人材開発支援助成金:9つのコース 9*障害者職業能力開発コース
障害者職業能力開発コースについて
【概要】
障害者職業能力開発コースは、障がい者の雇用促進や雇用の継続を図ることを目的に、障がい者を対象とした職業能力開発訓練事業を実施する事業所に対し、施設整備費や運営費を助成する制度です。
【訓練対象者】
以下の(1)と(2)の両方を満たす者
(1) 身体障がい者、知的障がい者、精神障がい者、発達障がい者、高次脳機能障がいのある者、難治性疾患のある者
(2) ハローワークに求職申込をし、職業訓練受講の必要があると認められた者
【対象事業所】
(1) 事業主、事業主団体、専修学校、各種学校を設置する学校法人、社会福祉法人
(2) 施設の設置・整備または更新後、5年以上障害者職業能力開発訓練を継続する事業所
(3) 就職支援責任者を配置する事業所
(4) 訓練対象障がい者の権利利益を侵害しない適切な管理・運営を行う事業所
【助成額】
施設や設備の設置・整備・更新
経費の3/4を助成(上限5,000万円または1,000万円)運営費
重度障がい者の場合
出席率8割以上: 1人当たり運営費の4/5を助成
出席率8割未満: 1人当たり運営費の4/5 × 受講時間/訓練時間を助成
その他の場合
出席率8割以上: 1人当たり運営費の3/4を助成
出席率8割未満: 1人当たり運営費の3/4 × 受講時間/訓練時間を助成
障害者職業能力開発コースでは、障がい者の就労支援を目的に、施設整備から運営費まで幅広く助成が行われます。障がい特性に応じて適切な訓練を継続的に実施することが求められています。
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