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私の夢の軸になったお話

私の夢の軸になったお話。

それは、11時間もかかった手術。
幼い頃から背骨の側弯があり、小学校5年生のときに手術を受けることに。

手術を受けるにあたって、リスクがあった。
全身麻痺が起こるかもしれない。

小学校5年生の私は、なぜ、手術を受けないといけないのか、
ただただ、手術が怖かった。

入院して、背骨を柔らかくする?柔軟性なのかな?のためのリハビリをして、自分の血を輸血しとく。
そのときの針の痕がまだ残っている。

手術当日まではめちゃくちゃ怖かった。
でも、たくさんの人に支えてもらった。

手術当日、まだ幼い私は病室で、睡眠薬とともに意識を失った。

11時間かかった手術は無事に終わった。

目が覚めたあとから、それはもう地獄。
先生もこれは人生、人類において一番いたいこと。

右腰の骨を削り、そして背骨をボルトで固める。
8本ぐらいが一本の骨のようになった。

死ぬほどいたい。痛み止めをずっと背骨に入れてるが痛みは収まらない。

体も動かせない。
2週間寝たっきりの生活が始まった。

どうして、自分がこんな目に合わないといけないのか、
なんで自分だけが、もうこんなんやったら死にたいと思っていた。
なんで自分は生まれて生きたのか、辛かった。

そんな中、母からの
「まゆは元気になって、たくさんの人に勇気と希望を与えるために生まれてきたんだよ」
「こんな目、大変な思いを乗り越えて、たくさんの人に元気づけないといけないよ」と。

そして、TVを見ていて、アフリカの医療を受けられない子どもたちの特集を見た。
それを見て、この同じ地球に住んでいるのになんでこんな差が生まれるんだろう。

電気も通っていない、水道も通っていない、勉強したくても勉強できない、
病気をなおしたくても治せれない。
食べ物も裕福に食べられない、そうやって命をなくしていく人たちがいることを知って、自分ってなんて幸せなんだろうって思った。

なら私が世界中で弱い立場にいる人たちを救ってあげたい。その人たちに勇気と希望を与える人になりたい。そう誓った。

そこからは、その夢を叶えるために辛い痛みやリハビリを乗り越えた。

ここから私の人生は大きく変わった。