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人材開発支援助成金:9つのコース  1*特定訓練コース

特定訓練コースについて

【概要】
特定訓練コースは、職務に関連した専門的な知識や技能の習得を目的とした、訓練効果が高い訓練を対象とするコースです。若年人材の育成や労働生産性向上に資する訓練などが該当します。

【対象訓練の例】

  • 若年人材育成訓練(雇用から5年未満で35歳未満の従業員向け)

  • 労働生産性向上訓練(職業能力開発促進センターなどの高度訓練)

【基本要件】

  • OFF-JTで実施される訓練

  • 訓練時間が10時間以上

  • その他、訓練の内容により要件が追加される場合あり

【助成額】

  • 経費助成: 45%(中小企業は30%)

  • 賃金助成: 1時間あたり760円(中小企業は380円)

    • 上限1人1訓練1,200時間まで

  • OJT実施助成: 1時間あたり665円(中小企業は380円)

【支給限度額(中小企業/大企業)】

  • 10時間以上100時間未満: 15万円/10万円

  • 100時間以上200時間未満: 30万円/20万円

  • 200時間以上: 50万円/30万円

特定訓練コースでは、企業が実施する職務関連の専門的かつ効果の高い訓練について、その経費の一部とともに、従業員の賃金の一部も助成されます。訓練時間に応じて支給限度額も変わってくるため、計画的な訓練実施が重要になります。

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