最近のこと
最近はもっぱら漫画を描いている。
来る日も来る日も漫画漫画、漫画が終わったら漫画と思ったらイラストの仕事数日経ち漫画である。
分析するのをやめた、やめたという永遠を含むニュアンスというより、やめている、が近い。予備校時代に発掘された自分の特技“分析“をすることが、創作の弊害になっていると気ずいたのだ。作品の共通点、自分の共通点、視点の共通点、ウケるものを作ろうとするならそういう分析も必要かもしれないが、現時点では足枷にしかならない。分析とは見えていないところまで把握することだ。分析の先には解決がある、とてもゲーム的な視点だと思う。
2年生の時に中村政人ゼミで分析によるリサーチを行った時、私の小さきものへの興味は消え失せた。「不思議」で止まっていた楽しい分からなさが明らかになってしまった。鶏のトサカはおもろいだろ普通に、毛細血管だとかどうでもいいねん。