見出し画像

1週目:2024シーズン始動

長年ほったらかしにしていたnoteさん。
そしていまは、品川CC横浜というクラブとともに「活動する側」となり、「取材に行って書く」ということをしなくなりましたが、クラブのことを少しでも知ってもらえたら…と思い、この場所を使って週ごとの活動やら試合のこと、選手、スタッフのことなど、クラブのリリースとはちょっと違う形で少しずつ書いていこうかと思います。

品川CCとは?

歴史に関しては長くなりそうなので省略(笑)
神奈川県社会人リーグ所属の品川CC横浜。
何だその名前?と思うかもですが、総合スポーツクラブ「品川カルチャークラブ」の活動の一つとして立ちあがった「クラブ・アトレティコ横浜」が品川CC横浜の前身で、クラブの母屋は品川区ですが、サッカーの方は神奈川県で活動してきたクラブであります。そして近年は急激に力をつけ、関東リーグ昇格を狙える位置にまで来ましたが、決して「Jリーグを目指す」クラブではありませんし、その部分は将来的にカテゴリーが上がったとしてもスタンスを変わることはないと言えます。あくまでも品川CCは「仕事もサッカーも本気で取り組む(デュアルキャリア)」をコンセプトとしたアマチュアクラブで、関東リーグ昇格に向けて日々精進し続けています。

いまのクラブの立ち位置

2018〜2021年までの4年間、連続して関東社会人サッカー大会に出場(2018、2021は県リーグ優勝)したが、ここ2年間は出場権を逃し、さらに昨年は過去5年間でワーストとなる7位に終わったトップチーム。そして1部復帰を目指したセカンドチームも2部Aブロック2位で終わり、ともに目標を果たせず終わってしまった2023年。プロ(Jを)目指しているクラブではないのだから「そんな時期もあるよ…」ではなく、仕事とサッカーの両立を目指すクラブだからこそ、今の足踏み状態は歯痒いところでもある。


そんな中で、今シーズンのトップチームの監督を引き受けてくれたのが、昨年まではセカンドチーム監督を務めていた槙野智章さん。そう、元日本代表選手としても活躍したあの槇野さんだ。昨シーズン、ONODERA FCの前に完敗を喫して優勝を逃したが、「握る!」を合言葉とした魅力的な攻撃サッカーを展開すると同時に、モチベーターとしての力も存分に発揮し、無名選手も多いセカンドチームを大きく成長させた。だからこそ「この指導をトップチームでやったらワクワクする」と感じていたが、その時がついにやって来た。

地獄のシャトルラン(笑)

さて今シーズンの品川CCだが、先日の1月8日からチームが始動したが、始動日を振り返る前に、昨年最後の活動となった12月17日に選手たちにリクエストした言葉を振り返りたい。

「オフだからこそ、しっかりリフレッシュして欲しいが、来年に入ってすぐに(1/14)大事な試合がある。始動日から100%で動けるように!とまでは言わないけど、60〜70%ぐらいで動けるように準備は怠らないようにして欲しい」と。

新年2週目である14日に、早々と今シーズン初戦となる社会人選手権1回戦を迎えるトップチーム。過去のこの大会において優勝したこともあるが、選手のコンディションを含めた「時期的なこと」もあり、どのチームにとっても戦い方が難しい大会でもある。だからこその「動ける準備を」というリクエストをしたが、そのリクエストが始動日のトレーニングに繋がっていた。

そして練習初日。
まず槙野監督から「目指す方向性と目標」の話を含めたミーティングが行われたが、その後のピッチ上では、選手が入れ替わりでびっくりするほど走る走る…

ミーティング時には「無意味に走り込みはしない」との発言があり、ちょっと安心していた選手もいたが、ランの途中で「話が違うよ〜」と悲鳴(笑)をあげる選手もいたが、確かに無駄に長く走ることもなく、意味のあるメリハリをつけたシャトルランでもあり、かなり考えられた各種練習メニューが用意され初日だった。ただシーズン初日としては異例とも言えるハードメニューでもあったが、これこそが「これくらい追いこんでやらないと、目指す高いレベルには到達しないんだよ」という槙野流の意思表示でもある。

どギツいランから始まった槙野体制の品川CCだが、それもこれも大事な初戦に向けての準備である。そしてトップチームでの槙野采配初戦は、1月14日(日)保土ヶ谷公園サッカー場で12:50から行われるYSCCセカンド戦。ぜひとも、多くの人に見てもらえればと思います!!

※当然ながら入場料は無料です!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?