Rockwell Lab Equipment ハード編

オーディオインターフェース

・RME FireFace UFX II
独が誇るフラグシップ機。
RMEはFireFace400、FireFace UCXと渡り歩き、一時期UAD Apollo8にも寄り道しましたがやはりRMEの音が好きで帰って参りました。その音質は超絶フラットで何も足さない何も引かない音とはこういう音かと安いオーディオインターフェースから乗り換えて初めてその音を聞いた時は驚いた物です。安定性も抜群、ディスコンになっても長い間ドライバーをアップデート供給し続けてくれるメーカーのその姿勢には頭が上がりません。WindowsユーザーはRME一択と言っても決して過言ではないです。

アウトボード

・Dangerous Music D-Box+(サミングアンプ+モニターコントローラー)
結線やMIDIのルーティング、同期が面倒になって制作環境をシンプルにしたくDAWベースに移行してからはPC一台内部完結でしばらくはやっておりましたが自身でミックスダウンやマスタリングを手掛けるようになってから、どうもミックスダウン前と後で音が違うな〜と違和感を感じるようになり、サミングアンプに興味を持ち出した頃にD-Box(前機種)が海外オークションサイト等で手頃な価格で出品されているのを見つけだんですね。Dangerous MusicはBax EQのプラグイン版を使用していて気に入っていたのもあり、丁度Black Lion Audioカスタムのモデルが出品物の中にあったのでポチろうか悩んでいた時にナイスタイミングで新モデルのアナウンスが!
これはゲットするしかないだろうと無理して買っちゃいました。
US製、更にはDangerousというメーカー名とは裏腹に出音はとってもクリーン。ヘッドホンアウトも2系統ありこちらも文句無し。スピーカーアウトは3系統、おまけにスマホやタブレットのアプリで音量やスピーカーセレクトも出来てしまういたれりつくせり仕様。今後の僕のワークスで大活躍する事間違いなしです。買って良かった!

マスターレコーダー

・KORG MR-2000S-BK-SSD
DSD録音出来るマスターレコーダーはコレかTASCAMのDA-3000の選択肢になるのかな?マイナーチェンジして内蔵ストレージがHDDからSSDに変更になったのとKORGの方が使い勝手が良いらしいとの事でこっちにしました。前項でミックスダウン前と後で音が違うな〜って違和感があるって話をしましたが、当時はサミングアンプの購入にまで知恵が回らなくてまずは内部バウンスをやめてマスターレコーダーに流し込もうって考えに購入致しました。今後のミックスダウンはUFX IIからステム出しでD-Box+でサミングした後の2ミックスをMR-2000Sに落とす運用にします。
ちょっと裏話なんですがコレのAD/DAがかなり優秀というか色付けなのか通すだけで何故か音が良くなるんですよ。ご近所の知り合いのエンジニアさんはMR-2000SをREC待機でスルーさせてDAWに戻したりしてるそうです。

ピーク・ラウドネスメーター

・TC ELECTRONIC CLARITY M
メーターなんてプラグインで沢山あるしおまけやDAWに標準で付いてたりで要らないやんって思うかもですが、作業に熱が入ってくるとプラグインウィンドウが邪魔〜!ってなるですよね。やっぱ独立した画面だとDAWの編集画面の邪魔にならなくて快適なんです。このメーターは最近流行りの各種ラウドネス値に焦点を当てた製品で各種クラウド向けのマスター制作の際に非常に重宝します。国内だと代理店価格どっさり上乗せでめちゃ高いんですが海外通販だと国内価格の半値以下で買えます。最近は2chステレオ仕様のモデルも発売されましたね。(僕が所有しているのは5.1ch版)

モニタースピーカー

・Focal SM9(メイン)
最近は導入するスタジオも増えてきて徐々に知名度が上がってきているFocalの一世代前のフラッグシップモデル。CMSシリーズでFocalを好きになってCMS50〜SHAPE65と愛用してきたのですがエンジニアリングに日に日にハマるにつれ、Hip Hopのエンジニアリングをする以上、クラブで鳴るような帯域の処理も行えないとダメでしょって結論に達し購入に至った訳であります。僕の6畳部屋では完全にオーバースペックですけどね。笑
でも下が30hzまで出るのと出ないのとでは低域の見え方が全然違ってきます。今流行りの808の音階弾きのサスティン〜リリースは今まで使用してきた5or6.5インチウーハーでは聞き取る事が出来ずヘッドホンに頼るしかなかったのですがこのスピーカーに変えてからいちいちヘッドホンで確認する必要が無くなりました。
購入の際、僕が心の師と仰ぐOnibabakoさんが愛用している同じく3wayモデルであるNEUMANNのKH310Dとでどちらにするか非常に悩みましたがやはりFocalの音が好きってのとNEWフラッグシップモデルのTRIO 11beが発売されて暫く経ったタイミングであったので旧モデルは投げ売り価格になるんじゃないかと読んで海外サイトを漁ってたら見事に低下の半値で投げ売りされているのをとりゃーとポチった訳であります。半値といっても結構な額なんですが、一応社会人生活長いのでクレジットの力をお借りして。。。笑
ちなみに出音はShapeシリーズよりCMSシリーズに近いですね。寒色系フラットとでもいいましょうか。後述するモニターヘッドホン、Focal Clear Professionalとも音場の違いはあれど同一メーカーだけに音色の違和感が殆ど無いっていうのも決め手でした。

・EVE Audio SC203(サブ)
メインでごついスペックのいっちゃったんでサブはそこそこの物で省スペースの物が条件だったのですがその中で候補に上がったのがEVE AudioのコレとIK MultimediaのiLoud Monitorでした。何故EVE Audioの方にしたのかと言うとFocal Shape65〜SM9とバスレフの無い(パッシブラジエーターという低音補強用のユニットが付いています)モデルを使用しその音が気に入ったからです。バスレフで出す低音は輪郭が見えないんですよ。SC203もパッシブラジエーターを採用しているので低音がタイトにバシっと鳴るかなと読んだ訳です。結果としてはサイズがコレだし、ま、こんなもんやろって感じです。なにせこのサイズで低域出そうとするんだから無理があります。ハイパスフィルターで60hz辺りから下バッサリ切られてまったく聞こえません。笑 PCスピーカーやスマホ付属のイヤホン等の再生帯域が狭いデバイスの鳴りの確認用ですね。

・TANNOY Reveal 402(DJブース用) 
小型でお宅DJして気持ち良く鳴るの条件にバッチリハマったのがコレ。安いし。TANNOYだけにピュアオーディオ向けのオーディオ店でも置いてある所あるし。Hip HopのDJ、ビートメイカーはKRKのROKITかコレいっときゃ間違いないっす。

モニターヘッドホン

・Focal Clear Professional
Focalのフラッグシップモニターヘッドホン。かなり高価なヘッドホンなんですが国内代理店のサイトで半額セールをやっているよとonibabakoさんに教えて頂き速攻でポチりました。Focalは密閉型でSPIRIT Professional、モデルチェンジしたListen Professionalとヘッドホンでも優秀なモデルを輩出しておるのですがどちらも小ぶりな作りでどうも僕の頭の形に合わず頭頂部が痛くなってしまうのでそれぞれ手放してしまったのですが、開放型のClear Professionalはヘッドバンドも大きめに作っておりフィット感も抜群、これなら長時間の使用にも耐えます。その音質はフラグシップだけあり解像度、音の分離、定位感と文句の付け所がありません。下手なモニタースピーカ使うくらいならこれで完パケまで持って行った方が良い結果が得られると思います。唯一の弱点は開放型という事もあり細かい音の調整時に環境音が邪魔になる点ですね。

・NEUMANN NDH 20
NEUMANN初のモニターヘッドホンとういう事もありどんな音が気になったので人柱になってみました。価格帯も近い同じ密閉型のBeyer DT1770Pro同様優秀なヘッドホンでしたがClear Professionalがあれば必要ないかなという結論に至り、値下がりする前にとっとと売却してしましました。笑

MIDIコントローラー、鍵盤

・Ableton Push2
使い方覚えるのが面倒臭そうで暫く敬遠しておりましたがオークションで安く出品されているのを見つけて購入してみましたが実際に使用してみると操作体系も良く練られておりAbleton Liveでの作業が捗るようになりました。Push導入前はアレンジメントビューしか使用してなかったのですがPush導入後はセッションビューでラフを作成してからアレンジメントビューに流し込んでアレンジするワークフローが定着しました。

・Native Instruments MASCHINE MIKRO MK3
MASCHINEソフトウェアの操作体系が馴染めずDAW上でプラグインで立ち上げてシーケンスもDAW上で組んでます。ドラム音源としてしか使用してません。笑

・Native Instruments KOMPLETE KONTROL S49 MK2
Native Instrumentsのソフト音源集のKOMPLETEを所有していたら音色のブラウズやパラメータの調整、スケール指定やアルペジエイター、DAWのトランスポーズも出来てとっても便利です。鍵盤弾ける人ではないですが打ち込み時にオクターブシフトするのが面倒なので最低49鍵は必須という事でこのモデルをk

マイク

・Aston Microphones Origin
以前はオーテクの一番安いコンデンサーマイクで打楽器等を録音していたのですがボーカルのRECにも耐えうる品質で録れるマイクが必要になり、丁度この英国産のAston Microphones社のマイクがいいらしいという情報を見つけて購入しました。ガワがポップガードの役目を果たし、ショックマウントも内蔵されているのでマイクスタンドに立てるだけでセッティングが楽ちん!録り音は他の同価格帯のコンデンサーマイクとそんな大差はないかな。ポップガードやリフレクションフィルターを購入しなくて済むのでコスパ面で一歩抜きん出ていますね。

ターンテーブル

・Technics SL-1200MK7 * 2
SL-1200GAE等の開発ノウハウのお陰で名機中の名機がめでたく復活!SLシリーズは無印MK3から愛用しておりますが、先日まで片方がMK3D、片方がMK5とモデル違いで使用していたのでどこかのタイミングでモデルを揃えたいなと思っていたタイミングでMK7がリリースされたのでペアで揃えました。トーンアームからシェルウェイトまで真っ黒な出で立ちは中々格好イイのですがマットよりガンメタっぽい色の方が良かったなー。使い勝手は以前のモデルと変わらないです。そうでないと困る。笑

DJミキサー

・DENNON DJ X1800 PRIME
最近は小箱でも常設のDJミキサーが4chである事が多く、わざわざ自身のDJミキサー持ち込むの面倒だし他人に触らせたくないのでこれは4chでもHip Hopスタイルでガシガシ出来るようにならんといかんなと言う事で数年前に某πの900NXSを中古で購入し使用しておりましたがどうも音質が気に入らず品質の良いDJミキサーを物色していたらこのDJミキサーが目に止まり、楽器店で視聴させてもらった所出音も良質で操作体系もπとほぼ変わらないという事で乗り換えました。音質をもっと追求するならALLEN&HEATHのXone:96辺りが欲しいんですけど操作体系が独特なのでアレヒに慣れてしまうとクラブでプレイする際アタフタして困ってしまうのでDENNON一択になった訳です。オーディオインターフェース内蔵でSERATO DJに対応しているってのもナイス。DENNON DJはPRIMEで大分マシになりましたがプロダクトデザインが根本的にダサいのでそこをもう少し何とかして国内プロモーションにもっと力を入れましょう。笑

DJヘッドホン

・Pioneer DJ HDJ-X7-S
僕はDJする時ヘッドホンは首にかけ、モニターする時だけ耳を近づけるスタイルなので当時はSONYのMDR-Z700一択で生産中止になるまで三台使い倒し以降は色んなメーカーの物を騙し騙し使用しておりましたが最近コレに落ち着きました。Pioneer DJはミキサーの品質は落ちていると感じる一方でスピーカーとヘッドホンの品質はイイ線行っていると思います。こいつも首かけた状態からそのまま耳をドライバーに持っていっても耳がすっぽりイヤーカップに収まるので僕のスタイルにバッチリハマり、出音も良いのでそんなに大きい音でモニターせずに済んで重宝してます。このヘッドホンは最上位から下のモデルまでラインナップが3種あり、一番安いので十分良かったのですが丁度品切れで最上位は三万円代後半位してさすがに消耗品のDJヘッドホンにそこまでお金かけたくなかったので中間のモデルのコレに落ち着きました。このモデルは金属パーツ多用(最下位モデルはプラスチックパーツメイン)して耐久性もありそうだし結果的にはコレにしといて良かったかな。

DJコントローラー

・Pioneer DJ DDJ-SP1
SERATO DJ用のコントローラー。CUE出し、LOOP、エフェクト4系統の同時コントロールが出来て超便利。ブースが広い箱でやる時はこいつを持参します。

・novation Dicer
同じくSERATO DJ用のコントローラー。CUE出し専用。ブースが狭い箱でやる時はこっちを持参します。

おまけ

・Bowers & Wilkins 686S2
リスニングにはB&Wのスピーカーを愛用しています。B&Wのスピーカーは色付けが少なくフラット目に鳴るので自身でミックス・マスタリングした音源を聴いても違和感があまりなくておススメです。パッシブなんでアンプが貧弱だと綺麗に鳴ってくれないですが…




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