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2次元ヲタが語る櫻井翔のラブシーンに飢えているオタクに見て欲しい映画ネメシスの魅力(微ネタバレ有)

同担他担他G担…いや、日本中…いや!世界中に櫻井翔のラブシーンに飢えている人間は数多くいらっしゃると思います。

そこで2次元ヲタでもある私が「2次元なら…なんか…あの…ほら、アレ…アレだよ。アレ出してたな」と刺さり悶えたポイントをプレゼンさせて頂きたく思います。

注意!
本作の本質に関わるネタバレはございませんが、それに付随するフラグ要素のネタバレはございます。例えば「窓」や「夢と現実とはなんだったのか」等、この映画における大きな要素となるネタバレはありません。ただこの答えにたどり着くまでにある出来事ネタバレはあります。

少しでもネタバレが嫌な方は気をつけてください。

そしてあくまでも私の解釈です。解釈違いがあった際は…なんか、すまん。







さぁ!固いことはこの辺にして萌えポイントを話しましょう。もう話したくて語りたくて仕方がない!

櫻井翔改め風真尚希の恋愛要素について!

ドラマを見た方は思うのではないでしょうか。

「凪沙さんか?」と

私もそう思ってました。
風真尚希の相手になるのは凪沙さんなのだろうと。

想い人を失った風真尚希
肉親を失った神田凪沙

20年も囚われ続けていた事件が終わり、事件を追うことを拠り所にしていた部分もあっただろう2人がぽっこりと空いてしまった心の穴を同じ虚しさを持つ者同士、お互いにそのナニかを埋めていくような関係になっていくのではないだろうかと。

恐らく櫻井翔のラブに飢えた方々はそう思いを馳せたことでしょう。

だが、しかし!違いました…
映画は、違ったんです……

風真尚希のお相手はまさかの「美神アンナ」でございます。 
 
まさかそんな嘘だろ?
って、思いますよね。

映画を観る前だったら、私も同じ反応していたと思います。

それでは何故、私が「風真尚希×美神アンナ」に可能性を見出したのかを説明したく存じます。

①美神アンナのネックレスについて
立花教授の形見であるあのネックレス。これは映画の最初の方で話されるので、もう言っちゃいますが半分になっています。半分だけ持ち歩いて、半分はある場所に隠しております。
映画の中でもここは大きなポイントになりますので深くは話しませんが、風真尚希×美神アンナの可能性を語るには大事な要素になるので、軽くだけ触れさせて頂きました。理由は後ほど説明します。

②「中(家)に入れてくれないの?」
身近な存在が殺されていく悪夢に悩むアンナ。それにどんどん憔悴していきます。夢なのか現実なのかよく分からない状態まで追い詰められていきます。

そんなアンナに見兼ねた風真尚希が、まさかの!アンナの!一人暮らしの家に!アポイント無しで!乗り込んできます!

インターホンのシーンがまじでやばいので櫻井担は覚悟した方がいい。「(家の)中に入れてくれないの?」って言うんですよ。入れてくれないの…っておま、おまえ…入れて?ってそんな甘えるように……いや、まじで表情もあざとの権化なので、ほんとやばい。リアコすぎる。

しかも「連絡取れないアンナを心配して、行くべきか?どうするべきか?」と一晩悶々と考えてたというオプション付きです。

行き当たりばったりではなく、一晩悩んだ末にお家に行くという選択をする風真尚希。罪深い…。

③「俺にとってアンナは娘…とはさすがに思ってないけど、妹……とは少し違うし…」
はい!ここ!家に入ってから「変な夢見てんだろ?」と本質についたあとに、心配するアンナに向けて投げたセリフです。えっ、妹じゃないの…?って思ったし、風真尚希と美神アンナのの関係性で分かりやすい表現方法があるじゃないか。「探偵と助手」という言葉が。
「大事な助手だ」とか「相棒だ」とかそんな言葉だって言えたはずなのに、風真尚希はその関係性を選ばなかった。

過大解釈かもしれませんが、自分にとって「美神アンナ」がどういう存在なのか、風真尚希自身も決め兼ねている部分があるのではないでしょうか。

想っていた人の娘、にしては遠すぎる。
仕事上のパートナーと割り切った関係でもない。
自分の娘や妹、だとしっくり来ない。
じゃあ、なに?

栗田社長にとってのアンナは「娘」のように、自分の中にハッキリしたポジションを見つけられていないのが、このセリフで垣間見えたような気がしました。少なくとも彼の中では、「娘」でもなく「妹」でもなく「ただの助手」でもないのは紛れもない「事実」なんです。……萌えません?とんでもなく萌えません?言い切ってもいいのに、言い切ることが出来ない風真尚希、萌えません???

さぁ、ここで②に戻りましょう。言い切ることが出来ない「女性」の一人暮らしの部屋にアポイント無しで「中に入れてくれないの?」と言っちゃう風真尚希。やばくない?シンプルにやばくない?
しかもですね「俺の事、最近避けてるし」「どうして相談してくれないんだと」と怒ったような拗ねたようなそんな様子も見せるというオプション付きです。
はい、しぬ。しんだ。しぬしぬしぬ。

娘でも妹でもただの助手でもない「女性」に避けられ拗ねちゃって家に行く風真尚希。しぬ。

④「しばらく俺のとこ(家)に来るか?」
②と③からこのセリフの破壊力を理解して頂けますでしょうか。とある事情から、アンナを一人暮らしの部屋に戻すわけにはいかないと判断した風真尚希から出た提案です。

「娘でも妹でもただの助手でもない成人している女性」を自分の家に泊まるのかと言っているのです。

風真尚希は高いコミュニケーション力で構築した人脈から「これはこの人に頼むべき」と判断し、頼ることが出来る人です。だからアンナのことだって自分の人脈の中に女性はいるわけですからその人たちに頼ることだって出来たんです。だってあの部屋に戻さなきゃいいだけなんですから。

なのに「自分の家に泊まらせる」選択をしたんですよ。

やばない?やばくない??
断られたあとの「ふーん」みたいな顔がまたやばいです。

ちょっと残念がってる?ねぇ??
残念に思っちゃった?????
あーしぬ。たまらん。しぬ。

⑤半分のデータの行方
①でお話した半分のデータの隠し場所です。
ここが最大限に萌えました。
最初、映画館で見たとき発狂しそうになりました。

もうお察しですよね。
データの半分は「風真尚希」が大事にずっと持ち歩いていたのです。

私は最初、前事務所にあったような仕掛け部屋があるとか、事務所内に3人しか開けられないような仕掛けがある金庫的な何かを星くんに依頼して作ってもらったとか、そんなところだろうと思っていたんです。

まさか風真尚希に託していただなんて思います!?!?
1回盗まれてんのよ、彼!?!?!?

それでもアンナにとって、一番安心出来る隠し場所は「風真尚希」だったという事実。そんなの萌える以外の選択肢あります!?!?

第二の父親である社長ではなく、アンナは風真尚希を選んだんすよ……はぁ、しんどい。いつの間にアンナの中でそこまで大きな存在になってたん……お姉さん、知らない。知らないよ。ちょっと詳しく話してみ????

⑥「やっぱりアンナの笑顔が好きだよ」
⑤の手前にはなりますが、少女漫画かよってセリフが風真尚希の口から出ます。は?もう、やめてくれよ…って頭抱えましたよね。優しげに微笑むのも無理すぎる。

ここから私の過大解釈にはなりますが、
③の答えが彼の中で出たとまでは言わないけど、少し明確になったのではないでしょうか。

アンナに向けて言ったのだろうけど、なんとなく彼自身が再認識したような言い方のようにも思えたんです。

娘でも妹でもただの助手でもない自分にとっての彼女はまだ分からないが「笑顔でいて欲しい大切な存在」であると形になりかけようとしている答えが出たのではないでしょうか。

風真尚希にとって美神アンナってちょっと複雑だと思うんですよ。何せ想い人の娘になるわけですから。
そんな人が放つ「アンナの笑顔が好きだよ」の破壊力といったら、ねぇ?

めちゃくちゃ萌えますね。萌え以外何も無いですね。

あと⑤と⑥のシーンの2人の物理的距離感があまりにも近い。ドラマよりも近付いてるのもポイントです。

家族でも、仕事仲間でもない、男と女と呼ぶには淡すぎる。
そんな関係性が垣間見えた「映画ネメシス」でした。

キスシーンがあるだとか、ベッドシーンがあるだとか、そういうのは確かにありません。

2次元ヲタからすると、こういう明確な答えが公式から出されていない関係性がだいっっこうぶつなのでめちゃくちゃ興奮しました。いくらでも妄想出来ますね。へへ…うへへへ…へへへへ…という気持ちです。(お巡りさん、コイツです)

冗談はさておき、舞台挨拶や雑誌の取材、共演者の方々の口から「続編」の匂わせがあるように感じます。恐らくこの映画がヒットするかどうかでそれが決まるのではないのでしょうか。

そして映画内で分かった「風真尚希×美神アンナ」の可能性。

何が言いたいか分かりますか?

続編があれば、ここの2人の関係性の発展が有り得るかもしれないということです。恋愛要素があるかもしれないということです。

そう、映画は櫻井翔のラブシーンへの投資。
未来への投資なのです。

たくさん見に行きましょう。
私は既に6回は見ました。

明日も見に行きます。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!