初めてのサントラ。その2

今日も今日とてセッセと着メロを作ってたある日言われるんですよ、「虫姫アプリの曲サントラ入れるから綺麗にして。」と。

最初「？」だったんだけど、そのあと「えぇぇー！！マジすか！？」になり。

そして、今まで人様の曲を趣味でアレンジした事はあれど、仕事で、しかも自分の曲をアレンジした事なんかない人間の四苦八苦の日々が始まり。

人様の曲をアレンジさせて頂くのも中々難しいんだけど、個人的には自分の曲をリアレンジするのって、当時ほどじゃないけど今でも中々難しいもんで。一度自分の中で完結したものを再構築するのってほぼほぼゼロベースって言うか。

当時の俺は当然経験値も少なく、しかも着メロサウンドなので十数和音で作ったものをシンセのリッチな音源に差し替えるプラスアルファでちゃんと始まりと展開と終わりを付け加えなきゃならん。最初の嬉しさは日を追うごとに消えていき、焦りだけが募っていったっけか。

それでもどうにかこうにかお陰さまで形になりまして。本編楽曲と本編アレンジバージョンとの橋渡し的な位置に納めて頂けました。

関係者枠としてCD頂いたのもこれが初めてだったっけな。面白いのは、あれだけ待ち望んだ初の仕事でのサントラ収録だったのに、終わって、CD頂いた時の気持ちは「よかったぁ、、完成した、、終わったぁ」の安堵感だったって言うw

そんな初音源化の思い出でした。