大転子ランドリル / コンテンツからピアレビューの時代に

昼寝から目覚めてようやく寝る前に見てた映画も見終わったので日記。「マリッジストーリー」をようやく見終わった。つまらないから寝てた/なかなか進まなかった、のではなく地味におもしろい映画。個人的には「クレーマークレーマー」みたいな温度感だなあと思いつつ。スカーレット・ヨハンソンを女優としてうまいのだなあってはじめて思った。アダム・ドライバーも。ふたりとも「アベンジャーズ」とか「スター・ウォーズ」とかな印象だけどもともとはこっち系の俳優なんだろう。よく見ると「イカとクジラ」の監督だな。納得。評判通り「離婚訴訟費用に100から200万もかかるロスアンゼルスのアホみたいな様子」という感じだった。

予定通り朝から昼にかけて大転子ランニングの練習。一発目に走ったときにはコーフン状態で単に筋肉(アウターマッスル)つかってペース上げてただけかもだしそれ以降だと目の前の土手の200mくらいを往復、反復した程度なので。本格的な練習・習熟ははじめてという感じ。基本的な動き、コツをきちんと習得できるかがポイントなのでペースとか距離は気にせず短い距離を何度か反復ドリルする。大転子をきちんと入れて、その力を利用して上半身を回し、それを壁にして脚を回す、という動き。まずはそれがきちんとできるように歩きつつ確認する。

しばらくしてテイクオフして軽く走る。なるほど、これはわりとすぐにできる。てか、大転子を入れ込んだときの上半身の動きは(背泳ぎみたいに腕が後ろに勝手に回るではなく)半身が腹筋を中心に後ろに振られるという事だったのだな。後ろに引っ張られて前に戻ろうとする反動で上半身のエネルギーができる。
ここからスピードを上げるにはどうするか?教本によると「ストライドが伸びていけば自然に速度は上がる。しかし無理してストライドを伸ばさないように。まずはピッチ180をキープ。筋力がついてくれば自然に速度/ストライドは伸びていく」とのこと。この動きだと特に臀部からハムストリングあたりが大事なのだろう。大転子のあたりは現段階だとまだ意識してやってるけどこれが自然な動きになってくるのが好ましいし。その上でちょっとペース上げるときにはストライドを伸ばすべきだけど、たぶんこれは前傾角度を変えると調整しやすいのではないか?上半身の前傾(胸のあたり)、太ももの辺りの地面スレスレ低空飛行の感覚。それと連動して意識的に腰回り・大転子からの回転ピッチを上げたり。
シザーズは遊脚を股関節から軸足に載っける/跨ぐようなイメージで。ここを支点に万力を発生させる。

まあとりあえず、最初の目的である「ピッチ180を維持しつつペースを変える」はできるようになったぽい。こないだのだとピッチ180ではあったけどキロ4分~4分40だったので自分的には速すぎたので。VO2MAXあげるための練習とかなら良いけど20k以上走る場合はもっとペース落として負担ない走りにしたい。なのでペース的にはキロ5分15~20くらいでピッチ180が良い。それを基本としたい。

今日の練習でもそのペースくらいで走れたときもあった。そうすると確かに負担が少ない感じ。次にこのペースかキロ5分くらいでコンスタントに走ってみないとまだその辺は実感ないけど。まあせめて10k連続くらいか。

それにしてもこのスマートウォッチ(HuaweiWatchGT)、走りつつその時点でのピッチまで確認できるのは良いな。心拍数とVO2MAXに惹かれて買ったけどいまにして思うとピッチ計がついてたことがすごく重要だった。ランニングモードにして計測しだして基本の画面だと心拍数とかペースが出てるのだけど上下にスライドさせてくとピッチと心拍数が中心な画面になって固定される。それで腕を振って(傾けて)みるたびにその時点のピッチが変なになってないか確認できる。ピッチ180を維持するようにしつつ自分の疲労を感じてその時点での心拍数とか確認する、というような使い方。

次回以降からそういう感じで行こう。とりあえず10km。次は日曜くらいか。それまでは筋トレ的なことをして過ごそう。基本のランナーバランスの型とハムストリングスと大腿四頭筋あたり。ランジとスクワットで良いか。あと四股を踏んだり。てっぽうも効かせる部位を意識して角度を調節すると大転子と股関節用の鍛錬になるぽい。それでやってこう。ところで基本のランナーバランスの型というのはこういうの。アプリが落とせるならNIKE Trainingにセットで入ってる。「ランナーウォームアップ」と「ランナーのための筋力とバランス強化」。

これらも大転子、Qアングルを意識することで前より安定するようになった。てか、「こういう運動だったんだなあ」という感じ。いまさらながら

今日はそのそのへんをもうちょっとこなすとして映画ももうちょっと見るか。「君の名前で僕を呼んで」辺り。あるいは「アンという名の少女」を見進めるか。3rdシーズンが始まってるので。慣れたのもあるけど相変わらずで見てると微笑ましく口角が上がる。

世間的にはカルロス・ゴーンのレバノン逃亡とアメリカによるソレイマニ殺害あたり。ゴーンの件はまあ日本の司法てか警察のアレがひどいからなあという程度なのだけどソレイマニのほうはちょっとドキドキした。TLに「第三次世界大戦?!」とか文字列してて。結論的にそうはならないようだけど。そもそも戦力が非対称で中露もここに与しないから。「テロ的なゲリラ戦で報復するのだろう」とのこと。

こういうの寝耳されると嗚呼…ニューズウィーク読んどかないとなあ/しばらくサボってたなあとか思う。てか、最近読書をサボってるでなあ。。あまりに外れが多くてめんどくさくなってたのかな。正月周りでルーチン復帰しとくと良かったのかもだけどだいたいは走って疲れて寝てたからなあ。。まあ今年の正月はそういう正月だったということで良いか。

年末はそれなりに、縁起物的に紅白とか見た。22時くらいまでは起きてたけど眠くなって寝た。録画もしてたので。あとで見逃し悔しさもないかなということで。

んでもやっぱああいうのはライブのものなのかなあ。。次の日の朝にひとりで見てると味気ない。てか、紅白がっていうか現在の紅白がそういうものになってるのだろうな。紅白だけではなく地上波の番組のほとんどが。Twitterとかリアル家族とかとああでもないこうでもない言いながら見るもの。コンテンツ単体ではそれほどの力がもうないように思う。

「今年の紅白は史上最低の視聴率で」「今年の大河は史上最低の視聴率で」みたいなのが並んでるとき、そういうことなのかなあとか思ったりする。Netflixやアマゾンプライムなどのサブスク多チャンネルが当たり前の時代、コンテンツ単体の質だったらNetflixとかのほうが良いのだ。自分の嗜好にマッチしたものをプルするわけだし。そこからの関連サジェスチョンもするし。んでもプルサービスだけだと疲れるのでなんかてけとーにいい感じのもので時間と空間埋めれない?ってことになる。BGVとかBGMとしてのテレビ番組。そういうとき日本のいわゆるバラエティ番組はうるさい。なんか下品だし。けっきょくNHKとかETVつけっぱということになる。

そういうのじゃなくても単体で力がある番組とかあったとしてもその時点で気づいてなかったりで、そういうのはTwitterなんかで騒がれて気づいたりする。あるいはそこで騒いでたので話のネタに見てみてもいいかあ/ みんなで騒ぎながら・解説されながら見るとおもしろいねという感じになる。このとき、コンテンツはもはや中心ではなく視聴者・ユーザー同士のピアレビュー / あるいは詳しいユーザーの解説が中心(イニシアティブ)となる。こういうのは20年ほど前から「コンテンツからユーザーに」ということで個人的に言ってはいたのだけどようやくそういう時代になったなあとか思ったり。

視聴率とかいうのはそこに広告が紐付いてたときに購買意欲につながるかどうかが最終的な価値なのだろうけど、現在の視聴率はもはやそういうものではない。CMなんかは漫然と見流すか録画してたものを飛ばすわけだし。

現在のそういった購買はむしろピアレビューなんかでも参考にするあの人が言ってて信頼もてそうだったから買ってみたみたいなものになってるのではないか? まあそれはSNSなんかも普段に使う層に限ったことではあるだろうけど。

年末の紅白やM-1についてもそんなことを思った。M-1の各ネタもそれ単体だと笑えたものはほぼなくて、むしろこの芸人たちがこのネタをつくるのにどのような配慮をしてきたか、とかを気にし、その背景のほうがメインのコンテンツになってしまった。個人的には。 そういうのはもういわゆる「お笑い」ではないのだろう。単にぼけーっと見てれば笑える/笑かしてやる的な「お笑い」では。

そういう話としてはこの辺が気になった。

塙さんのはサイトデザインにおける認知とかにも関連した視点でちょっと読んでみてもいいかなあという感じ。紅白のほうはほとんど同意、というか自分の知らなかった文脈がけっこうあったんだなあとか思った。

とりあえず気持ちの良い冬晴れだったなあ。昨日今日と

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