日高値を更新すれば2022年1月高値までロング。1月高値抜ければ117.0までは上昇するかもしれません。
3月11日(金)の値動き

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この日も東京時間に2022年高値まで上昇。ここでもう少し持ち合うと考えていましたがあっさり抜けて行ってしまいまい130pipsの大陽線になりました。私は今のところブレイクエントリーが苦手で東京時間のブレイクエントリーはできずにエントリーしていません。自分の中の課題が一つ見つかりましたので今後の検証と練習課題にしたいと思います。

呟き
上位足のトレンドに沿ったトレードをすれば勝率が高いというのが解る相場でした。今はH1下降3波の戻り売りの検証を行っているのですが、終わればもう一度目線付けの検証をH4足の過去チャート使って行い現在値の把握と近い未来の波がイメージできるまで何度も学習していきます。


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