メタルブラック。

いやぁ、遂にやっちまいましたw
純正付属品でのメタルブラック基板ゲット！

俺の中でこの作品は、同じ時期に稼働していたコナミさんの「XEXEX」(ゼクセクス)と対をなす作品。当時中3か高1だったか、ある程度お小遣いも自由が出来、自転車駆使してあっちゃこっちゃ行動範囲を広げていた頃、偶々入った隣町のゲーセンでこの2タイトルを見つけ、どっちも遊んでみたんだけど、どうしてもメタブラは2面がクリア出来ず、XEXEXの方に。グラディウスシリーズがずっと好きだった俺には、どこかなんかコナミSTGの方が肌に合ってたのかもしれん。

そんでやり続けた結果、

ですよ。

はい、知らない方にはなんのこっちゃですが、ワンコインクリア出来るまで辿り着き。いやぁ感動したなぁ。ゲーセンのゲームで初めてのワンコインクリア！あの時の手の震えは忘れないよ。

でもって、じゃあもう一方のメタルブラックに挑戦しようとした矢先、ストIIの登場で、通ってたゲーセンから軒並みSTGがなくなり店がほぼ対戦台になると言う。。

ショックだったなぁ。

それ以来、ほんとそれこそミカドさんやHEYさんを知るまでゲーセンに行くことがほぼほぼなくなったんだっけか。

久しぶりに見かけたのはミカドさんかな。おお！ってなって遊んだけども、やっぱり2面の最後のラッシュで死ぬw むじぃんだよあそこ！w

そんなこんなの思い出詰まった作品が、ある日ふらっと遊びにいったKVCラボさんにポンと置いてあってw しかも付属品全部純正。大抵はお店で使って捨てちゃったりなんで、コピーだったりするんだけど、中々珍しい。

最初見かけたのはひと月前くらいか。でもその時は持ち合わせもなかったし、色々迷って買わなかったんだよね。

で、買えないのは俺のせいと諦めムードで。

昨日、友達とこれみに行って、そのままアキバまで歩いたんだけど、散歩の流れでワンチャンお店に残ってたら俺買うわ！って勢いで話してたら、

あってww

あんな程度の良い状態でしかもかなりお値打ちだったから、絶対残ってないだろなと思ってたらあったもんだから、これはもう宿命だなと、お迎えする事に。

ゲームはもうSTGファンの方なら説明不要だろうけど、まずこのOPとか。完全に音楽とシンクロした演出はやっぱテンション上がる。ショットボタンでカットも出来るけど、まあ見ちゃうよね。これ見てからスタートした方が、最後ボスが出て来るところでの警報と曲終わりのとこが良い感じに終わるのも良い。

そして何と言っても曲！
XEXEXはXEXEXで、シューティングゲーム然、と言うかコナミ然とした、ノリノリで爽やかでクロスオーバーなかっちょええ曲でゲームが捗るんだけど、この作品は、さっきのOPがダンサブルな曲だったのに対し、非常に穏やかで静かな曲から始まる。なのに、途中から入ってくるスネアの力強さと金物楽器の煌びやかで高貴な空気が、荒廃した背景と相まって、独特の勇ましさを生み出す。
衝撃だったなぁ。こんな穏やかなのにスンゲェカッコいいの。シューティングに曲でこう言うのアリなんだ！って言う認識をくれた作品。

それと効果音。特に1UPの音が俺は凄い印象があって。
順当にクリアして、あの板野サーカスを再現したでおなじみのボーナスステージをパーフェクトでクリアすると、だいたい2面の冒頭で1UPするんだけど、「ピリ、ピリリピッピ」って言う、凄く地味と言うか、残機が増えたならもっと喜ばしい感じでも良いのに、凄く無機質で凄く事務的と言うか。そこがまた格好良くて。

あと逆に、パワーアップアイテムであるニューロンを取った時の音が無いのもなんか新鮮というか、不思議な感じがした。確かにあれだけの量をボコスカ取ってる所にいちいち音入れてたら大変な事にもなるかもだけど、無音って言うのもなんか意外で。でも初めて遊んだ時から、意外ではあったし不思議な感じはしたけど違和感はなくて。

パワーアップや1UPって、サウンドインターフェース的にもプレイヤーに「強くなったぜ！」「残機増えたぜ！」て言うのを重要な事を知らせないと行けないんだけど、片や静かに、片や無音で、ってのはなんとも凄いと思う。

あとは何と言ってもこのボス討伐時の演出だね。

俺の中でこの演出を超えるシューティングボス討伐はまだないなぁ。

と言うわけで、会社のリフレッシュルームに入れていこうと思います。