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続・ハムの話。

今回はアマチュア無線を使ったスポーツ「フォックスハンティング」の話。ヘッダーの写真を狐の写真かタミヤさんのラジコン「FOX」にしたかったんだけどどっちも持ってないのでうちの猫で。

フォックスハンティング、その名の通り「狐狩り」なんだけども、どんなものかと言うと、広い敷地や場所(例えば公園とか)の何処かで主催が物凄く微弱な電波を出力する基地を探し出す時間を競うもの。今調べたwんだけども、実は厳密にはフォックス〜と競技のそれとは違いがあって、これを競技としてレギュレーションが決まってるのがARDF(Amateur Radio Direction Finding、アマチュア無線方向探知)と。
取り敢えず分かりやすさ先行でフォックスハンティングにします今回は。

で、この狐狩り、高校の時入ってた物理部のメンツが超得意で。県かなんかの大会で優勝したりしてる。

広い敷地で障害物が多い中、微弱な電波を拾って行かないといけないので、お金のある高校なんかはキチッとした専用の八木アンテナとか、自作アンテナとかでがっつりキメて皆競技に挑むんだけど、うちはホラ、肝心な無線機が「たけぇ」って言われたり予算ギリの中でやってた贅沢言ってらんない部だったからw、そんな上等な物なんて無いわけですよ。

じゃあどうしたか。ハンディ無線機を使うところまでは一緒なんだけど、まずハンディのアンテナを外す。そして同軸ケーブル型の受け口の軸の所にシャーペンの芯をぶっ刺して簡易アンテナを作ったんですよ。
これがまぁ非常にいい塩梅の受信感度と指向性を醸し出しましてw

他の選手がみんなかっちょええ手持ちの八木アンテナで右往左往してる中で、うちらはチマチマシャーペンの芯を刺したり抜いたりw

でも本当いい塩梅の感度と指向性で。そこに合わせて当時の物理部の面々は、たぶんだけど文化部イチの体力バカだったもんで、他の選手が敷地内歩き回り過ぎて疲れちゃってるところを、微弱な電波を追い求めて縦横無尽に走る走るw

で結局その大会はトリプルフィニッシュって言う。

あとは、卒業して無線関係の仕事についた先輩が、その方法をベースに後輩と協力して、俺らの無線運用をハイパワーで被せて妨害した違法電波局を特定したりw 車2台使ってX軸とY軸の二軸でローラーかけると結構見つかる率が高かったりするので、ハイパワーでの違法無線局はやめようねw

取り敢えず無線の思い出はこんな感じかな。
最後に、学生の時に親から譲ってもらったハンディ無線機、マランツのC450。何の気なしに使ってたけど、当時の値段調べたらPS3、4並みだった事を知って驚愕してる。。。友達が持ってた八重洲のFT-728デュアルワッチモデルなんかその倍だし、、、
バブルやったなぁ。。。(;´Д`A

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