オチ

終わり方が分からんから助けて〜。これはめちゃくちゃあるあるな事だ。


オチを大切にしているからこその悩みなのかもしれない


映画でも本でも文章でもなんでも締めが大切という概念に囚われすぎて、毎回終わり方が分からなくて助けて〜と唸っている。


最近のコンテンツの面白みに欠けているところはyoutuberが決まって言う高評価とチャンネル登録を促す超ありきたりなオチだと思う。すごく自分にとって心残りなのだ。

あれだけ編集技術を持っている方々の集まりなのに、独自のやりたいオチにせず、マジョリティの波に乗って終わりに対して考える手間を省いた最終系のエンタメになってしまっているのか。

あ〜、もったいないな。

自分にエンタメ的技術がないが故に文句ばかり唱えてしまう。




あれ、どうやって終わってたっけ?

いつも黒です。

あ、そうやったな。

(画面いっぱいの黒)


この動画はいつも画面いっぱいの黒画面で終わる。潔くて心地いい気がした。中途半端なところだと思っていても作り手が終わりと思ったら終わり。突如黒画面が出てくる。


終わりっていつも不意だから。


もし人生の終わりが来たら、どんな終わりを迎えたいか。たった一つの願いが叶うとしたら、何を願うか。自分の未来予想図に最期を描けるとしたら。


私は棺桶の中で、顔にかけられる布は黒がいいです。


終わりは黒でよろしくね。


オチ。黒。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?