見出し画像

気になるリーフレット紹介します

びじつかんであったひとだろー!
どうもこんばんにちは、紙もの大好き妖怪みつなみです。データが吹き飛んだり舌打ちの波にもまれたりしているけど私は元気です。(元気・・・)

先日なんとなしにインプットを増やしたいな〜と足を運ぶようになった美術館でときめく出会いがあったのでnoteります。
それは何か
そう、企画展示の紹介パンフレットです!
正確にはリーフレットです。折りで構成されてるのがリーフレットで冊子になってるものはパンプレットらしい。ちょっと賢くなりました。

最初はリーフレットを見ても、そんな遠くの展示なんていまの状況的にもいきたくてもいけないし、ふーんって思ってたんですが侮るなかれ。

人に手に取ってもらう目的で構成されているレイアウト!
展示に来たくなるような内容!!
そんなデザインの宝庫なのに無料!!!
しかも展示品写真でちょっと見れる!!!!


やばくないです?インプット目的で来たのならば展示だけじゃないこういうのも貴重じゃないかと!!!!あと純粋に紙もの好きだからつい持って帰りたくなる!!!!!!!!!!!!!!

それと行くまで知らなかったんだけど、美術館って近場の展示だけじゃなくて遠くの展示のリーフレットや美術館のパンフレットも置いてるんですね。またそれがいっぱいあるんですよ。行ける距離からいけない距離まで、見てて楽しーッ!!

そんなわけでときめいて持って帰ったリーフレット紹介第一弾です。続けたい。前置き長い。
ちなみに独断と偏見バチバチの内容です。なんなら展示開始前です。内容もリーフレットみておもしろそー!ってことしか書いてないです。

我楽他宗 —— 民藝とモダンデザイナーの集まり

画像3

ちょっと厚手で大きめの1枚紙でできてるリーフレット、というより料金別納があるから住所書いたらこのまますぐおすすめしたい人に送れるというポストカード状。誰かに送っていいのかな?
裏面はクリーム色の紙にオレンジ色の線で収集がデザインされていて、表面には我楽他宗の皆さんの集合写真と説明が日本語と英語で記載してあって、めちゃおしゃれなデザインだなーと他のリーフレットが気になって集めようというきっかけになりました。

画像2

色の組み合わせといい写真の切り抜き方といい文字の乗せ方といいめちゃおしゃれ

内容は昭和初期にかけて活動していた蒐集(しゅうしゅう)好きで趣味を追求した集団「我楽他宗(がらくたしゅう)」の集合写真やコレクションの一部が拝見できる?みたいなのですが、もう説明読んだだけで完全に時代先取り集団じゃねーか!!今は多様性な時代でいろんな分野にいろんな収集の趣味の人がいるけど、時代!!大正て!大正て!!まあ時代が時代なので一味の人たちは政治家や美術家、医者など上流な人達の集いだったみたいです。貴族の遊び!軽ーく調べてみたら蒐集してるものがわかるからわからないまでのラインナップ。とくに総本山と呼ばれた中心人物の三田平凡寺さんがググって出てくる経歴がとても奇特で素敵な生き様。稀代の趣味人ってかっこよくない?!色々制限ある時代だったろうに、それでも好きなことして生きたみたいでぼくもこうなりたい。いやしかし展示気になるな〜🤔

なんでそんなんエキスポ

画像4

まず展示のタイトルからしてセンスが光ってる、好き。文字の配置とかフォントのチョイス好みです。
内容は「なんでそんなん!」って言いたくなるようなモノやコトを展示してるみたいです。
リーフレットには事例が2点掲載されてたんだけど、これ、これみてくれ

画像1

衝撃受けたね。もはやこれを人に見て欲しいからこれ始めたって言っても過言じゃない。なんでそんなんやったの!?

でも生きてると一度はこういう意味はないけどやってしまうことあるよね。消しゴムのカス集めて丸めてこねて消しカス粘土作ったり、ちょっとレベルアップとかいってチラシや新聞、教科書のカラーの部分を消して色付きの消しカス作ってクオリティ上げたり、消しゴムを強めにサッと押してふわふわの消しカス作って触感を楽しんだり、ねりけしをみょーんと伸ばしてほろほろと落ちた部分を愛でたり、消しゴムばかりじゃねーか!!!

ちなみに現在もなんでそんなんを募集してるみたいです。日常でなんでそんなんがある人はぜひ。なんでそんなんがわからない時はなんでそんなんプロジェクトのホームページをみましょう、なんとなく理解できそうでできないでもなんかわか・・・わか・・・・

ちなみに作品と一緒にお泊まりもできます。なんなんそれ!!??


大分県立美術館 開館5周年記念事業 びじゅチューン!✕OPAM なりきり美術館

画像5

言わずと知れた(と思う)伝説の卒業制作「赤ずきんと健康」の創造主・井上涼さん。ちなみにぼくはマチルダ先輩が好きです。NHKで手掛けている番組びじゅチューン!の一環で、作品になりきって楽しむ展示、らしい。説明見てるとスクリーンに映した映像であそべたりモニター内の絵画の人物が自分の動きに合わせて動いたり雨が降ってる絵に自分で好きな雨を降らせたり・・・触って作ってなりきって作品を楽しめる、えっ絶対楽しいやつじゃん・・・!?

これすごいなって思うのが、展示された作品の一部は本物も飾ってあるよ!ってところなのね。葛飾北斎の富嶽三十六景 神奈川沖浪裏の本物あるのいいなあみたいなあ・・・(あの有名な波しぶきの美しい奥に富士山がある絵)あと岸田劉生の麗子微笑、ぼくの代理ちゃんと雰囲気似てるから何となく気になる🤔

リーフレットも黄色をベースに元気なカラーでまとめられてて、そもそも井上さんの絵だ!ですいーんと手が伸びたので好きなものには抗えないんだなあと思いました。あ!よく見たら展示予定品が全部綺麗に収まってる!!


今回持ち帰った中で特にびびっと来たのはこの3つでした。もし次やるとしたらまた何か気になるのを見つけて月末とかにできたらいいな。そこまでびじつかん通い続いているのか・・・?そしてこういう、展示見てないのに行きたいだけでつらつら書いてるのはいいのか・・・?怒られたらやめます。(チキンハート)
ちなみにもしも展示行かれる方いたらぜひ感想教えてほしいな。取り上げるってことは本当は行きたいんだよおのれコロナ。
お出かけの際は感染症対策に十分お気を付けください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?