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人材開発支援助成金:9つのコース  5*人への投資促進コース(3/31まで)

人への投資促進コースについて

【概要】
人への投資促進コースは、デジタル人材・高度人材の育成において、サブスクリプション(定額制)の研修サービスなどを新たに導入する事業所を対象に、訓練費用と従業員の賃金の一部を助成する制度です。2022年度に新設された時限措置(2024年度まで)です。

【対象となる事業所の例】

  • 高度デジタル人材やデジタル人材を育成するための訓練を実施する事業所

  • IT分野未経験者を即戦力化させる訓練を行う事業所

  • サブスクリプション型の研修サービスを活用する事業所

  • 従業員が自発的に受講した訓練費用を負担する事業所

  • 働きながら訓練を受講できる休暇制度や短時間勤務制度を導入する事業所

【助成額】
訓練内容 助成率 賃金助成(1時間あたり) OJT実施助成
高度デジタル人材訓練/成長分野等人材訓練 75%(60%) 960円(480円) -
情報技術分野認定実習併用職業訓練 60%(45%) 960円(480円) 20万円(11万円)
定額制訓練 60%(45%) - -
自発的職業能力開発訓練 45% - -
長期教育訓練休暇等制度 - 1日6,000円 -
※()内は中小企業以外

【支給限度額(1事業所1年度あたり)】

  • 人への投資促進コース(成長分野等人材訓練以外): 2,500万円(自発的訓練は300万円)

  • 成長分野等人材訓練: 1,000万円

このコースでは、デジタル化の進展に対応した高度人材育成を後押しするため、多様な訓練形態を幅広く助成対象としています。特にサブスクリプション型研修も対象に含まれる点が特徴的です。時限措置ではあるものの、デジタル人材投資を強力に推進する制度と言えます。

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