学習支援ツール「 DEKIKKARA! 」のご紹介
こんにちは!モチヅキユウヤです!
今回は卒業制作としてデザインした家庭学習ツール、
「 DEKIKKARA! 」をご紹介します!
PDFを印刷すればご家庭でもお試しいただけますので
「子どもが勉強嫌いで困っている...」という親御様は是非ご利用ください!
「 DEKIKKARA! 」って何?
DEKIKKARA!(デキッカラ)とは、
親子で宿題に関するルールを決めて学習へのストレスを減らそう!という、家庭内の約束決めツールです。
デザインや心理学の観点から、子どもたちが自分で目標に向かって家庭学習を頑張れるようなルール設定ができます。
「 DEKIKKARA! 」の使い方
DEKIKKARA!を使って何をするのか一言で表すと、「お子様の宿題を1週間チェックして、頑張っていたらご褒美をあげる」というものです!
それでは早速、使い方を大きく5ステップに分けて説明します!
1.チャレンジする人を決めよう!
まずは宿題を頑張るお子様の名前と、似顔絵を書き入れましょう!
(似顔絵の部分は、好きなキャラクターのシールなどで代用してもOK!)
これで誰がチャレンジするのかはっきりしましたね!
2.何を頑張るのか目標を立てよう!
宿題をする際、お子様のレベルに合わせて「えらい!」と
褒めてあげられる基準を作りましょう!
例 晩ご飯までに宿題を終わらせる
書き取りを追加で1ページ進める
ここで褒める基準を決めるポイントは以下の通りです。
目標は小さく・明確に!
1日のうちにお子様がこなせることにする
毎日繰り返し達成できるものにする
また、この目標が達成できたかどうかチェックする時間の目安も決めてあげましょう。これをすることで、ダラダラと宿題が長引いてしまうことを防げます。
3.勉強が頑張れたときのご褒美を決めよう!
2.で決めたことを継続して頑張れたお子様に送る
ご褒美を設定しましょう!
例 晩ご飯に大好物をリクエストできる!
ゲームの時間をちょっとおまけ!など
また、左の「目標ポイント」に
1週間のうち何日目標が達成できたらご褒美が貰えるのか
設定しましょう。
ご褒美を決める際には以下に注意して設定してください!
親子で話し合って決める
1週間ずつ叶えてあげられる簡単な内容にする
高価な物やお金を与えない
結果がすぐに感じられなかったり、ご褒美の価値が高すぎると習慣的に継続できません。毎週少しずつ楽しみになる内容にしましょう!
4.ルールが決まったら1週間チャレンジ!
これで、お子様が「何を何日頑張れば何が貰えるのか」が決まりましたね!
あとはこの目標に向かってお子様が頑張るのか、諦めるのかは見守ってあげてください。チャレンジ中の「勉強しなさい!!」は禁止です!
チェックをするのは2項目です。
その日のうちに宿題が終わっていたら「しゅくだい」に印を、
一緒に決めた目標が達成できていたら「ポイント」に印をつけてください!
5.どれだけ頑張れたか振り返ろう!
最後に、1週間の「ポイント」「しゅくだい」を集計しましょう。
このとき、どのような結果であっても怒ってはいけません。
頑張れていたときは褒め、結果が振るわないときはルールを改善してみましょう。
また、ポイントが目標を上回っていたらご褒美も忘れずにあげましょう!
味をしめたお子様が、来週も頑張って宿題に取り組んでくれるかもしれません…!
さいごに
ここまで制作をご覧いただきありがとうございます。
この制作を行ったのは、
全ての子ども達が学びに興味を持つチャンスを与えらえるべき
だと考えたからです。
子どもはそれぞれに「今知りたいこと」があります。
学校の勉強をしてほしい気持ちはよくわかりますが、
強制することで学びに対する拒絶が引き起こされてはいけません。
そのことから興味のない学校の勉強をしても、子ども達が「学ぶこと」を
閉ざさないようにしてあげたいという思いで制作しました。
勉強嫌いなお子様に是非お試し下さい!
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