人材開発支援助成金:9つのコース 8*建設労働者技能実習コース
建設労働者技能実習コースについて
【概要】
建設労働者技能実習コースは、中小建設企業が雇用する建設労働者の技能向上を目的に、有給で技能実習を受講させた場合に、実習にかかる経費と実習期間中の賃金の一部を助成する制度です。
【対象となる事業主】
建設業の中小企業(資本金3億円以下または常時雇用労働者300人以下)
雇用管理責任者を専任で配置する事業主
【助成額】
経費助成
雇用保険被保険者数20人以下の場合: 技能実習経費の3/4を助成
21人以上の場合
35歳未満は7/10を助成
35歳以上は9/20を助成
中小企業以外は女性のみ3/5を助成
1つの技能講習につき、1人あたり10万円が上限
賃金助成
被保険者数20人以下の場合: 1日あたり8,550円
21人以上の場合: 1日あたり7,600円
1つの技能講習につき20日分が上限
生産性向上助成(割増分)
被保険者数20人以下の場合: 1日あたり2,000円
21人以上の場合: 1日あたり1,750円
建設労働者の技能実習経費と実習期間中の賃金について、中小建設企業への支援を行う制度です。経費と賃金の両面で手厚く助成されています。ただし日数や金額に上限が設けられている点に注意が必要です。
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