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初めてのサントラ。その1

Twitter眺めててふと「初めて自分の音源を収録した時の話」と言うのを目にして、色々思い出して。

俺は「虫姫さまオリジナルサウンドトラック」に収録された「レコ姫の冒険」ってのがサントラデビューになる。自分の作曲した曲が公式な作品として記録に残った時の嬉しさや緊張感は今でも覚えてる。

そもそもこの曲、元はいわゆる「ガラケー」用アプリ「虫姫さま外伝“シンジュヶ森の迷い子”」ってゲームのBGMだったのを、音をシンセになおして曲構成見直してセルフアレンジしたもので。

仕事としての作曲は実は同じ2004年にスタートした、やっぱりガラケーゲーム「陸海空ジオラマ大爆破」の方が先。そもそも俺はもともと着メロ制作要員で、当時はFOMAが始まるー!でモバイルやってるところはどの会社もヤンヤしてたころで、着メロの技術持っててゲーム好きってところでモバイルゲームのサウンドもやってみない?って任されたのが最初。細かい着メロアレンジをしてた中できた仕事で、これはこれで中々HELLだったw 俺が髪ボサボサの髭ボーボーになった理由でもあるんだけど、それはまた別の話。

で、虫姫さま外伝。これはこれで、作曲としては初めてではないけど、ゲームサウンドを一人で手掛けたって意味では初めてのタイトル。音声から効果音、楽曲の全てに至るまで一人でやった。今の俺にして見れば恐らくすぐ終わるボリュームの仕事だけど、なんせゲームミュージック初作曲、ノウハウも何も手探りで当時は時間かかったなぁ。

なんか話がちょっとそれたが、そんなモバイルアプリ用に作った曲をシンセで虫姫さまのサントラに入れない?って話を頂いたのはいつもの様に着メロをせっせと作っていたある日。最初意味わかんなくて「はい?」ってw

続く〜


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