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15週目:チームスタッフのおしごと。

14日に玄界田公園で行われたトップチームの神奈川県リーグ1部第2節、イトゥアーノ戦は2-1と辛くも勝利し、とりあえず開幕連勝で次のFIFTY戦に繋げることが出来ました。

第2節&セカンドチームTRM

ただ、勝てば万事OKという訳でもなく、課題が出た試合でもあったので、ちょうど試合が1週開くこのタイミングは調整的によい間隔になるかな?とも。ただ課題的な部分は、戦術的な部分というより、いかに普段から走り込めているか?動けているか?の部分でもあるので、この「1週あき」な日程はよいインターバルになるかと。

そしてセカンドも同日、東京都2部のプログレッソ東京さんとTRMを実施。

先週のリーグ戦とはまた違う布陣も試しながら、長丁場のリーグ戦を戦うための別バージョンも模索しながらの戦いとなったTRM。慣れないポジションでの起用や、初めての組み合わせ的な部分、そしてフィニッシュの部分などの課題もあり、スコア的には物足りない内容にはなりましたが、起用に関しては意図のある形であり、悪くはない取り組みだったかな?とも。

さて今回は、選手のことではなくスタッフの話をさせていただきたいと。

スタッフの存在あってこその品川CC

試合当日ですが、選手は1時間に行われる試合ミーティングに参加出来るように会場入りしますが、スタッフは試合開始2時間前集合が基本。

ミーティングに入る前に選手のアップ用マーカー配置、ボールなどの用具準備、トレーニング器具、マッサージ対応の準備、その他備品の用意。コーナーフラッグ、チーム、審判団用ベンチの用意など、細々な準備をこの1時間の中で行い、その後コーチ、トレーナー陣は選手のウォーミングアップのサポートをしながら、その他スタッフはGK組のサポートをしたり、ボール拾いをしたりとやるべきタスクはまだまだ続いていきます。

当然ながら、天候が雨だった場合にはベンチ用テントの作成などもしなければならないし、ホーム開催で観戦OKな会場の場合は、スムーズに観戦していただくための導線やら会場作りなども入るためより大変になってくる。また、試合運営に関する大事なマッチミーティングも、審判団、相手チームスタッフを交えながらこの試合前の時間帯に行われる。

試合当日の天候や気温なども考慮して、飲水を何回にするか?なども決めていきますが、稀にですが相手チームがビジターユニを忘れてしまい、急遽ユニの構成が変わる!なんて言うレアケースは、このマッチミーティングで決まったりもします。まあそんなこんなで、キックオフまでの時間帯はスタッフにとって一番気を抜けない時間。

試合運営からイベント企画まで…

また品川CCのスタッフには、公式戦以外にも大忙しとなる場面がいくつもあり、特に品川区で行われるいろいろなイベントへの参加などは、仕込み→本番→撤去と言った当日における一連の流れだけではなく、イベントで何をやるか?などのプランニングや演出考案まで、多岐にわたって関わるのも特徴。

ただ、ここまでやってタダ働きだったらかなりブラックだぜ?と言われてしまいそうですが、品川CC、そこはさすがにやり甲斐詐欺ではありません。まあだからと言って高額時給保証!という訳ではありませんが。でもみんな、お小遣い稼ぎのためではなく、それぞれが品川CCというクラブが好きだからこそこの場に集っていることは付け加えておきます(笑)

また、今年の3月から品川を離れて、自身の夢であったサッカークラブスタッフ(JFLクラブ)として仕事を始めた子も出たし、当クラブで働く女性スタッフさんも、自身の夢への第一歩として大学卒業後に品川CCに入社し、経験を積み重ねています。

このように、近い将来、サッカークラブ、スポーツクラブで働きたい、地域イベントのマネジメント、スポーツビジネスに関わりたい!興味がある!キャリアアップを図りたい!という人(学生さんも社会人もOKです!)も集まる品川CCのことを多くの人に知ってもらえれば幸いです。

しかしだ、綺麗事だけではなく、時にはハードでどギツい場面もあるし、難題と直面することもある。でもそれ、より良いクラブ、チーム、イベントを作っていく上では避けて通れないものだし、実際にスタッフたちはそんな困難な状況に対してしっかり向き合い、より良い形とするためにいつも努力を続けてくれている。

品川CCには、Jクラブで活躍した選手、大学のトップチームで活躍していた選手も多く、県リーグレベルとしてはかなり質の高いプレーを見せてくれていると思いますが、その選手以上にクラブのアイコンとして胸を張れる存在なのが、タケとかイケさんとか、セカンドチームマネージャーの佐野さんをはじめとしたスタッフみんなの存在。そう、どんなに選手がいいプレーを見せようが、素晴らしいスタッフの存在がなければ試合は成り立たないし、品川CCっていうクラブも立ち行かなくなってしまう。

どうしても普段は選手、チームのことばかりな話になりがちですが、たまには縁の下で品川CCを支える素晴らしスタッフたちのことを知ってもらえればと思います。

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