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ごまおつキャラソン。

自分が作曲を担当してるシューティングゲーム「ゴシックは魔法乙女」ってのがあるんですが、その主要キャラ達のキャラソンプロジェクトが今年の頭ごろにスタートしまして、12月のスフレキャラソンで遂に10枚目、すごい!ありがとうございます!

今回自分は作曲としては参加してないのですが、なんの因果か「歌唱」で全曲参加しておりますw

ええ、歌唱。(;´Д`A

ただのカラオケ好きのヒゲが、こんな大きなお仕事を仰せつかりまして、えらいプレッシャーですが、私も音屋の端くれ、やるからには明日死んでも構わん気概で毎回臨んでおります。

さて、今回遂に大台二桁10曲目と言うことで、ちょっとこれまでの曲を俺なりに振り返ろうとTwitterに書き散らしたのをまとめてみました。楽曲お買い上げの方はおまけ程度に合わせて読んでいただければ。まだご存知ない方は、これを機にこのプロジェクトに興味を持って頂ければ幸いです。視聴もあるので是非♪( ´▽`)

https://city-connection.co.jp/gomaotsucd/

それでは発売順にいきましょうー!

今回ちょっとボリューミーですm(_ _)m

1曲目:ラナン「トモシビ」
全てはここから始まったわけでやっぱ思い入れはありますね。ワイの初めてのソロ収録でもありw
言うてもこちとらタダ地声が高い髭のおっさんですよw、そりゃもう収録マジで緊張でしたよ(;´Д`A
でも始まってみると、確かに他の曲から始まる世界線もあったかも知れないけど、やっぱこの、烏屋さんが作りあげた、切なかっこいいラナン/瀬戸さんの歌、この「トモシビ」から始まって俺的には良かったと思ってます。

2曲目: ジギタリス「Death or donuts」
あのゾンゾンギター聞いた瞬間にもうあのデスヴォネタしか思いつかんかったすまんす、色々すまんす(;´Д`A
「それでもお腹は空くものさ」ってあのひとフレーズ、背景知ってるとちょっとグッとくるんだよね。そこにボーイッシュにも、可愛らしさが垣間見えるジギタリス/萩原さんの歌声がまた良いのです。
途中のギターハーモニクスの「ゔぉぉー⤴︎!」のサウンドがちょっとデヴィン・タウンゼントを思わせて好きw

3曲目: カモミール「幸せの予感はオートクチュール」
キビキビキラキラしたエレクトリカルな音使いが印象的だけど、清楚な感じでおっとりした印象の彼女の雰囲気からは割と対極にありそうなサウンドが、実はカモミール/河さんの歌声に可愛らしくバッチリハマってる不思議な説得力。
「大好きなみんなと」って歌詞がこのご時世に対してすごくエモい。
俺的にはかなり声つくって頑張ったw

4曲目: ロザリー「ロザリーのツンツン⭐︎成長期」
この曲も俺結構頑張ったww 色んなバリエーションの声つくったんすよ!
ろざ子に超似てる!って勢いでやったけど、ロザリー/水野さんに却下一蹴食らったのはいい思い出ww
実は二番の歌詞とか、ろざ子の内の寂しさとか切ない部分でさりげなくシリアス。
歌詞も楽曲もトメハネキメが気持ち良い、作詞作曲まろん節全開の曲。♪( ´▽`)

5曲目: プルメリア「光の遊歩道」
ゆったりシャッフルの後ろですげぇ踊るベースは本当かっこいいし、実は何気に複雑なコード進行を、もっちりした音色のブラスセクションと合わせてプルさんの柔らかいイメージに落とし込んでいるところが凄い曲。
プルメリア/竹内さんの、途中の「うふふ♪( ´▽`)」は必聴。
俺的には実は何気にキーが高かった記憶(;´Д`A

6曲: リリー「Blizzard」
タイトルも英語だし、曲もアッパーでクールなロックンロールなのに、歌詞がダジャレって言うw、まさにリリー姉様の為の曲と言うか。リリー/ブリドカットさんの発音がネイティブ過ぎてギャップが凄かった♪( ´▽`)
でもこの歌詞、彼女の背景を知ってるとこれまた捉え方がちょっと変わる。どの曲もだけど、ちゃんとキャラの背景が歌詞や音に落とし込まれてるのは本当嬉しいしありがたいですよね!
サビ最後の、ブリドカットさんファルセットに対して俺シャウトの対比にもご注目‎╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ

7曲目: カトレア「償イDROP」
俺のパートで、セリフの部分にガナリ入れてるのは、半分はまぁネタ的なとこがあるにはあるんですけどw、俺なりにカトレアさんの性格考えた時に、あの人こう、なんて言うか、言いたい事も言えずに我慢しちゃいそうだよなぁって、本当だったら好きな人にこのくらいの勢いで必死に決意と想いを伝えたいんじゃないかなってイメージをぶつけた次第です。彼女の健気さと言うか。カトレア/岡田さんの歌声を聞いて、対比バッチリだったなぁって。♪( ´▽`)

8曲目: エリオ「翼」
最初の印象で、俺の方は「おいちゃんが歌う応援歌」みたいな感じのイメージが湧いて、あんな感じに。全然似てはないけど、気持ちだけでも「怒髪天」みたいな(;´Д`A
真少年と同じく無属性のエリオ/高木さんが、何者でも無いけど何者かになりたいエリオの心情を、シンプルにかつストレートにスッと歌い上げてるのがまた良いよね♪( ´▽`)
1番で「近づきたいなぁ」って気持ちが2番で「近づきたいんだ」って意思に変わってるのもエモい!
ジャケの後ろの「エヘヘ」な感じも良いのですよ。

9曲目: アンゼリカ「幻影閃光忍法帖」
聞きどころは何と言ってもやっぱ落ちサビでアンゼリカ/甲賀さんの声の空気がスッと変わるところだよなぁ。元気過ぎて勇み足感すらありそうなアンゼリカが一瞬垣間見せる覚悟というか、あれは本当かっこいいと思った。それとHIDE×HIDEさんの演奏の、時に援護、時に前衛、時に共闘するかのごとく絶妙な距離感と絡み具合!

10曲目:スフレ「風が吹いたなら」
スフレ/沖田さんの歌声がね、スフレなんですよ(語彙力w
最初スフレにしてはちぃっと低いかな?って感じもあったんですが、実はそこがミソで、逆にちょっとだけ背伸びしたスーちゃんって感じしてね、なんかこう親心と言いますかw
そこにピアノのアルペジオが、ただ元気な子ってだけじゃない部分、彼女も彼女なりに背負ってる部分あるんだぜ、って感じがして、ちょっとキュっとなるんですよ♪( ´▽`)
2番の「何が起こるかな?」のとことかエモいし、最後の「一緒だよ」の「よー!」が解決音じゃないのもまた素敵なんですよね。


いやぁ、書き尽くしました10曲分(;´Д`A
手前味噌で大変恐縮ですが、サウンドの自分含め企画やデザイナー、エンジニアやライターの皆さんが作り続けてきた彼女たちの世界があって、そこに凄腕の作家の皆様と、命を吹き込む声優の皆様が更なる個性と深みを歌と音楽で表現して頂けてる。そしてリスナーの皆さんがそれを聞いてそれぞれの世界観をイメージしてくれている。ほんとありがたい事です♪( ´▽`)

良かったら感想など是非お聞かせ下さい!「私はまた違ったこんな印象を受けた」とか全然OK!聞き手それぞれの世界観は全部正解です。間違いなんてないしね。作り手の意思と違う印象はあって当たり前で、むしろ作り手がそこに気付く事で新しい何かを見出す事も良くありますし、それを問わずご感想いただける事は何より作り手のモチベーションに直結なので、ぜひぜひ。m(_ _)m

そしてキャラソンはまだまだ続くので今後もお楽しみ!♪( ´▽`)

関係者皆様、リスナーの皆様、引き続きどうぞよろしくお願いします!m(_ _)m

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