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「まだタマはのこっとる」

画像は「スタンプ的に使える画像」的な記念も兼ねて。


菅原文太のこの言葉が思ったより心に響いたので留め。

菅原文太が“若い連中にもうひとつ伝えたいことがある”と遺したメッセージ!「弾ぁ、まだ残っとる」

http://wpb.shueisha.co.jp/2014/12/16/40645/

http://morutan.tumblr.com/post/105377247666


組織は汚い大人の集まりだから喧嘩するだけ無駄
例えば、若いサラリーマンが会社で理不尽な目に遭っても、そこはいったん負けを認めたほうがいい。自分に正義があったとしても、相手は組織だしな、しかも組織ちゅうのは、汚い大人の集まりだから(笑)。喧嘩(けんか)するだけ無駄だ、勝てっこない。でも、負けたからといって卑屈になることもなければ、気力を手放すこともないんだよ。
そこはジッと我慢して、自分には『弾ぁ、残っとる』と思い、前を向けばいいわけ」
ーー弾とは……?
「その弾の正体は、自分がこれまで勉強してきたことや、周囲の人たちから受けた愛情や支えだと思えばいい。で、本当に自分が勝負を賭けたい時に、その弾をブッぱなせばいいんだ。その弾が当たらなくても、懲りずに自分には『弾ぁ、まだ残っとる』と粋(いき)がって生きてりゃいい。その繰り返しだよ、男の人生なんてもんは」


仁義なき戦いの印象的なセリフで、それをそのまま菅原が人生哲学にしていたのかなというところ。あるいは深作欣二や撮影現場全体のそれ。

冷静に見れば、役者は演じていた範囲の人生経験を糧とし、役者としての自分に同調していくものだなあ(俳優・菅原文太として生きるものだなあ。。高倉健にしても)ぐらいだけど。

わりと単純に、この言葉が遺っていく・支えになっていくところもあるのかなあって。


小賢しく小利口にいろいろな知識を摂ってそれに振り回されるよりも、単純に決め打ちしていったほうが強かったりするし、そうやって人生は切り拓かれていく(拓いていく)ものだったりする。

その際ささえになるのはこういった、小利口な立場からはDQNあつかいされるような言葉で、漫画の熱いネームとかも似たような感じ。


若者にカネがない、制度的にうんたらかんたらとかいってても、「まだタマ(魂)はのこっとる」てことなのかな



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