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Pogchamp_ex2 私のコースについて

どうも!
来る日は5/6、Pogchamp_ex2が開催されましたね。僭越ながら私も参加させて頂きました。
今回はそこで提出させて頂いたコースについて少々解説をしようと思います。実は結構見えないところで動いているギミックとかがあるので、そういった点を語りたいだけですけどね。

その前に

皆さんの素晴らしいコースを見られて本当に楽しかったです。ありがとうございました!

並びに、評価をしてくださった、mugiさん、ぱらそるさん、しんのさん、たかちゃんさん、そーりあさん。そして主催してくださったそーりあさんにここで深謝を述べさせて頂きます。

ありがとうございました。

コンセプト

今回のコンセプトは見てわかる通り、前回と同じく『バグ』なんですけれど、それは大まかなコンセプトです。制作をするに当たってどのようなものが想起しながら作るか。しかし、コース全体のイメージは前回と真逆を意識しています。

前回のコースのタイトルを覚えている方はいないと思います。「崩壊」です。逃れられないオートスクロールで崩壊へ進む右方向へ。
つまり、今回のイメージは「創造」です。前回で齎された崩壊から、その崩壊の残滓から、創造へ進む左方向へ。
物を積極的に壊していくのは序盤のみ、後半はあまり破壊はせず、道を開拓していく。
今回が前回と同じシーンスキンとコンセプトなのは、前回と真反対ながらも正統進化を目指したからです。「前回と同じじゃん」はある意味では狙い通りのコメントです。そう思います。

とてもわかりやすいイメージ

かといって、これを上手く表現できなかったことは心残りでありますが。

Section1 開幕

まずは前回の最後で登場した左方向への瞬間移動バグ。4回するのですが、扉直後にする一回目の瞬間移動と、それ以降にする瞬間移動は使っているバグが異なります。

一回目の瞬間移動

これは最近よく使われているPOW羽とクレーンを用いた瞬間移動です。このバグは扉直後の左方向のバネの慣性が保存されるため、開幕に使用しています(何故かキラー砲台では保存されなかった)。

2〜4の瞬間移動

これらは前回の最後と同じで、レールの形状を捻じ曲げるバグを使用しています。便利なんですよねぇ…
ちなみに3つ目の瞬間移動はシューリンガンをリフトに乗せて使っていますが、どうも装飾と干渉してしまったので、動かなくなるバグも使っています。

4回目の瞬間移動はボムも同時に移動していることは見て取れると思います。結構気に入っています。ここのボムが、三段の軌道上にいるブラックパックンを倒しています。

Section 2


 

ここは空飛ぶブラックパックンバグを使っています。ファイヤーフラワーの設置の仕方によって動き方が変わります。イマイチ動きを理解できていません。最初から通した時と、この部分から始めようとしたときで挙動が変わるんです。殺すぞ。


甲羅の挙動のとてもわかりやすい図

もう一個のブラックパックンにより新たな壁ができます。そこに甲羅を投げることにより、POWの起動させています。ここのPOWは

 

ここの左端の大ブラパを倒すために使われています。


そして上に縦バネが乗っている赤砲台からは横バネが出てきて、ブラックパックンの機構自体を左に飛ばします。

 

そしてここの穴の中に機構の一部だった赤砲台が分離し、下に落ちていきます。下にはボムがあり、砲台をONOFFスイッチを起動させるトリガーにしています。その上にあるキラー砲台からはメットが出されています。これが最後の扉入りに使われます。


 

その間、左側では3つのキラー砲台が並びます。これの一回目の役割は投げたボムの壁となることです。これはぶっちゃけ1番右の一個だけで良いのですが、

 

ここで左端で束にするためには3つ以上必要でした。キラー砲台は一箇所に纏まった後に動かすと、上にニュッっと動くバグがあるから、瞬間移動バグとこのバグを融合させています。

ニュッ

ちなみにここの左下では、先程のPOWで大ブラパが倒されたことにより、1マスの隙間を小ブラパが通れるようになります。そしてこれまた先程発動したオンオフにより下に落ちていきます。この穴の下にはさらなるオンオフスイッチがあり、小ブラパがこれを起動させるトリガーになっています。

Section 3


 

ここらあたりは小さいバグの集合体みたいな感じです。半あたり地形のすり抜けであったり、音符に圧縮されることによる左方向の小さな加速だったり。

 

これは瞬間移動バグの応用(?)です。左方向の加速を生み出します。ちなみにここのレールの管理はいつもと違う形でやっています。いつもの形だとタイミングがズレてしまいました。

世界一わかりやすいレール管理の違い

ここではレールファイヤーバーも入れていますが、あまり目立たなくなってしまいました。調整が面倒だったんだと思います。えー


 

恒例の騙しゾーンです。下の扉に入ると思いきや、残念、まだ少しだけ続きます。ここでマリオを左に移動させているキラー砲台は実はかなり複雑にバグを組み合わせています。


 

扉に入ったときに右上に見えるこれらのキラー砲台が調整の残滓です。これらキラー砲台も一つ一つがバグで設置されています。これらがないと意味分からないところにキラー砲台が出現したり、逆に出現しなかったり、圧死したり。これも、最初からした場合と途中からした場合で挙動が変わるものです。


  

あとは右から来た甲羅にのりつつ、左に投げたボムが上に瞬間移動して鍵を出して終了です。

ちなみにこのコース、私のコースによくあるオンオフの壁が一つもありません。理由は開幕のギミックに干渉するからです。理由はわかりませんが、開幕から離れていてもオンオフの壁を設置すると、通常よりも開幕が速くなってしまい、ズレます。


感想

作っていてとても楽しいけど、何より疲れるコースでした。なんでこの挙動になるのか、どこにブロックを置いたら干渉しないのか、このバグを起こすためにはどのバグを起こせばよいのか、といった試行錯誤が普通のコースの数倍はあるため時間がかかります。
最後の甲羅の調整やらキラー砲台の調整やらを全て干渉しないように合わせるのだけで1週間近く掛かっています。

来年も開催するようですが、次回は

絶対にバグをコンセプトにはしません。

勝手にやっといて何言ってんだ、と思うかもしれませんが…正味これ以上のバグコは私には作れません(ルール上持ち込みバグは使用できない)。単純密度と緩急といった正統派でもう勝負することにします。あとコンセプトコースだしても今回のもっちさんに勝てる気がしません。

ここまで読んでくれて、コースを見てくださってありがとうございました!

最後に

終わり〜


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